RICE28のRT8が気になっているそこのアナタ!
RT8ってどんなボードなの?
RT8の乗り心地が知りたい
RT8はどんな人におススメのボード?
といった疑問に、試乗会でRICE28のRT6・RT7・RT8・RT9・TP8の5種類を乗り比べた私がお答えします。
RICE28のRT8はRTシリーズの中で中高速域にも対応できるハイブリットキャンバーボード。
RT8はシンプルなオールラウンドボードです。
速度を出しながらもハイブリットキャンバー構造を生かしてオールラウンドに楽しみたい人におススメのボードですよ。
普段カービングを主軸に滑っている私の感想を踏まえながらRT8についてまとめてみたので興味のある方は最後まで読んでみて下さいね。
・RICE28 RT8の試乗評価レビュー!
・RICE28 RT8のフレックスやカービング性能
・試乗したRICE28 RT8をカタログから深掘り
身長162cm 体重は53kg
普段使用しているボードは OGASAKA FC 154
ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm
バインはフラックスの XF Sサイズ
RICE28 RT8の試乗評価レビュー!
ホワイトピアたかすで開催されたモリスポ試乗会。RICE28RTシリーズは実際にどのくらい乗り心地が違うのだろうかを確かめるべく全機種を乗り比べ。1本目の試乗はRT9。次の試乗で手にしたのがRT8なのでした。
ホワイトピアたかすのモリスポ試乗会でRICE28のボードを試乗
ホワイトピアたかすで開催されたモリスポ試乗会。
RICE28RTシリーズは実際にどのくらい乗り心地が違うのだろうか…
そんな興味が湧いていたのでRICE28のRT6・RT7・RT8・RT9・TP8に試乗。
1本目はの試乗はRT9。
RICE28のテントに戻るとスタッフさんが声をかけてくれます。
「RT9はどうでした~?良かったでしょ~?」
RICE28のスタッフさんは話しやすくてしかもエネルギッシュ(笑)
RT9を返却しながら
「RTシリーズの違いが気になるからRT9~RT6まで全部乗りたいんですよねぇ」
と伝えると
「ガチやね~」と笑いながらスタッフさんが用意してくれたRT8。
2本目はRT8で決まり!
さっそくボードをチェックしていきます。
RICE28 RT8の特徴はハイブリットキャンバー形状
RICE28 RT8はツインチップ形状のハイブリットキャンバーボード。
RT9はキャンバー構造だったので滑りの違いがどう出るのか気になるところですね。
サイズはRT9と同じ154。
手に取ると程よい重さ。
まずはバインを取り付けます。
RT8はシンプルなホワイトカラーに「和」をイメージさせるデザインが施されています。
RICE28を「米」と描いてある所なんかは遊び心がありますね(笑)
RT8は全サイズが共通のグラフィック。
RT6やRT7はサイズごとにグラフィックが違うんだとか。
RT8のソールはナチュラルシンタード。
RT9はグラファイトだったので滑走性の違いがあるのかも気になりますねぇ。
ちなみに、リフト乗り場までスケーティングしただけだと滑走性の違いはあまり分からなかったのですが…
リフトに乗って感じたボードの重量感は重くもなく足は楽。
軽めのオールラウンドボードという印象。
このままリフトに乗って山頂を目指します。
RICE28 RT8のカービング性能を試乗して確かめる
リフトを降りたらRT8154の板チェックです。
つま先・かかとに力をかけながらトーションを確認。
簡単には捻じれなくて強さがありますね。
ノーズ・テールに体重をかけてみるとフレックスもしっかりしている。
ボード全体トーション・フレックスの印象はどちらかといえば硬め。
RT9の方が硬いけど、RT8も硬いボードですね。
私が普段使用しているOGASAKA FC154と同じくらい硬く感じました。
とはいえ、メタルボードのような硬さではないので中高速域に対応するボードだなって感じるくらいの硬さです。
この日のバーンは前日の積雪がうっすら残る程よく締まったバーン。
まずは緩斜面でターンをしてボードの感触を確かめます。
ノーズ・テールと体重をかけてみるとオールラウンドのラウンドノーズ形状なだけあってターンの入りは滑らか。
変なクセは無くて乗りやすいです。
滑ってみて分かったんですけど、ボードが軽い。
手に取った時の重量的な軽さではなくて、滑っている時の取り回しが軽く感じます。
緩斜面で滑りの感触を確かめたので、次は中斜面でカービングターンをしてみます。
スピードに乗せてカービングターン!
RT8はカービングは切れるけど、なんだかターン中にバタつく感じがある。
斜面に残っているボコボコした雪で振られる感じって言うんですかね…
ガンガン切り裂いていくカービングが気持ちいい…ってほどではない。
カービングの感想なんですけど、ガンガンスピードに乗せるならRT9だなって感じました。
ちなみに、ボードをしっかりと立てたカービングならWRX Mk-U149の方が安定感はありましたね。
ウエスト幅の太いMk-Uだからこその安定感。
Mk-Uはカービングボードですわ(笑)⇩
RT8はツインチップのオールラウンドボードなのでスイッチランや遊びの要素も確認。
カービング中級者でグラトリ初心者レベルの私が扱ってどう反応するのか。
ハイブリットキャンバーボードなのでボードのずらしはやりやすいですね。
スイッチランも違和感なく滑れます。
ボード自体が軽く感じるから取り回しはしやすいですね。
RT8はRT9と乗り味に違いを感じるボードでした。
カービングでガンガン攻めるというよりもオールラウンドに使えるボードですね。
RICE28のテントに戻って次のボードを選定です(笑)
試乗したRICE28 RT8をカタログから再評価してみた
オールラウンドに扱えるRT8。実際の試乗した印象とボードのスペックを照らし合わせながら再評価してみようと思います。
RICE28 RT8は4サイズ展開
RICE28 RT8は4サイズ展開。
RICE28 RT8が唯一、メンズサイズのみとなっています。
グラフィックも全サイズ共通。
RT8はRT9と同じサイズ展開で有効エッジ、接雪長、ボードの幅などの細かなスペックも同じ。
なのに滑った印象は全く別のボードなのが面白いところなんですよね。
RICE28 RT8のフレックス
※RICE28公式カタログから引用
カタログを見るとRT8のトーションは「6」
RT9はトーション「7」
RT8とRT9はコアもプレートも同じなのでフレックスバランスに大きな差があると言えますね。
RICE28 RT8はどんな人におススメ?
RT8は、パークや地形での遊び心と、フリーランでのスピード感を両立させたボードです。
このボードは、ジャンプやトリックを楽しむための安定感があり、ボード性能を最大限に活かせます。そして、スピードを出すフリーランでも、RT8は頼れる味方です。急斜面や高速カービングでの安定性は、一度体験すると手放せなくなるほどで
す。非圧雪のパウダーでも、その速さとしっかりしたフレックスが存分に活かされます。
RT8は、パークやフリーラン、パウダーランまで多岐にわたるシチュエーションで楽しめて、そのフレキシブルな使い勝手と、速度での感動を求めるなら外せない一本です。※RICE28公式カタログから引用
RT8はす高速域でのフリーランやバークや地形遊びを楽しみたい人におススメと言えますね。
【RICE28】RT8の試乗評価レビュー!高速域も頼れるオールラウンドボードを総括
【RICE28】RT8の試乗評価レビュー!高速域も頼れるオールラウンドボードのまとめ
✅RICE28 RT8は中高速域を楽しめるボード
✅ハイブリットキャンバー形状でパークや地形遊びにも対応
✅フレックスバランスは硬めで張りがある
✅RICE28 RT8は4サイズ展開
✅RICE28 RT8とRT9のは細かなスペックは同じ。違いはフレックスバランスとキャンバーの構造
✅RICE28 RT8は軽さもあってスピードを出してオールラウンドの使いたい人におススメのボード