RICE28のRT6が気になっているそこのアナタ!
RT6ってどんなボードなの?
RT6の乗り心地が知りたい
RT6はどんな人におススメのボード?
といった疑問に、試乗会でRICE28のRT6・RT7・RT8・RT9・TP8の5種類を乗り比べた私がお答えします。
RICE28のRT6はRTシリーズの中で低中速域にも対応できるハイブリットキャンバーボード。
RT6はグラトリオールラウンドボードです。
柔らかいフレックスで足元操作がしやすくハイブリットキャンバー構造を生かしてグラトリしつつもオールラウンドに楽しみたい人におススメのボードですよ。
普段カービングを主軸に滑っている私の感想を踏まえながらRT6についてまとめてみたので興味のある方は最後まで読んでみて下さいね。
・RICE28 RT6の試乗評価レビュー!
・RICE28 RT6のフレックスやカービング性能
・試乗したRICE28 RT6をカタログから深掘り
身長162cm 体重は53kg
普段使用しているボードは OGASAKA FC 154
ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm
バインはフラックスの XF Sサイズ
RICE28 RT6の試乗評価レビュー!
ホワイトピアたかすで開催されたモリスポ試乗会。RICE28RTシリーズは実際にどのくらい乗り心地が違うのだろうかを確かめるべく全機種を乗り比べ。1本目の試乗はRT9。続いてRT8、RT7と乗り比べて今回試乗するボードがRT6!
ホワイトピアたかすのモリスポ試乗会でRICE28のボードを試乗
ホワイトピアたかすで開催されたモリスポ試乗会。
RICE28RTシリーズは実際にどのくらい乗り心地が違うのだろうか…
そんな興味が湧いていたのでRICE28のRT6・RT7・RT8・RT9・TP8に試乗。
1本目はの試乗はRT9。
2本目にRT8、3本目にRT7と試乗して
次がグラトリオールラウンドボードRT6。
さっそくボードをチェックしていきます。
RICE28 RT6の特徴はハイブリットキャンバー
RICE28 RT6はツインチップ形状のハイブリットキャンバーボード。
グラトリオールラウンドということでRT6は短めの148をチョイス。
148なだけあって手に取ると軽さを感じます。
グラフィックはシンプルなデザイン。
RT9とRT8「和」をイメージさせるデザインが特徴的だったけど、
RT6は和の要素はないですね。
RT6はサイズごとにグラフィックが違うんだとか。
まずはバインを取り付けます。
バインはFLUXのXF。
Sサイズはドラグを気にするほどボードからはみ出ていませんね。
カービングしつつしなやかなボードの操作感を体感できたらな~と期待を膨らませてリフト乗り場に向かいます。
リフトに乗ったら感じたRT6の軽さ。
グラトリオールラウンドと言うだけあって軽くて操作性も良さそう。
RICE28 RT6の試乗で分かったカービング性能
リフトを降りたらRT6 148の板チェックです。
つま先・かかとに力をかけながらトーションを確認。
今までに経験した中では一番の柔らかさがあります。
ノーズ・テールに体重をかけてみるとフレックスしなやか。
ボード全体トーション・フレックスの印象は柔らかくて足元操作しやすそう。
柔らかいだけあってどのくらいのスピードに対応できるのか探りながらの試乗になりそうです。
この日のバーンは前日の積雪がうっすら残るバーン。
時間の経過とともに雪が緩んで荒れ気味になってきました。
まずは緩斜面でターンをしてボードの感触を確かめます。
ノーズ・テールと体重をかけてみるとオールラウンドのラウンドノーズ形状なだけあってターンの入りは滑らか。
変なクセは無くて乗りやすいです。
滑ってみて感じたんですけど、ボードが思った以上に軽い。
手に取った時の重量的な軽さではなくて、滑っている時の取り回しが軽く感じます。
緩斜面で滑りの感触を確かめたので、次はずらしたりさばいたりボードの操作性を確かめます。
斜面を滑りながらノーズ・テールと荷重を操作しながらずらしてみると…
ハイブリットキャンバーなだけあってずらしやすくてボードが取り回しやすい。
ノーズ・テールと入れ替えてのスイッチランも違和感なくスムーズです。
グラトリ初心者レベルの私でも足元操作でグラトリのようなボードさばきができるのか…
滑りながらで足元操作のトーションを使おうとするけど上手く力が入らない。
フラットバーンの柔らかい感触はどこへやら…
こればっかりは技術不足でした(笑)
柔らかいボードなら簡単に操作できるかと思いましたが、動き続ける不安定なボードの上でトーションを使うにはある程度の技術は必要ですね。
グラトリの練習の必要性を感じつつ、次はRT6のカービング性能を確かめてみます。
148と短いサイズでどのくらいキレるカービングができるのか。
ターンしながら徐々にスピードに乗せていくと…
RT6、思った以上にカービングが切れる。
普通に気持ちいいカービングがキレていくんだけど…
RT6、なんだこのボード?
というか、個人的には試乗したRTシリーズの中で一番乗りやすいかも。
148という長さの割にカービングの安定感がある。
緩んだ雪質の緩斜面をスピードに乗せてカービングしたのでそこまで速度は出ていないのかな…
RT6は予想以上にカービングしやすかったです。
いぐっちゃんがRT6をメインで乗っているという話をYouTubeで聞いたことがあったんですけど、RT6に試乗してその理由が何となく腑に落ちた気がします。
試乗したRICE28 RT6をカタログから再評価してみた
柔らかいフレックスでオールラウンドに扱えるRT6。実際の試乗した印象とボードのスペックを照らし合わせながら再評価してみようと思います。
RICE28 RT7は9サイズ展開
RICE28 RT6はメンズ5サイズ、レディース4サイズの計9サイズ展開。
2~3cm刻みでサイズがあり選択肢が多いのがありがたいですね。
RICE28 RT9とRT8はメンズが4サイズ展開なのでRT6はサイズ展開が異なります。
グラフィックもサイズによって9カラー。
RICE28 RT8のフレックス
※RICE28公式カタログから引用
カタログを見るとRT6のトーションは「3」
RT6のレディースモデルはトーション「2」
RT6は22-23モデルまでDIVERSEというモデルだった
RT6は23-24モデルから新しく加わったラインナップ。
22-23モデルまでDIVERSEというモデルでいぐっちゃんが一押ししていたボードなんです。
22-23モデルからRT6~RT9が揃い、モデルの位置付けも分かりやすくなっています。
RICE28 RT6はどんな人におススメ?
RICE28のRT6は、初級者から上級者まで幅広いライダーに愛されるオールラウンドなスノーボードです。このボードはしなやかさと遊び心が特徴で、RT8の特性をより柔らかく調整しました。その柔軟なフレックスは、初心者の方々にとっても扱いやすく、基本的なテクニックを身につけるのに最適です。また、上級者の方々にも、自在な操作感とレスポンスを提供し、様々なスキルを駆使してライディングを楽しむことができます。
さらに、RT6は遊び心も充実しています。トリックやジャンプ、プレイフルな滑りを楽しむことができるデザインです。その柔軟性と遊び心のバランスが、ライダーにより多くの楽しみをもたらします。
RT6は、初級者から上級者まで幅広いレベルのスノーボーダーにとって、滑りやすく、多彩なスタイルを楽しめる理想的なボードです。その柔軟性と遊び心を活かして、新たなスキルやエキサイティングなライディングを追求してみてください。※RICE28公式カタログから引用
RT6は低速域でのフリーランやグラトリバークや地形遊びを楽しみたい人におススメと言えますね。
\型落ちは安く手に入れるチャンス/
【RICE28】RT6の試乗評価レビュー!グラトリオールラウンドボードを総括
【RICE28】RT6の試乗評価レビュー!グラトリオールラウンドボードのまとめ
✅RICE28 RT6は低速域を楽しめるボードだが、一般ユーザーならある程度速度を出しても十分満足できるポテンシャルを秘めている
✅ハイブリットキャンバー形状でグラトリ、パークや地形遊びにも対応
✅フレックスバランスは柔らかめ。
✅RICE28 RT6はメンズ5サイズ、レディース4サイズの計9サイズ展開。
✅RT6は22-23モデルまでDIVERSEというモデルだった
✅RT6は低速域でのフリーランやグラトリバークや地形遊びを楽しみたい人におススメ