スノーボード PR

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ザブラックスノーボードオブデス)試乗評価レビュー!メガデスとの違いを探る

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH

CAPiTAのモデルで「一度は乗ってみて!」と言われるくらいに評判の良いボード。

SNSでも評判良さそうだし、どんなボードなのだろうか?

と気になったので試乗会で実際に使用感を感じてみました。

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATHに試乗した感想は…

カービングやフリーライディングやってるなら一度は乗ってみて!

そう思えるくらいに、圧倒的な安定性を誇りながらも軽快な操作性も兼ね備えた滑っていると笑えてしまうくらいのハイポテンシャルボードなんです。

実際に試乗した個人的な感想を踏まえてレビューするので興味のある方はぜひ最後までご覧ください!

私のスペックとマテリアル

身長162cm 体重53kg

愛用ボード OGASAKA FC 154

ブーツ RIDE RASSO PRO WIDE 25.0cm

バイン FLUX XF (S)

✅ 記事を書いた人

「こくだん」

・スノボ歴約20年のサンデーボーダー

・試乗会で「DEATH」に試乗

・DEATHの滑りに思わず笑ってしまった人

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)試乗評価レビュー!メガデスとの違いを探る

めいほうスキー場で開催された試乗会でTHE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)に試乗する機会がありました。DEATHは圧倒的な安定感と不整地を切り裂く走破性が魅力的なフリーライディングボードだったのです。

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)試乗した

めいほうスキー場で開催された試乗会。

この日13種類目に試乗したのがCAPiTAの

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ザブラックスノーボードオブデス)。

私が選んだサイズは156cm。

私は普段OGASAKAのFCと言うモデルの154cmのボードに乗っているので少し長めの印象。

そもそも、DEATHは156~169Wのサイズ展開で156cmが一番短いんですよね。

まずは、THE BLACK SNOWBOARD OF DEATHのボード全体を見てみます。

ハンマーヘッドボードではありませんが、四角く大きめのノーズが印象的。

ツヤ感のあるホワイトのシンプルなトップシートデザインです。

なんとも重厚感があるというか、どっしりとした面持ちのボードですねぇ。

CAPiTAのモデルで他に「SB POWDER TWIN156」にも試乗しているんですけど、同じ156cmとは思えないくらいDEATHは長く見えます。

ちなみに、「SB POWDER TWIN(スプリングブレイク パウダー ツイン)」は長さを感じさせない取り回しでこれまた面白みのあるボードでしたよ。

ソールも確認してみます。

ソール側から見ると、ノーズとテールは四角いと思えるほど角ばっておらず、テールは特に丸みを与える印象があります。

それにしても、DEATHらしいと言えるソールですねぇ。

ホワイトを基調としたDEATHのドクロマークが際立つデザイン。

同じCAPiTAでもULTRAFEARのデザインは路線が全然違ってまた面白い。

【25-26】CAPITA ULTRAFEARの試乗評価レビュー!DOAとの違いをどう感じたのか?キャピタのウルトラフィアーに試乗してみました。DOAと似てるなんて言われていたので違いを確認。似ているようでも違いがありました。カービングも良好でフレックスも似ている。そんなULTRAFEARをブログ記事にまとめました。...

もう少し細かく観察してみます。

DEATHはパウダーも対応しているのであろうビス穴の配置。

ビス穴は6穴。

セッティングの幅が広いんですね。

DEATH156はワイド設計ではありませんが、ウエスト幅は25.6cmもあります。

私が使用するバインディング、FLUXのXF Sサイズはしっかりとボードの中に収まっています。

後ろ足のバインディングは0度セッティングですが、つま先のはみ出しはそこまで気になりません。

ドラグの心配もなさそうだし、カービングには調子良さそう。

まずはリフトに揺られてゲレンデ上部を目指します。

DEATHは重すぎるって程ではないですが、それなりに重量感は感じます。

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)のトーションとフレックス

リフトを降りたらまずはDEATHのフレックスとトーションを確かめます。

フレックスもトーションも割と硬めな印象。

ボード全体の張りと言うか強さを感じます。

見た目通りでどっしり感があるボードですねぇ。

DEATHは簡単には撓らないし捻じれないです。

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)は驚きのグリップ力

DEATHに試乗した日のコンディションはあいにくの雨。

バーンは緩んでザクザクの春先のような雪になっています。

多くの人が滑った後は雪がえぐれて段差ができたりボコボコに荒れたコンディション。

滑りやすいとは言えないバーン状況の中でDEATHのターンを確かめてみます。

つま先、かかと、と体重を移動させるとターンの入りはクセもなく扱いやすさを感じます。

ターンの安定感もあって良い感触。

ここから少しずつ速度を上げてターンしてみます。

ヒールエッジに乗り込んで、切り返してトウサイドターンからヒールサイドターン!

カービングターンを続けていくとDEATH安定感が半端ないことに気付き始めるのでした。

「DEATHの安定感、凄すぎて全然ズレない…」

と、思わずつぶやいてしまっていました。

バーンはボコボコに荒れていたので安定感の無いボードは振られないようにボードを抑え込んで滑るようなコンディション。

他の試乗したボードで走破性もあって安定感のあるボードはありましたが、正直言ってDEATHは別格レベルの安定感があります。

ボード自体の重さも相まってどっしりとしたDEATHは、バーンのボコボコでも寄せ固まった雪でも何でもなぎ倒していくかのような走破性。

一気に角付けして「ガツン」と板を立てるとボード全体のエッジが雪面を噛んでグリップする安定感が心地良い。

DEATHはボードを立てやすい。

DEATHは重いけど操作性は軽快。

ボードが重くて取り回しがしずらいかと思いきや、小刻みでリズミカルなターンもできる。

ボードに働きかけると思った通りにボードが反応して弧を描いてくれる。

カービングが上手くなったと勘違いしてしまう安定感と操作性を兼ね備えたDEATHの滑りに満足しながら試乗を終える私でした。

DEATHはカービング好きな人には好まれやすいボードだと思えましたね。

▲目次へ戻る

試乗したTHE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)をカタログスペック表から再評価してみた

圧倒的な走破性を誇るDEATH。そんなDEATHをカタログから深掘りしてみたいと思います。気になるMEGA DEATHについてもカタログスペック表から比較をしてみました。違いはコアとソール。軽量化を図るために構造は大きな違いがあるのでした。

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)をカタログスペック表から再評価

※画像は公式サイトから引用しています。

ターゲットライダー

  • オールマウンテン / フリーライド
    • ジェビング(ジブ)、ジャンプ、グルーミング、パウダー、テレイン(地形の多様性)において、高いスキルレベルを必要とします。特にテレインの多様性とグルーミング、パウダーでの性能が高く評価されています。

シェイプ

  • ディレクショナル 0.8″ セットバック
    • セットバックが0.8インチ(約2cm)入っているため、テールが短くノーズが長くなり、パウダーでの浮力と高速での安定性が向上しています。
  • サイドカット: New Age Progressive Death Grip
    • 新しい時代のプログレッシブ・デスグリップというユニークなサイドカットを採用しており、優れたエッジホールドとターン性能を提供します。

フレックス

  • ディレクショナル 6.5
    • ノーズからテールにかけて硬さが異なるディレクショナルフレックスパターンで、全体のフレックスレートは6.5と硬めです。高速安定性やビッグドロップでの着地安定性に優れます。

ハイブリッドキャンバー

  • Alpine V1 Directional + Flat Kick
    • Alpine V1プロファイル: 足元からインサートにかけてはポジティブキャンバー(通常のキャンバー)があり、ノーズとテールはリバースキャンバー(ロッカー)になっています。これにより、エッジグリップと安定性を保ちつつ、パウダーでの浮力とスムーズなターンを実現します。
    • 特に、足元からインサートの間はフラットで、安定性とレスポンスを向上させています。

テック特徴 (構造)

  1. トップスシート (TOPSHEET): PLTテクノロジー、スクリーンプリント/マットプリント
    • 耐久性があり、デザインも施されたトップシート。
  2. コア (CORE): THERMOPOLYMER HOVER CORE™
    • 超軽量でありながら高い強度を持つハイブリッドコア。
  3. 添加材 (ADDITIVES): CARBON FLEECE POWER SHIELD™、Carbonflix™ アンプリファイア
    • パワーと反応性を高めるカーボンフリース素材と、振動吸収と反発力を高めるカーボンフレックスアンプリファイアが搭載されています。
  4. 添加材 (ADDITIVES): 4 x 25 mm CARBONFLAX™ アンプリファイア
    • さらなるパワーとレスポンス、耐久性を向上させるカーボンフラックスアンプリファイア。
  5. グラス / レジン (GLASS / RESIN): HOLYSHEET™ TRI/TRI、マジックビーンレジン
    • トライアキシャル(三軸)グラスファイバーと、バイオベースのマジックビーンレジンを使用し、軽量性と強度、環境への配慮を両立。
  6. ベース (BASE): HYPERDRIVE™ ADV XT、ダイカット
    • 超高速で耐久性に優れたシンタードベース。ダイカットデザインも特徴。
  7. ベーステック (BASE TECH): インレイアロイ、スキッドプレート
    • ベースに埋め込まれた合金とスキッドプレートで、耐久性と滑走性を向上。
  8. ムーンショット (MOONSHOT): オムニチューン
    • 工場で施される高品質なベースチューンアップで、箱出しの状態から最高の滑走性能を発揮します。
  9. DEATH GRIP サイドカット
    • 特徴的なサイドカット形状で、優れたエッジホールドとカービング性能を実現。

コアの素材構成

  • FSC®認定された、ヘキサフォース、カーボンフリース、パウロニア、ポプラの木材を組み合わせています。これにより、軽量性と強度、反発力のバランスがとれています。

メガデスとの違いも探ってみた

※画像は公式サイトから引用しています。

最上位モデルと言えるメガデス。

名前から上位だとは印象付けられるけど、どこが違うのか?

探ってみました。

最も大きな違いは、コアとグラスファイバー/レジン、そしてトップシートの素材にあります。

メガデスの構造を見ながら比較してみました。

コア (CORE)

  • THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH: 「THERMOPOLYMER HOVER CORE™
    • 超軽量でありながら高い強度を持つハイブリッドコア。
  • MEGA DEATH: 「THERMOPOLYMER STARSHIP CORE™
    • 「Starship Core」という、さらなる軽量化と反発力に特化したコアが採用されています。カタログの説明文には「Ultra-premium and ultra-featherweight」とあり、究極の軽量化を追求していることが伺えます。

グラス / レジン (GLASS / RESIN)

  • THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH: 「HOLYSHEET™ TRI/TRI」と「マジックビーンレジン」
    • 一般的なトリプルアクスル(三軸)グラスと、バイオベースのレジン。
  • MEGA DEATH: 「PURE MEGACARBON™」と「MARINE GRADE EPOXY RESIN
    • 「Pure Megacarbon™」は、より高性能なカーボン素材を意味し、ボードのレスポンスとパワーを向上させます。また、「Marine Grade Epoxy Resin」は、より高強度で耐久性のあるエポキシ樹脂を使用していることを示唆しています。これは、より高次元のパフォーマンスと耐久性を追求していることを表しています。

トップスシート (TOPSHEET)

  • THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH: 「PLTテクノロジー」と「スクリーンプリント/マットプリント」
  • MEGA DEATH: 「スクリーンプリント」と「メタリックアンダーレイ
    • デザイン面で、メタリックな下地が使われていることが特徴です。

添加材 (ADDITIVES)

  • THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH: 「CARBON FLEECE POWER SHIELD™」と「Carbonflix™ アンプリファイア (4 x 25 mm)」
  • MEGA DEATH: カタログに記載はありませんが、COREの「THERMOPOLYMER STARSHIP CORE™ wrapped in Pure Megacarbon™」と、BASEの「MEGADRIVE™ XT」という表現から、コア自体にカーボンや高性能素材が組み込まれ、それらの複合的な働きでさらなる軽量化と高反発性を実現していると考えられます。

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATHとMEGA DEATHの違い

  • THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH: 既に非常に高性能なオールマウンテン・フリーライドボードであり、高い安定性、パワー、コントロール性をバランス良く提供します。
  • MEGA DEATH: 「THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH」をベースに、究極の軽量化と、より高次元の反発力、レスポンス、耐久性を追求した、さらなるハイエンドモデルと言えます。「The Mothership」と呼ばれるCAPiTAの自社工場での技術の粋を集めたモデルであることが強調されています。

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)のサイズ

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ブラックスノーボードオブデス)とメガデスはサイズも同じで156~169Wまでの7サイズ展開。

▲目次へ戻る

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ザブラックスノーボードオブデス)試乗評価レビュー!メガデスとの違いを探るを総括

THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH(ザブラックスノーボードオブデス)試乗評価レビュー!メガデスとの違いを探るのまとめ

✅THE BLACK SNOWBOARD OF DEATHは高性能なオールマウンテン・フリーライドボード。

✅高い安定性、パワー、コントロール性のバランスが良く、走破性が心地よい。

✅MEGA DEATHは「THE BLACK SNOWBOARD OF DEATH」をベースに、究極の軽量化と、より高次元の反発力、レスポンス、耐久性を追求した、さらなるハイエンドモデル。

ABOUT ME
こくだん
日常の発見や体験は人それぞれ。 自分の体験したことや新たな発見、少ない滑走日数でも充実している趣味のスノーボード、お出かけや旅行のネタを中心にブログ記事を書いています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA