CROOJA(クロージャ)のスノーボードってどんな乗り心地なんだろう?
気になるなら乗ってみるしかない!
ということで、試乗会でCROOJA LOCUST(クロージャ ローカスト)に試乗してきました。
LOCUSTは、軽い・取り回しやすい・ターンもキレる。
グラトリ初心者レベルの私でも純粋に扱いやすいと感じるボードでした。
CROOJA LOCUSTの試乗レビューとCROOJA SNOWBOADSの各モデルについてもまとめてみたので興味のある方は最後までご覧ください。。
身長162cm 体重は53kg
普段使用しているボードは OGASAKA FC 154
ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm
バインはフラックスの XF Sサイズ
まずはCROOJAの各モデルを見てみよう
CROOJAは2022年からスタートしたスノーボードブランド。グラトリ界の王者である江端氏のブランドです。江端氏はYouTubeで自身の滑りやCROOJAのモデルを紹介しているので江端氏の発信する情報を参考にCROOJAの各モデルをまとめてみました。
CROOJA LOCUST(ローカスト)
・グラトリしやすい低めのキャンバー構造が特徴
・グラトリ初心者やキャンバーでグラトリしたい人におススメ
・グラトリ界の王者である江端氏がおススメするモデル
LOCUST(ローカスト)は低めのキャンバー構造が特徴のボード。
江端氏が乗っているモデルですね。
グラトリを始めたい初心者の人やキャンバーを乗ったことのないグラトラーに乗ってほしいと江端氏もおススメしていたモデル。
24-25モデルは昨年より少しフレックスが硬くなり安定性が向上。
キャンバー構造でもグラトリしやすいLOCUST(ローカスト)は私も実際に試乗したモデル。
とにかく軽くて、扱いやすいボードだなぁって印象。
詳しくは記事後半で試乗レビューを紹介しますね。
CROOJA MANTIS(マンティス)
・板を操作しやすい可変キャンバー形状
・台形の可変キャンバーで板のねじれが使いやすい
・飛び系・乗り系オールマイティーにこなせる一本
MANTIS(マンティス)は可変キャンバー。
24-25モデルはボードの真ん中が柔らかくしならせやすくなって乗り系がしやすくなっている。
グラトリと言えば可変キャンバー。
迷ったらコレと言えるボードがMANTIS(マンティス)。
可変キャンバーで扱いやすく、キャンバーも残っているので反発も得られる。
飛び系・乗り系オールマイティーにこなせる一本。
中級者・上級者向けのボード。
CROOJA BEETLE(ビートル)
・24-25からリリースされるニューモデル
・MANTIS(マンティス)と同じ可変キャンバー形状
・MANTIS(マンティス)よりも硬めのフレックスでラントリ向け
BEETLE(ビートル)は24-25からリリースされるニューモデル。
BEETLEは硬めの可変キャンバー。
MANTISをベースに作られたモデルで、MANTISは柔らかくて物足りないって人向けのモデル。
有効エッジが長い分ターンのキレが良いしエッジの抜けが良い。
速度を出してラントリしたい人や高反発なグラトリをやりたい人向け。
クロージャの中では一番硬いモデル。
とはいえ、硬すぎる訳ではなくボードのしなりはある。
CROOJA WORM(ワーム)
・メリハリの利いたダブルキャンバー形状
・わずかな重心移動で板が浮きグラトリしやすいモデル
・137cm~156cmまでの9サイズ展開
WORM(ワーム)はダブルキャンバー構造。
かなりメリハリの利いたダブルキャンバーなので、ちょっとした重心移動でも板が浮いてくれてグラトリの動きを感じやすいモデル。
YouTube動画でも分かるくらいに形状が強めのダブルキャンバーです。
24-25モデルは昨年よりもボードのセンターが硬くなり、安定性を上げて反発も感じられる。
137cm~156cmまでの9サイズ展開。
CROOJA HORNET(ホーネット)
・MANTISのレディース版で可変キャンバー構造
・飛び系・乗り系オールマイティーにこなせる一本
・ノーズとテールのフレックスバランスが柔らかく初心者から上級者まで使えるモデル
HORNET(ホーネット)はレディースモデル。
MANTISのレディース版で可変キャンバー構造。
MANTIS同様に飛び系・乗り系オールマイティーにこなせる一本。
ノーズとテールのフレックスバランスが柔らかめで初心者から上級者まで使えるボードになっています。
HORNETの特徴はのグラフィック。
「和」のテイストを含ませたグラフィックがオシャレ。
CROOJA LOCUSTの試乗レビュー
普段カービングしているグラトリ初心者がグラトリ向けボードに乗ったらどうなるのか?そんな興味でCROOJA LOCUSTに試乗することに。グラトリ向けと言いながらもターンもキレるし軽くて取り回しも良くてオールラウンドに遊べるボードだったんです。
ホワイトピアたかすでCROOJA LOCUSTに試乗
やってきたのは岐阜県奥美濃にあるホワイトピアたかす。
偶然にもCROOJAとSPREADの試乗会を開催していました。
CROOJAは以前から興味が合ったブランド。
私は普段カービングメインでグラトリは初心者レベルなんですけど、グラトリボードの使用感が知りたくて試乗することに。
グラトリ向けボードってどんな感触なんだろうか…?
SPREADの試乗レビュー記事はコチラ↓
CROOJA LOCUST154に試乗
私が選んだのは「LOCUST154」
私は普段OGASAKA FC154を使用しているので同じサイズで使用感を確認してみることにしました。
OGASAKA FC154はカービング向けボード。
グラトリ向けモデルのCROOJA LOCUST154は感触がどう違うのだろうか?
まず、手に取って感じたのはLOCUSTの軽さ。
持った瞬間に「軽っ」って声が出るくらいの軽量ボード。
グラトリの取り回しやスイングは軽いからこそやりやすいのですなぁ。
ソールはこんな感じでシンプルなデザイン。
バインを取り付けたらリフトでゲレンデ上部を目指します。
リフトに乗ってもボードの軽さはよくわかる(笑)
CROOJA LOCUST154の滑りを確認
リフトを降りたらまずはフレックスとトーションをチェック。
CROOJA LOCUST154のフレックスとトーションは予想したほど柔らかくない。
グラトリボードはグニャグニャに柔らかいのかと思ったら、程よく粘る張りがある。
CROOJA LOCUST154の感触を確認したら次は緩斜面でターンしてみます。
ターンの操作性は良好で変なクセも無くて扱いやすい。
つま先・かかとと交互に体重をかけると素直に反応してターンできます。
ボードの取り回しも確認。
ボードをずらしたりスライドさせると変な引っ掛かりもなくて動かしやすい。
ボードが軽くて取り回しがしやすいですね。
スイングウェイトが軽いなぁという印象。
グラトリ初心者レベルなので技的なものはできないですが、扱いやすくてこれからグラトリの練習をするには使いやすいボードだと思えました。
少しスピードを出してカービングターンもしてみます。
グラトリボードってカービングはあまり勧められてないとか聞くけどどうなのだろう?
徐々にスピードをつけてターンしてみると…
思った以上にキレるしターン気持ちいい!
シャバ雪でエッジが程よく噛むというコンディションもあったとは思いますが、ターンのキレもありました。
アイスバーンとかハードなバーンだとエッジが噛まずに抜けたりしたのかも。
CROOJA LOCUSTは操作性も良くて扱いやすいボードでした。
これからグラトリに挑戦したいって人にも扱いやすいボードですね。
私は154をチョイスしてターンなどの感触を中心に確かめたのですが、グラトリやるなら148くらいが良かったのかと思います。
CROOJA LOCUSTのスペックを確認
サイズ | 有効エッジ | 接雪長 | ノーズ・テール幅 | ウエスト幅 | サイドカーブ | スタンス幅 |
---|---|---|---|---|---|---|
148 | 114 | 112 | 283 | 244 | 7.75 | 48-56 |
150 | 116 | 112 | 285 | 246 | 8.1 | 49-57 |
152 | 118 | 116 | 286 | 247 | 8.35 | 50-58 |
154 | 120 | 116 | 288 | 248 | 8.45 | 52-60 |
156 | 122 | 118 | 290 | 250 | 8.75 | 53-61 |
CROOJA LOCUSTは5サイズ展開。
24-25モデルから156のサイズが新たに追加されています。
グラトリボードなだけあって、サイドカーブは緩めとなっています。
【CROOJA】LOCUSTに試乗!スノーボード初心者にもおススメモデルがあるのか調べてみたを総括
【CROOJA】LOCUSTに試乗!スノーボード初心者にもおススメモデルがあるのか調べてみたのまとめ
✅CROOJAはグラトリ向けのボードを5モデル展開している。
✅グラトリ初心者向けのモデルもあり、LOCUST(ローカスト)はグラトリをこれから始める人にもおススメ。
✅CROOJAは24-25モデルから156のサイズを増設
✅LOCUST(ローカスト)は軽くて取り回しも良好で扱いやすいボード。