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【RICE28 RT7 比較評価レビュー】試乗して感じた旧型との違い・サイズ選びまで解説

RICE28RT7のボード全体の画像
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RICE28のRT7が気になっているそこのアナタ!

「新型になったって聞くけど、何が変わったの?」

「昔のRT7とはどう違うの?」

「結局どっちのRT7がいいの?」

といった疑問に、旧型(154cm)と新型(147cm)の両方を乗り比べたサンデーボーダーの私、「こくだん」がお答えします。

旧型RT7シンプルなラントリ低中速域で真価を発揮したのに対し、新型RT7は「2種類のサイドカーブ」という革新的な技術を引っ提げ、ターン性能とオールラウンド性を追求した別物に進化しました。

この記事では、試乗サイズの違いからくる感覚の差も正直に踏まえながら、新型と旧型の違いを徹底比較し、実際に乗ってみて感じたことを本音でレビューしています。

興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!

\新たなオールラウンド性能/

私のスペックとマテリアル

身長162cm 体重53kg

愛用ボード OGASAKA FC 154

ブーツ RIDE RASSO PRO WIDE 25.0cm(新型試乗時)/ ナイトロ クラウン 24.5cm(旧型試乗時)

バイン FLUX XF (S)

記事を書いた人

「こくだん」

・スノボ歴約20年の節約家スノーボーダー

・試乗会でに新型RT7に試乗

・新型RT7を体感した人

1. 結論:新型RT7と旧型RT7はこんな人におすすめ!

まず結論から!滑りの好みでどちらのRT7を選ぶべきか、乗り味の違いで分けてみました。

モデルどんなボード?おすすめな人
新型 RT7 (最新モデル)革新のオールラウンド。2種のサイドカーブで高速から低速、あらゆる雪質・スタイルに対応。ターン性能も遊びも妥協したくない人。カービングからグラトリ、パウダーまで1本で楽しみたい中級者以上。
旧型 RT7 (~24-25モデル)シンプルなラントリオールラウンド。クセがなく、誰でも乗りやすい王道のバランス。低中速域の取り回しやすさと、シンプルな乗り味を求める初〜中級者。

新型は、「ただ柔らかいだけのボード」という従来のイメージを完全に覆す、高次元の安定感を手に入れています。

新型RT7 (147cm) 試乗評価レビュー

RICE28のRT7のボード全体の写真

「いぐっちゃん」の動画を見て、気になっていたモデルチェンジしたばかりの新型RT7(25-26モデル)。ホワイトピアたかすの試乗会で、運よく適正サイズを手に取ることができました。ボードを手に取り、バインを装着し、山頂へ向かう一連の体験を追ってみましょう。

やってきたのは、ホワイトピアたかすで開催された試乗会!

今回のお目当ては、YouTubeで「いぐっちゃん」の動画を見て、ずっと気になっていたモデルチェンジしたばかりの新型RT7です。

カタログスペックだけでは分からない、そのリアルな使用感を詳しく解説してくれる動画を見たら、もう試乗するしかないですよね!

今回の試乗で私が特に注目したポイントは、ズバリ以下の通りです。

新型RT7の進化ポイント

どんな雪質にも対応する2種類のノーズ

クイックターンノーズ: 硬い雪やスピードを出す時に最適。サイドカットがきつく、ターンへの鋭い切り込みが可能。

マイルドターンノーズ: 柔らかい雪やパウダーで活躍。サイドカットが緩やかなので、スムーズで安定したターンが楽しめる。

しなやかさと反発力を両立】

非常に柔らかく操作しやすいボードですが、センター部分の反発力が強いため、安定したターンと力強い滑走を両立。

安定感抜群のフルキャンバー形状】

ノーズからテールまで雪面をしっかり捉えるフルキャンバー形状を採用。高速滑走時や荒れた雪面でも抜群の安定性を発揮。

ねじれに強く、オールラウンドな性能】

柔らかいフレックスながらも、ねじれに粘りがあるため、パークアイテムや地形での滑りも安定。パウダーでも浮力が高く、まさにオールマイティな一本。

驚くほど滑る!ナチュラルシンタードソール】

滑走性が高いナチュラルシンタードソールを使用。ワックスをしっかりかければ、その滑りの良さをきっと実感できる。

自由自在なスタンス調整】

インサートホールが6穴に増設され、ライダーの好みに合わせてスタンスを細かく調整可能。

個人的には、ターンがしやすく、異なる雪質にも対応できるよう、2種類のサイドカーブが採用されている点に一番興味が湧きました。

2種類のサイドカーブは他にもあった!?

RIDE ZEROの試乗レビュー記事をご覧ください

ライドZEROのノーズ側からのボード全体の写真
【25-26】RIDE ZERO試乗評価レビュー!ボードが非対称だと滑りはどう変わる? RIDE SNOWBOARDの「ZERO」はツインチップ形状のオールラウンドボード。 一般的なオールラウンドボードなのかと思いき...

ボードを手に取り、山頂へ:147cmを選んだ理由

RT7のスペック表記画像

オールラウンドモデルで、グラトリや地形遊びにも向いているとのことだったので、取り回しやすさを考えて147cmをチョイスしました。

旧モデルから変更になった点ひとつずつ見てみましょう。

まずインサートホールが6穴に増えたところ。

これでスタンスの調整がもっと自由になります。

新型RT7のインサートホールの写真

アウトラインも大きく変更されています。特にノーズは、旧モデルの丸いラウンド形状から、少し角ばった形状に変わりました。

新型RT7のノーズ画像

ちなみに、旧モデルのRT7はシンプルなラウンドノーズのアウトラインでした。

旧型モデルのRT7ボード全体の写真

こう見ると、全く形が違いますよね。

まさにフルモデルチェンジです!

旧モデルRT7のレビュー記事が気になる方はこちらをチェック!

【RICE28】旧モデルRT7の試乗レポート RICE28のRT7が気になっているそこのアナタ! RT7ってどんなボードなの? RT7の乗り心地が知りたい RT...

今回の試乗で一番気になっていたのが、動画でも解説されていたサイドカーブの違いです。

ノーズ側とテール側で、ターンにどんな変化が出るのか、その感触を確かめるのが本当に楽しみ。

ちなみに、ソール側から見てもサイドカーブの違いはそこまで分かりません。

これは、ライディングしないとか分からないような、繊細な違いなのかもしれませんね。

RICE28新型RT7のソール側からの写真

ソールは、見るからに滑りが良さそうなナチュラルシンタード。

実際にゲレンデでどんな滑りを見せてくれるのか、ワクワクが止まりません!

ボードを確認したらバインを装着していよいよ試乗開始です。

新型RT7は軽くてスムーズな乗り心地

RT7を履いた足元の写真

ワンフットスケーティングをしてみると、ボードはとにかく軽い!

早くも操作性の良さが伝わってきました。

軽量グラトリボードのような驚きの軽さ、とまではいきませんが、

リフト乗車中もボードの重さは気になりません。(もちろん、旧型で試乗した154cmよりも短いため、体感的な軽さは増しています。)

次に、リフトを降りて板をチェック。

トーションもフレックスも程よく柔らかく、ボード全体がしなやかな印象です。

緩斜面から中斜面へ:ターンの感触

まずは緩斜面でターンの感触をチェック。

実際にターンをしてみると、「変なクセが全くない!」というのが最初の感想です。

ターンの入りもすごくマイルドでスムーズなので、誰が乗ってもすぐに馴染みそう(笑)。

ホワイトピアたかすの試乗会の晴天の景色

私が試乗したのは、晴天の午後で緩んでシャバシャバ、ボコボコのコンディション。

中斜面でスピードを乗せてもボードがバタつくことなく安心して滑っていけるのは嬉しいポイントでした。

核心に迫る:カービングとスイッチ

驚いたのが、ウエスト幅が25.1cmもあるからか、カービングでは予想以上にボードを立てていけるんです。

短めサイズなのにキレのあるターンも楽しめました!

147cmというショートサイズを選んでいるにもかかわらず、カービングでこれだけの安定感が出せたのは、ワイドウエスト(25.1cm)という新型の設計が優秀だからに他なりません。

154cmを試乗した旧型RT7と147cmの新型RT7の安定感が変わらないと思えてしまう。

サイズダウンのデメリットを設計で打ち消していることに感心しました。

ただ、ボード自体が軽いので、カービングボードのような「どっしりとした安定感」を求めるのは少し違うかもしれません。

そこは乗り手がしっかりボードを抑えることでカバーする感じですね。

続いては、いよいよスイッチターンに挑戦!

ボードが軽くて取り回しがしやすいので、レギュラーからスイッチへのポジションチェンジもスムーズ

フルキャンバーはエッジが引っかかりやすいイメージでしたが、RT7はそれがほとんど気になりません。

「これって可変キャンバーって言われても納得しちゃうかも?」と思ってしまうくらい、とっても操作しやすいんです。

この軽さと操作性なら、スイッチでの滑りもすぐに上達できそうです!

RT7はツイン形状なので、スイッチで滑っても違和感は全くありませんでした。

レギュラーと同じ感覚で、気持ちよく滑っていけます。

試しに少しスピードを乗せてスイッチカービングに挑戦してみたんですが、

レギュラーの時と同じように、安定して気持ちよくターンを刻むことができました。

これなら、スイッチでの滑りも存分に楽しめますね!

サイドカーブの違いは実際どうだったのか?

レギュラーでもスイッチでもターンは気持ちよくできたけど、ここで一つの疑問が…。

動画で予習していたサイドカーブの違い

ターンにどう影響するのか気になっていたんですが、私のレベルでは試乗だけでは明確な違いを感じ取ることはできませんでした(-_-;)

レギュラーとスイッチスタンスでターンの感触が劇的に違うと予想していたのですが…

動画で説明されていたクイックターンマイルドターン、これはじっくりと乗り込んでみないと分からない奥深さですね。

とは言え、扱いやすいフレックスで短いサイズでもカービングが楽しめて、どんなスタイルでも遊べる新型RT7は、まさに乗り手を楽しませてくれるオールラウンドモデルと言えます!

旧型RT7と新型RT7の徹底比較!変わった点はここ

旧型RT7も試乗し、その「低中速でオールラウンドに楽しみたい人におススメ」の乗り味を体感しました。そのときの記憶と、新型の試乗体験を、試乗サイズの差も考慮して比べてみます。

アウトラインとコンセプトの劇的な変化

比較項目旧型 RT7 (154cm試乗)新型 RT7 (147cm試乗)
コンセプト低中速域にも対応できるシンプルなラントリオールラウンド。ターン性能を追求した革新的なオールラウンド。
アウトライン丸いラウンドノーズ形状少し角ばった形状に一新。全く形が違うフルモデルチェンジ
サイドカーブシンプルなシングルサイドカーブ2種類のサイドカーブを採用(クイック/マイルド)
カービング感154cmというサイズでも「そこそこキレる」程度。ガンガン切り裂くほどではない。147cmというショートサイズながら、ワイドウエストで驚くほど立てていける安定感。

今回は操作性を重視して新型RT7147cmに試乗しましたが、154cmをチョイスしていたら攻めたカービングを楽しめていたのではないかと推測しています。

旧型RT7の乗り味を再評価する

旧型RT7(154cm)で感じたのは、トーションとフレックスはRT8よりは柔らかく、「柔らかい中にも張りがある」という印象でした。

もちろん、154cmという長さのおかげで安定感はありましたが、新型の147cmが示すワイドウエスト設計は、単に長さに頼らない安定性という点で大きな進化です。

旧型は、軽くて取り回しが良く「変なクセがなく乗りやすい」という長所はありましたが、新型はそこにワイドウエスト2種のサイドカーブを加えることで、ターン時の安定性とグリップ力を劇的に向上させています。

低中速でのシンプルなラントリを楽しみたいなら旧型もアリですが、最新の技術と進化を求めるなら新型に軍配が上がりますね。

\新たなオールラウンド性能/

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カタログスペック深掘り:進化した新型RT7の秘密

RICE28のRT7のボード全体の写真

ICE28の新型RT7に試乗してきましたが、今回はその乗り心地の良さを、手元にあるカタログスペックからさらに深掘りしてみたいと思います。カタログに載っている数字には、開発者のこだわりや、進化した性能の秘密が隠されています。特に私が試乗した147cmモデルに焦点を当てて、その魅力を徹底解説します。

RT7の構造とフレックスをスペック表から確認

※画像は公式サイトから引用しています。

まずはこちらのカタログをご覧ください。

私が試乗したのは147cmのモデル。

「TOTAL FLEX」45%と全体的に柔らかく設計されていることが分かります。

これが、試乗時に感じた「軽くて取り回しやすい」という印象の裏付けですね。

RT7のウエスト幅がもたらした安定感

※画像は公式サイトから引用しています。

もう一つ注目すべきなのが「ウエスト幅」です。

147cmモデルのウエスト幅は25.1cmもあります。

これって、一般的なグラトリボードよりもかなり広めなんです。

ここで、旧型RICE28の「RT7」のカタログを見てみましょう。

※画像は公式サイトから引用しています。

旧型RTの148cmモデルのウエスト幅は24.4cm

一番長いサイズの157cmでも25.0cmなんです。

新型RT7の147cmのウエスト幅の方が、旧型RT7の157cmよりも太いんです!

カタログの数値で比較すると新型のウエスト幅の広さが際立ちます。

この広さが、短めのボードとは思えないほどのターン安定感を生み出しているのだと分かります。

また、深いカービングをしてもボードが雪面にしっかり食いつき、高速滑走時のバタつきを抑えてくれるのは、この幅のおかげでしょう。

「軽くて操作性が良いのに、ターンが安定する」というRT7の不思議な感覚は、この絶妙なウエスト幅に秘密があったんですね。

サイドカーブの違いを再確認

※画像は公式サイトから引用しています。

RT7の最も革新的なポイントが「2つのサイドカーブ」です。

カタログのコンセプトにも記載されていますが、これはライダーがスタンスによってターンの特性を使い分けられるようにするためのものです。

  • Quick(クイック)ノーズ: サイドカットがきつく、素早いターンへのきっかけを作ります。
  • Mild(マイルド)ノーズ: サイドカットが緩く、滑らかなターンが可能です。

試乗では違いを明確に感じられませんでしたが、カタログを見ればその効果は明確。

例えば、硬いバーンでキレのあるターンをしたい時はクイックノーズを前に。

パウダーや柔らかい雪でゆったりとクルージングを楽しみたい時はマイルドノーズを前にすることで、1枚のボードで2つの乗り味を楽しめるんです。

私はまだまだ中級者。クイックとマイルドとセッティングを変えながら時間をかけて乗り込んで違いを感じられるかどうかというレベルなんですよね(-_-;)

RT7を試乗することで限られた時間の中でも違いを感じられるくらいに滑りのレベルを上げたいと思える良い機会になりました(笑)

まとめ:RICE28 RT7のベストサイズの選び方

※画像は公式サイトから引用しています。

最後に、カタログに載っているサイズ展開を見て、自分にぴったりのサイズをどう選ぶかを考えてみましょう。

RT7は、139cmから157cmまで幅広いサイズがラインナップされています。

レディースモデル(139cm、142cm)も用意されているので、男性だけでなく女性ライダーにもぴったりのサイズが見つかりますね。

個人的には、グラトリや地形遊びなど、取り回しやすさを重視するなら、少し短めのサイズを選ぶのが良いのではと思います。

ちなみに、私の身長は162cm、体重53kg、ブーツサイズは25.0cmと小柄な体型です。

普段はOGASAKAのFC154を愛用していますが、そんな私が今回試乗した147cm(ウエスト幅25.1cm)は、取り回しの良さとカービングの安定感の両方に満足できました。

カービングを楽しむなら通常は長めのサイズを選びたくなりますが、新型RT7の場合、サイズを長くしてもウエスト幅が劇的に太くなるわけではありません。

  • 151cm:ウエスト幅25.2cm
  • 154cm:ウエスト幅25.3cm
  • 157cm:ウエスト幅25.5cm

サイズアップで得られる安定感は、ウエスト幅というよりは有効エッジの長さに依存するのかもしれません。

その分、取り回しは少し犠牲になるでしょう。

カービング一択ならロングサイズも良いですが、ラントリの操作性も残したいとなると、サイズ選びは難しいところです。

特に、ウエスト幅が1mm刻みの147cm、151cm、154cmは、本当に悩ましいですね。

新型RT7はウエスト幅がワイドなので、私なら普段より短めのサイズを選んで、取り回しの良さを最大限に活かしたいと思いました。

もしあなたがラントリの操作性もカービングの安定性も両方残したいなら、普段より少し短めのサイズを選んで、新型RT7のワイドウエストを活かすのがこのモデルを存分に楽しむための答えと言えるでしょう!

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こくだん
お金をかけなくても最高の満足は手に入る! 【最高の満足と賢い節約】 時間・労力・世間体というムダなコストを徹底排除。 最高の満足感だけを追求する「節約家スノーボーダーこくだん」のブログです。 祖母から受け継ぐ知恵と人生の教訓と独自の哲学で、スノボ・お出かけ・グルメ・日々の生活を「賢い選択」で満たす「費用対効果MAX」な実践記録を発信しています。

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