OGASAKA ORCAは極太ウエスト幅が特徴のラウンドボード。
24-25モデルからニューシェイプになってサイズも157が加わりました。
そんなORCA157にめいほうスキー試乗会でめぐり合えたので実際に試乗した様子をレビューします。
・OGASAKA ORCAのボードをチェック
・実際にOGASAKA ORCAを試乗した感想
・OGASAKA ORCAのスペックを確認
身長162cm 体重は53kg
普段使用しているボードは OGASAKA FC 154
ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm
バインはフラックスの XF Sサイズ
OGASAKA ORCA157の試乗会評価レビュー
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・めいほうスキー場の試乗会でOGASAKA ORCA157を体感
・OGASAKA ORCAの形状はCTと同じラウンド形状
・OGASAKA ORCAでカービング
めいほうスキー場の試乗会でOGASAKA ORCA157を体感
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めいほうスキーで開催された試乗会。
OGASAKAのテント前には全ての種類、サイズのボードが並べられています。
気になるボードがたくさんあってテンション上がりますね~。
その中で私が気になっていたOGASAKA ORCA157をチョイス。
ORCA157は24-25モデルから新たに追加されたサイズで、従来のORCAではサイズが大きすぎると思っていた人への新たな選択肢となるモデル。
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デザインはシンプルなホワイトカラー。
ボードの中央にうっすらとイルカっぽいでロゴが施されています。
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ちなみに、トップシートはポリアミド素材が使用されており光沢はなくザラザラしています。
24-25モデルのスプラウトもトップシートにポリアミド素材を使用しているので同じですね。スプラウトに試乗した様子はコチラの記事↓
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ちなみに、ポリアミド素材のトップシートは表面がめちゃくちゃ滑ります。
スケーティングで後ろ足を安易にボードに乗せると転びそうになるので要注意。
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ORCAにバインと取り付けてみます。
ワイドなウエスト幅が特徴のORCAだけあってバインがボードの中に納まっています。
こりゃドラグの心配なさそう(笑)
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ソールはシンプルにブラックとOGASAKAらしいです。
このソール、リフト乗り場までスケーティングしてみるとスイスイ進む。
はやりOGASAKAはソールの走りは良いですね。OGASAKAの板って本当に止まらないってくらいに走るんです(笑)
ただ、ORCAはワイドなウエスト幅なのでスケーティングのトウ・ヒールの操作は少しと遠さを感じました。
ブーツサイズ24.5cmの私には極太ウエスト幅は慣れない感触でした。
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実際の滑りは心地はどうなのか興味を抱きながらリフトでゲレンデ上部を目指します!
OGASAKA ORCAの形状はCTと同じラウンド形状
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リフトから降りたら左右のバインを締めてフラットバーンでORCAの板チェック。
ORCAの形状はCTシリーズと同じラウンド形状です。
CTシリーズにはワイドなウエスト幅のCTWもあるし、反発の良いCT-IZやフレックス硬めのCT-Sもあります。
CTはオールラウンドに扱いやすい万人受けするボードで迷ったらCTと言われる理由が分かります。気になる方はコチラの記事がおススメ↓
![](https://kokudanblog.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-17095323706638081358120077168346-320x180.jpg)
CT-IZはCTよりも反発が高めのボードでCTとの金額差は2,000円。その違いはどこにあるのか深ぼってみた記事はコチラ↓
![](https://kokudanblog.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-17103341025238894865768290535484-320x180.jpg)
そんなバリエーション豊かなOGASAKAのラインナップの中で、同じラウンド形状のORCAの立ち位置はどこになるのだろうか?
そんな疑問を感じながらCTシリーズとの違いを探すべくORCAの感触を確かめてみます。
ノーズ・テールに体重をかけてフレックスを確認するとそれなりに張りがある。
左右の足を捻じってみるとトーションも効いている。
ORCAのフレックスレベルは4と表記されています。
OGASAKAのラウンドボードで比較すると
フレックスレベル3.5のCT-IZとフレックスレベル4.5のCT-Sの中間がORCA。
フレックスレベル3.5 CT-IZ
フレックスレベル4.0 ORCA
フレックスレベル4.5 CT-S
個人的にはフレックスレベル4.5のCT-Sとの違いを感じられませんでした。
というより、個人的な感覚ですがORCA157の方がCT-S154よりも硬く感じるくらいでした。
私が試乗したCT-Sは154でサイズも短かったからかなと思いますが…。
難しいイメージのCT-Sに中級者レベルの私がチャレンジ試乗したレビュー記事はコチラ↓
![](https://kokudanblog.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-17097832146315748737248738658484-320x180.jpg)
ORCA157の板チェックで感じたのがコアの強度。
フレックスレベルは4の表記だけど、ボード自体が重くて厚みがあっててしならせにくいような感覚。
ORCA157はどっしりとしていてCT-S154よりも重量感がありましたね。
滑りだす前から、操作性が重そうだなぁと感じてしまう私。
滑りの感覚はどうなのか、いよいよ試乗開始です。
OGASAKA ORCAでカービング
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試乗会で訪れためいほうスキー場は3月にも関わらず寒気のお陰で新雪が締まったバーンコンディション。
普段なら3月となるとシャバ雪なのにマイナスの気温が良い影響。
カービングするには気持ちいいコンディションです。
滑り出してみると…
ワイドなウエスト幅ではあるけどワイドボード特有モッサリ感というか、トウ・ヒールの遠さはそこまで気にならない。
ワイドボードなだけあってボードを立ててもドラグを気にせずにカービングはできる。
ボード自体に重さもあるからバーンが荒れていても暴れることなく気にせずにカービングを切っていけます。
でも、気になるのが安定しすぎるほどのボードの重厚感。
ターンを軽快にコントロールしようと思っても素直に反応してくれない。
フロントサイドターンからヒールサイドターンと切り返しでラグが生まれる感じ。
ボードに乗って操っている感覚は乏しくて、ボードに乗せられているという感覚。
滑り始めは良かったのに滑りこんでいくと違和感が強くなっていく…
切り返そうと思ってもワンテンポ遅れる感じ。
「何で反応しないんだ?」
ゲレンデは日曜日とあって人も多くて避けながら滑らないといけないので思った通りの操作感が得られないのはストレス。
個人的にはCT-S154の方が操作しやすいと思えてしまう。
気持ちよくカービングとまではいかず、不完全燃焼で試乗終了。
セッティングが合わなかったのかなぁと思いながらバインを外してみると…
バインの裏側に付着した雪が凍って固まっている~(´;ω;`)
ドライバーで砕くようにして取らないと取り除けないくらいの氷になっています。
バインディングを取り付ける時に締まりにくいと違和感を感じたのは氷のせいだったのかぁ。
バインディングがボードに正しく固定できていなかったから気持ちよく滑れなかったのね。
ORCA157の操作性が鈍かったと感じたことに納得。
バイン取り付けの際に雪面に置いたバインディングの裏に雪が付いて氷点下の気温が影響して凍ってしまうなんて気付かなかったなぁ…
氷点下環境での試乗会は初体験だったので今後の試乗会の良い学びになりました(笑)
もう一度ORCAに試乗してみようかと思いながらも、リフト一本分で返却のルール。
また機会があったらORCAに乗ってみたいと思うのでした。
OGASAKA ORCA157に試乗してカタログのスペックから再評価してみた
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・ORCAの芯材はCT-Sと同じASP2CORE
・ORCAのスペック表を見てみよう
・ORCAは体格の大きな人向けモデルなのか?
・OGASAKA ORCAの試乗評価レビュー!また乗ってみたいボードと思えた理由とは…を総括
ORCAの芯材はCT-Sと同じASP2 CORE
![](https://kokudanblog.com/wp-content/uploads/2024/06/image-1.jpg)
※OGASAKAの公式サイトから写真を引用しています。
ORCAの芯材はCT-Sと同じASP2CORE。
ボードの芯材はORCAもCT-Sも同じなのに滑った印象に違いあったのは不思議。
ボードのサイズなどのスペックも深掘ってみましょう。
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サイズは4種類!ORCAのスペック表を見てみよう
![](https://kokudanblog.com/wp-content/uploads/2024/06/image-1.png)
※OGASAKAの公式サイトから写真を引用しています。
ORCAのサイズ展開は4種類。157~166と大きめのサイズになっています。
私が試乗したORCA157のウエスト幅は268mm。
166サイズになるとウエスト幅は278mmもあるんですからかなりの太さです。
私は足の実寸が24.0cm、ブーツサイズが24.5cmなので157のサイズでも十分すぎるウエスト幅。
ちなみに、CTW156のウエスト幅は258mmなのでORCAのウエスト幅がいかに太いのかが分かりますね。
ORCA157のウエスト幅 268mm
CTW156のウエスト幅 258mm
CT-S158のウエスト幅 252mm
CTシリーズと比較してワイドなボード設計のORCAは足のサイズが大きくてもドラグしないでスノーボードを楽しみたいって人向けモデルであることが推測されます。
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ORCAは体格の大きな人向けモデルなのか?
ORCAといえば、ライダーの臼井裕二さんのモデルですよね。
ということで、臼井裕二さんの体格を調べてみました。
臼井裕二さんの身長は174cm、ブーツサイズ26.5cm。
体重は探せなかったので一般的な身長と体重の関係を調べてみると、身長174cmの男性の平均体重は70Kg~73Kg。
やはり臼井裕二さんは私と比較して確実に体格が良いです。
私は身長162cm、ブーツサイズ24.5cm、体重53Kgで脚力弱め。
乗り手の体格が違いすぎますね…
ORCAのフレックスに強さをとボードの重さを感じた理由は、体格が大きな人でも許容できるようにボード自体を強くしているからなのではないかと考えました。
スキルがあれば体格に関係なくORCAを乗りこなせるのでしょうが私のスキルでは難しいのでしょう…
スノーボードは道具を使用するスポーツ。だからこそ好みがあってボードの合う、合わないは必ずあると思います。
今回の話は私個人の感想の要素が強いので、そんな考え方もあるのねって程度で捉えてもらえるとありがたいです。
ちなみに、私個人的な感覚になりますが、OGASAKA TF152に試乗したら思いのほか調子が良かったです。体格の良い人が使用すると私と同じようには感じられないかも(笑)
OGASAKA ORCAの試乗評価レビュー!また乗ってみたいボードと思えた理由とは…を総括
【OGASAKA】ORCAの試乗評価レビュー!また乗ってみたいボードと思えた理由とは…のまとめ
✅OGASAKA ORCAは極太ウエスト幅が特徴のラウンドボード。
✅24-25モデルからニューシェイプになってサイズも157が加わる。
✅OGASAKA ORCAの形状はCTと同じラウンド形状。
✅ORCAの芯材はCT-Sと同じASP2 COREを使用している。
✅ORCAのサイズ展開は157、160、163、166の4種類。
✅ORCAのウエスト幅は太めの設計で157のサイズのウエスト幅は268mm。166サイズになるとウエスト幅は278mmと極太。
![](https://kokudanblog.com/wp-content/uploads/2024/03/wp-1709536653179147828153659935190-320x180.jpg)