OGASAKA TFはOGASAKAスノーボードの中では一番柔らかく低速域での操作性に優れ、オールマイティーな滑り心地で初心者から上級者まで幅広いニーズを満たしてくれるモデル。
フレックスレベルがCTの半分って聞いたTFの使用感が気になる。
OGASAKAスノーボードの中で一番柔らかいってどのくらい柔らかいの?
TFとCTの差が気になる
こんな疑問を解決します。
OGASAKAと言えばカービングボード!
そんなイメージが強い中で唯一の遊びの要素に割合を多く振っているTFはフレックスレベルが代表的なモデルCTの半分の表記になっています。
CTの半分のフレックスレベルが1.5ってTFはどれくらい柔らかいの?
カービングメインで滑っているけどグラトリも興味があるし使ってみたい…
TFの使用感が気になったのでめいほうスキーで開催された試乗会で実際にTFを試乗しました。
TFは操作性も良くてそれなのにカービングは普通にキレる扱いやすいボードでしたよ。
これから実際に試乗した様子やカタログから見つけたスペックなどを説明していきますね。
・OGASAKA TF152に試乗した評価レビュー
・OGASAKA TF152をカタログから再評価
・OGASAKA TF152とCT154を比較してみた
身長162cm 体重は53kg
普段使用しているボードは OGASAKA FC 154
ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm
バインはフラックスの XF Sサイズ
OGASAKA TF試乗評価レビュー!カービングもキレるオールラウンドボード
・OGASAKA TF152 24-25モデルに試乗
・OGASAKA TF152の板チェック
・OGASAKA TF152に実際に試乗
OGASAKA TF152 24-25モデルに試乗
めいほうスキーで開催された試乗会でOGASAKA TF152に試乗しました。
私は普段OGASAKA FC154を使用しているのですが、操作性を確かめたくてTF152をチョイス。
OGASAKAのモデルでは唯一カービングが4割、遊びが6割と遊び要素に振っているモデル。
ボードのトップシートは艶消ししたダークカラー。
センター部分には「TF」と記されています。
OGASAKAらしいシンプルなデザインですね。
OGASAKAはソールの素材にグラファイトを使用したモデルが多い中でTFはナチュラルなシンタードを使用しておりソールの色もホワイト。
バインを取り付けたらさっそくリフトに乗ってゲレンデ上部を目指します。
OGASAKA TF152の板チェック
リフトを降りたらまずスケーティングで操作性を確認します。
特にノーズ部分の変な引っかかりがなくて足下から自由に操作できる感覚があってスケーティングがやりやすい。
ソールの走りも他のブランドのボードと変わりは感じません。
バインを締めたらトーションとフレックスも確認。
ノーズとテールに体重をかけたり、足元でボードをねじってみると…
OGASAKAの中では一番柔らかいという1.5のフレックスだけど、思っていたよりは柔らかすぎない。
CTよりは確かに柔らかいけど、グラトリ向けのボードみたいな柔らかさではなくて、しなやかな中にも張りがあるという印象。
フラットバーンでオーリーも確認。
ボードはしなやかさがあるからオーリーした時のポヨンと跳ね返る感じが気持ちいい。
CTよりはしなやかさがあって操作性も良さそうなTF。実際の滑りはどうなのか…
OGASAKA TF152に実際に試乗
試乗しためいほうスキー場のコンディションは3月なのに寒気の影響で積雪もあって程よく締まったカービングバーン☆彡
実際にターンをしてみると152という長さでありながらしっかりとカービングターンは切れる。
耐えきれなくてエッジが抜けたりボードがバタつくこともない。
ボードを立てていくと滑らかにエッジが噛んでターンに入っていくし変なクセもなく操作しやすい。
初心者でも使いやすいという理由に滑りながら納得。
ノーズとテールが引っかかりにくいからずらし操作もやりやすくて、スイッチランも問題なく滑れます。
TFの名前の通り「ザ・フリー、自由」というだけがあって地形なんかの遊びも楽しめる。
地形を駆け上がってスライドさせながらスイッチで抜けていっても扱いやすさを感じます。
普段より短い152という長さであるもののターン中の不安定感もなく滑り降りていける。
フロントサイドターンで両手ハンドスライドのバッテリーターンも綺麗に弧を描いて気持ちがよくできました。
本当にオールラウンドに使えるTF。良いボードでした。
試乗したOGASAKA TFをカタログから再評価してみると初心者におすすめな理由が見えた
・OGASAKA TFをカタログから再評価
・OGASAKA TFはフリーキャンバー
・OGASAKA TFとCTはどっちがいい?試乗した印象を評価
・OGASAKA TF試乗評価レビュー!初心者にもおススメしたいカービングもキレるオールラウンドボードの総括
OGASAKA TFをカタログから再評価
※OGASAKAスノーボードのカタログからスペック表を引用しています。
OGASAKA TFのサイズ展開は4種類。
4種類のサイズは全てCTのサイズとも被っています。
しかも、有効エッジと接雪長は同じなんですね。
違いはボードの幅。
メンズサイズはノーズ幅もテール幅もウエスト幅もTFの方が2mm太い。
レディースサイズはウエスト幅だけが1mm太い。
その分サイドカーブはTFの方がCTに比べて緩くなっています。
OGASAKA TFはフリーキャンバー
※OGASAKAスノーボードのカタログからコメントを引用しています。
TFはフリーキャンバー構造なんですね。
ハイブリットキャンバー形状なんて言われたりもして、荷重をかけるとノーズとテールがロッカー形状に浮き上がって引っ掛かりが減るんです。
実際にスケーティングでCTよりもノーズの引っ掛かりを少なく感じられ操作のしやすさを実感できたのはフリーキャンバー構造のお陰なんですね。
OGASAKA TFとCTはどっちがいい?試乗した印象を評価
私はOGASAKA TF152とCT154に試乗しています。
まず、2cmの差をどう感じたのか。
ターンの安定感から言えば、大きな違いは感じませんでした。
長さだけを見れば、154cmのCTの方が安定感がありそうですが実際に使用した印象は変わりありませんでしたね。
TF152の方がCT154よりもウエスト幅が太いことも関係しているのではと考察しています。
ただ、CT154Wに関してはターン中の安定感は別格。
ワイドボードはウエスト幅が太いのでボードを立てた時のターンの安定感は大きな差がありました。
取り回しや操作性に関してはTFの方が扱いやすかったです。
フリーキャンバーのTFとキャンバーのCTの差を感じましたね。
TFとCTはどっちがいいのか?
正直、好みと滑りのスタイルで変わるのでどちらも良いです。
私は普段OGASAKA FC154を使用しているので新しくボードを選ぶなら遊びの要素も取り入れたTFにするかな。
OGASAKA TF試乗評価レビュー!初心者にもおススメしたいカービングもキレるオールラウンドボードの総括
OGASAKA TF試乗評価レビュー!初心者にもおススメしたいカービングもキレるオールラウンドボードのまとめ。
✅OGASAKAスノーボードの中では一番柔らかく低速域での操作性に優れ、オールマイティーな滑り心地で初心者から上級者まで幅広いニーズを満たしてくれるモデル。
✅TFはOGASAKAのモデルでは唯一カービングが4割、遊びが6割と遊び要素に振っているモデル
✅TFはフリーキャンバー構造で操作性に優れてずらし操作もやりやすい。
✅OGASAKA TFのサイズ展開は4種類、サイズは全てCTのサイズ刻みと同じ。
✅有効エッジと接雪長は同じで違いはボードの幅。
✅メンズサイズはノーズ幅もテール幅もウエスト幅もTFの方が2mm太い。