WRXSnowboardはYouTubeでお馴染みのいぐっちゃんが立ち上げたスノーボードブランド。
ワイドなボードで板をガッツリ立ててのカービングが気持ちよさそうなラントリボードⅯk‐W。
Ⅿk‐Wなら自分もがガッツリと板を立ててキレキレのカービングができるのかなぁ~なんて期待感を持つ人もいるのではないでしょうか?
私はいぐっちゃんのYouTubeを見てⅯk‐Wに乗ってみたいって思いました(笑)
そんな中級者レベルのカービング好きサンデーボーダーの私がⅯk‐Wに試乗したら滑りはどう変わってⅯk‐Wをどう感じたのか。
私なりの答えは…
ワイドボードで板はめっちゃ立つしカービングは気持ちいいけど、Ⅿk‐Wは高い滑走技術と強靭な脚力があってこそ扱える上級者向けのボードだと感じました。
Ⅿk‐Wに試乗して実際にどんな滑りができたのかを私の感想とともにお話しします。
・WRX Ⅿk‐Wについてカタログから分析
・WRX Ⅿk‐Wの試乗の感想
・WRX Ⅿk‐Wの印象とまとめ
身長162cm 体重は55kg
普段使用しているボードは
OGASAKA FC 154
ブーツは バートンのアイオン 25.5cm
バインはフラックスの XF
WRXのカービングできるスノーボードⅯk‐Wをホワイトピアたかすで試乗。
YouTubeでお馴染みのいぐっちゃんが立ち上げたスノーボードブランドWRX。私もYouTubeで存在を知ったカービング向けラントリボードⅯk‐W。
ワイドなボードで板をガッツリ立ててのカービングが気持ちよさそうで、どこまででも板が立つなんてすごい!
自分でもあんなカービングができるの~?って期待感満載(笑)
ホワイトピアたかすで開催された試乗会で実際にⅯk‐Wを体感してきました。
試乗の前にまずはⅯk‐Wのスペックなどを再確認します。
WRX Ⅿk‐Wは5サイズ展開
※WRXの公式サイトから図を引用しています。
WRX Ⅿk‐Wは5サイズ展開。
レディースモデルが144
メンズモデルが146、150、153、156
24-25モデルから新たに146のサイズが増えて5サイズ展開になっています。
WRX Ⅿk‐Wのスペック
※WRXの公式サイトから図を引用しています。
形状はダブルキャンバー。
片足操作での取り回しがしやすいとされる形状です。
サイズ | ノーズ/テール幅 | ウエスト幅 | 有効エッジ |
144 | 288/288 | 252 | 1115 |
146 | 299/299 | 263 | 1160 |
150 | 305/305 | 268 | 1180 |
153 | 307.5/307.5 | 269 | 1210 |
156 | 311/311 | 272 | 1230 |
ワイドボードなのにノーズもテールも幅は同じ。
スイッチやトリックも対応できるツインチップ、セミハンマーでダブルキャンバーのワイドボードなんですね。
WRX Ⅿk‐Wの注目点は太さ
ワイドボードとは聞いていても、実際に数値を見ると驚きますよね。
私が普段使用しているOGASAKA FC154のウエスト幅は246。
WRX Ⅿk‐Wはレディースモデルの144ですらウエスト幅は252もあるんですからね。
ワイドボードでダブルキャンバーという今までには無いボードの乗り味には興味津々です。
WRX Ⅿk‐Wは試乗会でも人気のスノーボード
試乗会の会場ではWRXのブースは人だかり。
さすがに人気でⅯk‐Wの試乗ボードはほぼ誰かが使用している状態…。
何とかタイミグを見計らってちょうど返却されたⅯk‐W150を借りることができました。
153が気になっていたけどこればっかりはしょうがないということで
バインを取り付けていよいよ試乗スタートです。
WRXⅯk‐Wをホワイトピアたかすで試乗して分かったのは扱えるレベルの人しか乗れないスノーボード
WRX Ⅿk‐Wは実際に試乗してどうだったのか?
カービングターンはボードが立てられて気持ちいい☆彡
ただ、トリックなんかも入れて滑るって考えると、上級者向けのボードだと感じました。YouTubeではいぐっちゃんやラマさんが簡単に操作しているけど、あんな風には扱えない。
相当な技術と筋力を持ち合わせている人が乗るボードって印象です(笑)
WRX Ⅿk‐Wの板チェック
まずはフラットバーンでバインを締めて板チェック。
バインを締めて板の感触を確かめると、想像以上にボードが張りがあって硬さがある。
ボードの感触はトリックができるダブルキャンバーボードと言うよりはカービンボードグボード。
重厚感があってどっしりした安定感がありそう。
WRX Ⅿk‐Wでカービングはできそうだけど、初心者レベルでグラトリ的な取り回す動きとかできるんだろうか…
少し不安を感じつつリフトに乗って山頂を目指します。
WRX Ⅿk‐Wはその他のダブルキャンバーとは別物
リフトに乗っていて感じたのがボードの重さ。
左足がボードに引っ張られるようなズシ~んという何とも言えない重さを感じました。
WRX Ⅿk‐Wは私が普段使用しているオガサカFC154と変わらないくらいに重い…
この日の試乗会は他のブランドのダブルキャンバーのボードにも試乗していました。
ダブルキャンバーのFNTC 「TNTL」や「TNTR」ってこんなにも軽いんだ~って驚いていたのでWRX Ⅿk‐Wの重さに少し戸惑いを感じていました。
ちなみに私が試乗していたのはFNTCのTNTLやTNTR↓
まぁWRX Ⅿk‐WとFNTC 「TNTL」や「TNTR」は方向性が異なるダブルキャンバーボードなので軽さや板の硬さが違うのは当然なんですけどね(笑)
WRX Ⅿk‐W、自分に扱いきれるかな…
WRX Ⅿk‐Wを試乗
山頂に到着してバインを締めたら試乗スタート。
ターンをすると、ボードはしっかりと立てられる!
ワイドボードだけあってガッツリとボードを立ててのカービングは気持ちいい。
ボードを立てていくとしっかりとエッジが噛んでズレる感じはない。
ワイドボードで癖ともいえる切り返しでトゥとヒールの妙な遠さもそこまでは感じない。
ワイドボード特有のモッサリ感は気になりませんでしたね。
どっしりした安定感もあってボコボコしたバーンでも弾かれたりしなくて荒れたバーンを切り裂いていくターンの感覚は圧巻。
ただ、どっしりした安定感と重厚感があるってことは、ボードは重いということ。
ボードをスライドさせてさばいたりというグラトリ的な動きはできずで、グラトリ初心者レベルの私では思ったような遊び方はできませんでしたね…
WRX Ⅿk‐Wに乗りこなせるだけの脚力と技術が足りない自分を再認識できる良い機会でした。
私の弱めの脚力から考えると、実はWRX Ⅿk‐W144の方が楽しく試乗できたのかもなぁって後から思うのでした(笑)
Ⅿk‐Wと同じく人気の試乗ボードだった24-25の新モデルWRX Ⅿk‐U。
キレのあるカービングと扱いやすさを体感できた一押しのボードでしたね。
WRX Ⅿk‐Uの試乗レポート記事も要チェック✅
WRX Ⅿk‐Wは初心者向けでななく、技術のある中・上級者向けボード
WRX Ⅿk‐Wは私の印象では初心者向けでななく、技術のある中・上級者向けボード。
初心者さんがスノーボードを始めるなら、WRX Ⅿk‐Wは扱うのに手こずるだろうなぁと感じました。
YouTubeでいぐっちゃんがWRX Ⅿk‐Wに乗って軽やかにラントリしているのは、扱っているライダーの技術が高いからであって、WRX Ⅿk‐Wに乗れば誰もがライダーのような滑りができる訳ではないということも再認識しました。
ラントリして気持ちよさそうに滑っているいぐっちゃんはスゴイしリスペクトです(笑)
初心者さんで扱いやすくて、中級・上級へとレベルアップしても使い続けられるボードなら、
キャピタDOAがおススメですね。
「これ一本で全てできる」というキャッチコピーは嘘じゃないですよ。
カービングターンを楽しみたいなら私も愛用しているOGASAKA FCやCTなんかもおススメです。
ラントリしたい人には国産ブランドスプレッドのRDもチェックですよ!
WRXスノーボード Ⅿk‐Wの試乗レビュー。初心者には難易度高めな上級者向けボードを総括
WRXスノーボード Ⅿk‐Wの試乗レビューのまとめはコチラ。
✅WRX Ⅿk‐Wは4サイズ展開。レディースモデルが144。メンズモデルが150、153、156レディースモデルとメンズモデルでプレートの仕様が異なっている。
✅WRX Ⅿk‐Wはスイッチやトリックも対応できるツインチップ、セミハンマーでダブルキャンバーのワイドボード
✅WRX Ⅿk‐Wはボードに張りがあって硬さがある。柔らかくて軽いダブルキャンバーボードと言うよりは重厚感があってどっしりした安定感カービンボードという印象。
✅ワイドボードだけあってガッツリとボードを立ててのカービングは気持ちいい。
✅WRX Ⅿk‐Wは私の印象では初心者向けでななく、技術のある中・上級者向けボード