スマホの価格が高騰する昨今、バッテリーの劣化だけでスマホを買い替えるのもコストがかかる。
かと言って、ショップで交換してもらっても1万円近くかかってしまう…
自分で交換する方法はあるのだろうか?
そう思って調べてみると自分で交換する方法があったのです!
最近はSNSでもスマホバッテリーの交換方法を検索でき、私のような素人でも新品バッテリーのみの費用で充電の持ちが落ちたスマホを復活させられるのです。
今回は、アンドロイドスマホのOPPO Reno7Aでバッテリーの交換方法や注意した点をレビューしていきます。
【運用例】 自分でバッテリー交換した端末は通信機能(Wi-Fiやモバイルデータ通信)をすべてオフにして高画質のカメラ・オフラインゲーム用のセカンド端末として運用し、撮影した写真などのデータ転送は、USBケーブルなど電波を発しない有線接続の手段で行い、電波法違反となるリスクを回避したご使用法が推奨されます。
交換に頼らずバッテリー持ちを解決するならモバイルバッテリーも要チェック
・背面パネルはボンドで張り付いている
・取り外し時の背面パネルの破損に注意
・細かなパーツの紛失の可能性
アンドロイドスマホのOPPO Reno7Aの劣化したバッテリーを自分で交換する方法をレビュー

スマホのバッテリーは交換できないと思い込んでいた私。最近スマホのバッテリーの減りの早さが激しくてスマホの買い替えも検討していたところ、偶然にもアンドロイドスマホの交換方法を発見!復活させたスマホを、通信を伴わないオフラインゲームやカメラといったセカンド端末として活用するため、交換用バッテリーを購入してダメ元で自分で交換することにしたのです。
アンドロイドスマホのOPPO Reno7Aの交換用バッテリーと必要工具

私が購入した交換用のバッテリー。
開封すると、交換用のバッテリーと説明書、作業用の工具が同封されていました。

この交換用バッテリーは1年の保証が付いているようです。

今回の交換で活躍したのがこの3角形のギターのピックのようなパーツ。

スマホ背面のパネルを取り外す作業で活躍してくれました。

付属していたドライバーは心もとなかったので、自前のドライバーとピンセットも用意しました。
アンドロイドスマホのOPPO Reno7Aのバッテリー交換の注意点はパネルの破損
交換方法を調べていると、OPPO Reno7Aは背面のパネルを外す際に塗装が剥げてしまうという特有の注意点を見つけました。
とは言え、塗装が剥げないように取り外す具体的な方法までは見つからず、実際にやってみながらの手探り状態。
結果としては上手く外せたので、私が実際に行った方法を説明します。
初めに、マイナスドライバーで背面の一部を外していきます。

ボンドで張り付いている為、ドライヤーで温めてボンドを柔らかくしてから外していきます。

付属のピック状のパーツでは入らなかったため、マイナスドライバーを使いました。
マイナスドライバーである程度隙間を作ったら、丸い持ち手のあるピックの端をスマホの背面にできた隙間に入れます。

次に、少し横の部分をドライヤーで温めてピック状のバーツを横に滑らすようにずらしながら隙間を広げていきます。
隙間が広がってきたと思っても、まだ完全には背面パネルは剝がれていません。
そこで、もう一つのピック状のパーツを新たに入れながらボンドを完全に背面パネルから剝がしていきます。

ドライヤーで温めて、丸い持ち手のあるピックで少しずつ剝がして次に、薄いピック状のパーツを入れて完全に剥がしていく。
この作業を進めていきます。
ちなみに、側面下部はバッテリーのみがあり、複雑な配線等がなさそうだったので、下の方から剥がしていきました。
上部はカメラや心臓部と思われる部分が多いので、いきなり剥がしていくのは心配だったので下方から攻めていきました。
パネルの破損まではいかず、傷程度で済みました。

この要領で、何とか背面パネルを傷つけず、塗装を剝がさず剥がしきることができました。

アンドロイドスマホのバッテリーの外し方
続いては、バッテリーの接続部分を覆っている黒いパネルを外していきます。
小さなネジで止まっているので、失くさないように注意しながら外していきます。
外したネジは交換用バッテリーが入っていたプラスチック容器にまとめて入れて紛失に注意しました。

ネジ外し終えたら、この黒いパーツを取り外すのですが、私の調べた情報だと簡単に外れていたのに、私のOPPO Reno7Aは外れない。
無理に外そうとすると破損しそうな気配がしたので、無理には外さずにバッテリーの交換を進めることにしました。(無理に外そうとして破損させるより、この判断で正解でした)

バッテリーの取り外しはマイナスドライバーを使いました。
バッテリーは両面テープで固定されているので、少しずつ剥がすように外すことができました。
ここまでこれば、新しいバッテリーに入れ替えるだけ。
ここで注意するのが、バッテリーをの接続部分。
私が参考にしたSNSでは、どのような構造になっているのかよく分かりませんでした。

この部分は、はめ込み型になっています。
指で抑えてはめ込むのですが、小さいのと、外しきれない黒いパーツが邪魔で苦戦しました。
ここで活躍したのがピンセットです。
何とかピンセットを使用してはめ込み成功。
この状態で、電源をオンにして起動するか確かめると、無事に電源が入り起動しました。
あとは、外したネジを締め直して、パネルを元に戻して終了。
とここで、トラブル発生。
小さなネジを失くさないようにピンセットでつまんで作業していたのですが、力を入れ過ぎてネジが飛んで行ったのです。
さすがに焦りましたが、無事発見!
ネジをすべて締め込み、パネルを閉じて完成。
私の場合、もともと貼り付けてあったボンドがスマホに残っていたので、ドライヤーで温めて再利用しました。
普段からケースに入れているので、防水機能は失われたと認識して使用すれば問題ないと考えてこのようにしたのです。
ショップに依頼した場合、1万円近い費用に対し、私はバッテリー代のみの2千円程度で交換を完了できました。
時間と手間はかかりましたが、バッテリー持ちが新品同様に復活し、スマホを買い替えずに済んだという節約効果と達成感は非常に大きいです。
【総括】アンドロイドスマホのバッテリーを自分で交換する方法!OPPO Reno7Aで実践レビュー
今回のOPPO Reno7Aのバッテリー交換は、修理店で1万円近い費用をかけずに、2千円程度の部品代でスマホの寿命を大幅に延ばすことができました。
作業はDIY日曜大工に慣れていない素人でも可能ですが、OPPO Reno7A特有の「背面パネルの塗装剥がれリスク」や「黒いパネルが外れない」といったトラブルが発生することも事実です。
しかし、記事内で解説した「ドライヤーでしっかり温める」「無理に力を加えない」といったポイントを押さえ、時間に余裕を持って慎重に進めれば、劣化したスマホを新品同様のバッテリー持ちに復活させることが可能です。
充電の持ちに悩んでいるOPPO Reno7Aユーザーは、ぜひ適切な工具と保証付きのバッテリーを用意し、この大きな節約にチャレンジする価値はあります。
ただし、最重要の注意点として、修理後の端末は「電波法を遵守したオフライン運用」です。
注意喚起って、公道レースを舞台としているイニシャルDの「道路交通法は守って運転してましょう」と言っているシーン思い出されてきました(笑)
久しぶりにイニシャルD、見たくなってきたな…
【頭文字Dで気分を高めるなら】













