RICE28のRT7が気になっているそこのアナタ!
RT7ってどんなボードなの?
RT7の乗り心地が知りたい
RT7はどんな人におススメのボード?
といった疑問に、試乗会でRICE28のRT6・RT7・RT8・RT9・TP8の5種類を乗り比べた私がお答えします。
RICE28のRT7はRTシリーズの中で低中速域にも対応できるキャンバーボード。
RT7はシンプルなラントリしながらもオールラウンドにも使えるボードです。
低中速でオールラウンドに楽しみたい人におススメのボードですよ。
普段カービングを主軸に滑っている私の感想を踏まえながらRT7についてまとめてみたので興味のある方は最後まで読んでみて下さいね。
・RICE28 RT7の試乗評価レビュー!
・RICE28 RT7のフレックスやカービング性能
・試乗したRICE28 RT7をカタログから深掘り
身長162cm 体重は53kg
普段使用しているボードは OGASAKA FC 154
ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm
バインはフラックスの XF Sサイズ
RICE28 RT7の試乗評価レビュー!
ホワイトピアたかすで開催されたモリスポ試乗会。RICE28RTシリーズは実際にどのくらい乗り心地が違うのだろうかを確かめるべく全機種を乗り比べ。1本目の試乗はRT9。2本目はRT8。次にRT7に試乗するのでした。
ホワイトピアたかすのモリスポ試乗会でRICE28のボードを試乗
ホワイトピアたかすで開催されたモリスポ試乗会。
RICE28RTシリーズは実際にどのくらい乗り心地が違うのだろうか…
そんな興味が湧いていたのでRICE28のRT6・RT7・RT8・RT9・TP8に試乗。
1本目はの試乗はカービングオールラウンドのRT9。
2本目はど真ん中オールラウンドボードのRT8。
続く3本目はRT7で決まり!
さっそくボードをチェックしていきます。
RICE28 RT7の特徴はキャンバー形状
RICE28 RT7はツインチップ形状のキャンバーボード。
RT9もキャンバー構造だったので滑りの違いがどう出るのか気になるところですね。
サイズはRT9、RT8と同じ154。
RT7は手に取ると程よい重さ。
RT9とRT8は和」をイメージさせるグラフィックでしたが、RT7はシンプルなデザイン。
RT7はサイズによってカラーリングが異なっているんですよね。
154は茶色をベースにした(何の模様なのか表現しにくいですが…)独特のデザイン。
ソールはナチュラルシンタードでRICE28とデザインが入っています。
まずはバインを取り付けてリフトに乗って山頂を目指します。
RICE28 RT7のカービング性能を試乗して確かめる
リフトを降りたらRT7154の板チェックです。
つま先・かかとに力をかけながらトーションを確認。
ノーズ・テールに体重をかけてみるとフレックスもしっかりしている。
トーションとフレックスはRT8よりは柔らかいという感じ。
ボード全体トーション・フレックスの印象は柔らかい中にも張りがあります。
この日のバーンは前日の積雪がうっすら残る程よく締まったバーン。
まずは緩斜面でターンをしてボードの感触を確かめます。
ノーズ・テールと体重をかけてみるとオールラウンドのラウンドノーズ形状なだけあってターンの入りは滑らか。
変なクセは無くて乗りやすいです。
滑ってみて分かったんですけど、ボードは軽いです。
手に取った時の重量的な軽さではなくて、滑っている時の取り回しが軽く感じます。
緩斜面で滑りの感触を確かめたので、次は中斜面でカービングターンをしてみます。
スピードに乗せてカービングターン!
カービングはそこそこキレるしエッジグリップもあります。
カービングボードのようにガンガン切り裂いていくカービングが気持ちいい…ってほどではないけどキレのあるターンはできますね。
カービングの感想なんですけど、ガンガンスピードに乗せるならRT9だなって感じました。
ちなみに、ボードをしっかりと立てたカービングならWRX Mk-U149の方が安定感はありましたね。
ツインチップ形状の遊びの要素も確認です。
ターンしながらボードをずらしたりさばいたりしてみると、
変に引っかかる感覚もなくて、ボードも軽いから取り回しもしやすい。
スイッチランも違和感ありません。
RT7はラントリオールラウンドボード。
とはいえ、私はグラトリ初心者レベルなので、RT7の持つポテンシャルを引き出しきれませんでした(笑)
キャンバー構造を生かしたエッジグリップを使ったトリックなんかができる人にはおススメのボードなんじゃないかなと思います。
試乗したRICE28 RT7をカタログから再評価してみた
ラントリ向けでオールラウンドに扱えるRT7。実際の試乗した印象とボードのスペックを照らし合わせながら再評価してみようと思います。
RICE28 RT7は8サイズ展開
RICE28 RT7はメンズ5サイズ、レディース3サイズの計8サイズ展開。
RICE28 RT9とRT8はメンズが4サイズ展開なのでRT7はサイズ展開が異なります。
グラフィックもサイズによって8カラー。
ちなみに、私が試乗した154のサイズに関してはRT7・RT8・RT9はスペックはほぼ同じ。
スタンス幅だけ違いがあります。
実際の滑りの印象は、RT7とRT8の違いがあまり感じられませんでした。
RICE28 RT7のフレックス
※RICE28公式カタログから引用
カタログを見るとRT7のトーションは「3」
RICE28 RT7はどんな人におススメ?
RICE28のRT7は、初級~中級のスノーボーダーがステップアップするための優れた選択肢です。このボードは、しなやかでありながらも優れたグリップ力を持っています。初級者の方々には、しなやかなフレックスが操作しやすさを提供します。基本的な技術を磨くのに最適なバランスを持ち、ライディングのスキルアップをサポートします。また、中級者の方々には、このボードが様々なシーンやコンディションで柔軟な対応力を発揮します。
さらに、RT7は優れたグリップ力を持っています。エッジング時に安定性を提供し、高いコントロール性を保ちながらライディングを楽しむことができます。これにより、安心感を持って次のステップへと進むことができます。RT7は、初級から中級へのステップアップを目指すライダーにとって、汎用性と安定したパフォーマンスを両立させた理想的な選択肢です。そのしなやかさとグリップ力を活かして、自分のスノーボードライディングをより高いレベルに引き上げることができるでしょう※RICE28公式カタログから引用
RT7は中低速でのラントリやフリーランを楽しみたい人におススメと言えますね。
【RICE28】RT7の試乗評価レビュー!ラントリ向けオールラウンドボードの実際の使用感は?を総括
【RICE28】RT7の試乗評価レビュー!ラントリ向けオールラウンドボードの実際の使用感は?
✅RICE28 RT7は低中速域を楽しめるボード
✅ハキャンバー形状でラントリを中心にオールラウンドにパークや地形遊びにも対応
✅フレックスバランスは表記は柔らかめだけど、実際に試乗した印象は程よい張りを感じる
✅RICE28 RT7はメンズ5サイズ、レディース3サイズの計8サイズ展開
✅RICE28 RT7は軽くて取り回しも良く、ラントリやオールラウンドの使いたい人におススメのボード