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【OGASAKA】CT-IZの評価レビュー!CTとどっちがいいのか違いを試乗チェックしてみた

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OGASAKA CT-IZはCTのアウトラインをそのままに少し硬く反発を高めたカービング系オールラウンドボード。

CTよりも少し硬くて反発が高いってどのくらいの違いがあるのだろう…

乗り心地や使用感はどう違うの?

そんな滑りをする人におススメ?

こんな疑問を解決します。

CTには物足りなさを感じている人や高反発を生かした滑りを求める人におススメ!なんて耳にするCT-IZ。

CTを長年使用していて物足りなさを感じるからCT-IZに乗り換えるって人なら良いでしょう。

しかし、新しいボードの購入を考えていてCTとCT-IZの両方が気になる。自分に合うモデルはどっちなんだろう…って迷う人も多いはず。

私も以前からCTとCT-IZの違いが気になっていました。

気になるなら実際に乗ってみようということで、めいほうスキーで開催された試乗会でCTとCT-IZを乗り比べてみました

乗り比べたのはCT154とCT-IZ154と同じサイズ。

私が感じた違いはわずかな差。

ただ、違いを感じ取れる人にとっては大きな違いになるかも分かりません。

ということで、実際のCT-IZに試乗した内容や私の感じた違いを詳しく説明しますね。

✅ 記事のポイント

・CT-IZの試乗レビュー

・CT-IZのイザナスとは何なのか

・CTとCT-IZの違いをスペック表で確認

私のスペックとマテリアル

身長162cm 体重は53kg

普段使用しているボードは OGASAKA FC 154

ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm

バインはフラックスの XF Sサイズ

✅ 記事を書いた人

「こくだん」

・スノーボード歴20年のサンデーボーダー

・試乗会でOGASAKA CT-IZ154に試乗

・OGASAKA CTとCT-IZの違いを体感した人

OGASAKA CT-IZの試乗評価レビュー

・OGASAKA CT-IZ154に試乗してみた

・CT-IZに合わせるバインディングはFLUX XF

・OGASAKA CT-IZ154のフレックスとトーション

・OGASAKA CT-IZ154のカービング

OGASAKA CT-IZ154に試乗してみた

めいほうスキーで開催された試乗会でCTとCT-IZの乗り比べ。

CTは木目調のデザインですがCT-IZは落ち着いたカラー。

ちなみに、レディースモデルの2サイズのみワニのデザインなんですよね。

CT-IZはどんな作りになっているのかOGASAKAメーカーの方に伺ったところ、ノーズからテールにかけてボードの中心部分にのみイザナスという素材を使用して強さを出しているのだとか。

ボード全体に使っているのかと思っていたのですが、センター部分にのみイザナスが使われているのですね。

私は普段OGASAKA FC154を愛用しているので違いを感じられるように同じ長さのCT-IZ154をチョイスしてきました。

手に取った感覚はCT-IZもCTと大きな違いはなく同じくらいの重さ。

ソールはブラックに何のロゴなんだろう…と思わせるロゴ的なマーク。

OGASAKAはFCやXC-Rなどソールのデザインががシンプルなボードが多いですね。

《OGASAKA FCとFC-Sを知りたい方はコチラの記事がおススメ》

▶【OGASAKA】FCユーザーが包み隠さずガチ評価!気になるFC-Sとの違いも解説

バインを取り付けたらまずはリフト乗り場を目指します。

リフトに乗るまでのスケーティングの印象、「CT-IZ、軽い!」

スケーティングでの推進力もあってスムーズに進むし操作性も良好。

OGASAKAのボードは基本的にソールの走りが良いので滑りにも期待できますね。

ちなみに、CTも同じようにスケーティングの操作性は良かったですよ。

《CTが気になる人におススメの記事はコチラ》

▶【OGASAKA】CTとCTW(ワイド)の試乗評価レビュー!実際に滑って分かった違いを解説

リフトに乗ってゲレンデ上部を目指します。

CT-IZに合わせるバインディングはFLUX XF

CT-IZに合わせるバインディングはFLUXのカービング向けモデルXF。

Sサイズをつま先側へ寄せて取り付けています。

ヒールカップはボード内に収まっているし、つま先も飛び出ていません。

これならドラグの心配もなさそうですね。

OGASAKA CT-IZ154のフレックスとトーション

リフトを降りたらフラットバーンでCT-IZのトーションとフレックスをチェックします。

まずはフレックス。

ノーズからテールにかけてイザナスが使われておりCTよりも少し硬めと言われているだけあって、ノーズ・テールと体重をかけるとボードが簡単にはしならず硬さを感じます。

CTもグラトリボードみたいに柔らかいわけではないので、CTより硬いということはボードにしっかりと力を伝えられるスキルがないとCT-IZの良さを生かせないのではないかと感じました。

トーションはどうかな…

しっかりとボードがねじれる感覚がある。

フレックスは硬めですが、トーションはCTに近い感じですね。

フラットバーンでオーリーしてみると、跳ねるけど硬さがあるから難しさを感じる。

私のレベルはカービング中級者レベルでグラトリは初心者レベル(笑)

CTの方がしなやかさがあってオーリーしやすい印象でした。

脚力があってボードを強い力で一気にしならせたり、大きなキッカーを飛ぶ人にはCT-IZは良いかもしれないですね。

OGASAKA CT-IZ154のカービング

ボードの感触を確かめたら実際に滑ってみます。

ボードを立てていくとターンの入りは滑らかで変なクセもない。

切り返しもスムーズでターンが気持ちいい。

ラウンドボードなだけあって、ノーズ・テールと荷重の乗り分けをしてあげるとターン後半でもキレていく。

ターンをしているとボードの硬さは気にならないし扱いやすくてスピードを出していってもボードはバタつかない。

ボード自体の重さも気にならないし、どちらかと言うと軽くて取り回しの良さを感じる。

ラウンドボードなだけあってスイッチランも問題ないし、地形遊びに入ってもスライドさせやすい。

ガッツリ板を立てるカービングはちょっと心もとないかな…

ヒールサイドでボードがガガガってズレないようにテール側への荷重を繊細に意識しないとズレやすくなってしまう。

カービングに関してはCTと大きな差を感じられませんでした。

ボードを立てたガッツリしたカービングはCTWの方が大胆にボードを立てていける安定感があったかな。

カービング中のボードのグリップの良さはCT-Sがズバ抜けていましたね。

《CT-Sにカービング中級者レベルの私が試乗した記事はコチラ》

▶【OGASAKA】CT-Sの試乗レビュー!中級者がエキスパートモデルに試乗した結果は…

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OGASAKA CT-IZに試乗したのでスペック表から再評価してみた

・OGASAKA CT-IZの特徴はイザナスを使用している点

・CTとCT-IZのスペック表を見てみよう。実はサイズ展開もアウトラインも同じ

・OGASAKA CT-IZはどんな人におススメなのか考えてみた

・OGASAKA CT-IZの評価レビュー!CTとどっちがいいのか違いを試乗チェックしてみたを総括

OGASAKA CT-IZの特徴はイザナスを使用している点

※東洋紡エムシーのサイトから画像を引用しています。

CT-IZの特徴はイザナスという素材を使用している点。

ちなみに、イザナスは強度のある繊維。

この強度のある繊維であるイザナスがCT-IZのノーズからテールまで使用されているのですね。

OGASAKAのボードのカタログの説明を見てみましょう。

「CT-IZ」は、CTよりも少し硬く反発力を高めたハイスペックなフリースタイルボードです。CTの滑走性能に物足りなさを感じ、さらなるカービング性能を求めるユーザーと、パワフルなグラトリを楽しむフリースタイラーのために設計したこのモデルは、CTをベースに高反発・高強度ポリエチレン素材を採用したほか、足下のPCプレートにはひと回り大きい「TYPE-OG1」を搭載。これにより、高速域での安定性を高め、ボードのバタつきも軽減させました。また、強靭なボディがもたらす強い反動によって、ダイナミックなカービングターンと、高さのあるオーリーやグラトリで、見るものに強烈なインパクトを与えることができます。

OGASAKA Snowboard 公式サイトから引用

CTとCT-IZのスペック表を見てみよう。実はサイズ展開もアウトラインも同じ

ボードの芯材もCTとCT-IZは同じ「NⅤ CORE」。

CT-IZはサイズもアウトラインもCTと同じ。

違うのはサイズが146から161までと2サイズ少ないのと、ワイドモデルが無いくらい。

サイズの少なさと言っても、143と139が無いだけで男性が使いたいサイズにはほぼ影響なないんですよね。

ちなみに金額の差は2,000円

CTとCT-IZのどちらが自分におススメなのか迷いますね…

ちなみにCT-Sは芯材もアウトラインも違うのでCTという名はついているものの、別ボードと言っても過言ではないでしょう。

OGASAKA CT-IZはどんな人におススメなのか考えてみた

私が試乗したからこそ感じたCT-IZがおススメなのはこんな人。

かなりのスピードを出したターンをする人

ボードの反発が生かせる脚力と技術がある人

カタログと同じ意見になってしまった…けど、私の試乗した感想も踏まえての答え。

CTとCT-IZの違いはボードの構造。

サイズもアウトラインも同じなので、違いはイザナスによるボードのフレックスの硬さ。

一般論としてボードが硬ければスピードに乗せたターンでもバタつかないし、反発を得られやすい。

とは言っても、実際に試乗したからこと感じたこともあります。

CT-IZとCTを実際に試乗した私の感想を3つのポイントでまとめてみました。

【ボードのバタつきについて】

CTもCT-IZもスピードに乗せたカービングはキレたし、CTだからボードのバタつきが気になるという場面はなく、違いは感じられなかった。CTが物足りない、バタつくと感じるスピード域は相当なスピードなのではないか…

【ターンの安定感について】

CT-IZの方がCTよりターンが安定するという印象は無くて、安定感は同じだった。反発が得られるから切り返しの軽さは感じられたが、カービングターンの安定感はCTWの方が上だった。

【ボードの反発について】

CT-IZの硬さの違いは分かったけど、滑りに生かせるほど反発を生み出す技術がなくて使いこなせなかった。高さのあるオーリーができるようになるには、まずはしなりやすいボードで練習が必要かな。

ということで、私が試乗したからこそ感じたCT-IZがおススメなのはこんな人

かなりのスピードを出してもボードがコントロールできて、CTをバタつかせるレベルのハイスピードターンをする人

ボードの反発が生かせる脚力とライダー並みのグラトリ技術がある人

あとはボードの好みもあるので実際に試乗して自分自身の滑りに合うのを選ぶことができると一番ですね。

私が自分の滑りのレベルと滑りの好みを踏まえると、選ぶならカービングでガッツリボードが立てられるCTWかなぁ…

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OGASAKA CT-IZの評価レビュー!CTとどっちがいいのか違いを試乗チェックしてみたを総括

OGASAKA CT-IZの評価レビュー!CTとどっちがいいのか違いを試乗チェックしてみたのまとめ

✅CT-IZはイザナスという繊維を使用して強度を出している。

✅CTもCT-IZもサイズとアウトラインはほぼ同じ。

✅CT-IZはフレックスが硬いがトーションは硬すぎない。

✅CT-IZはカービングもキレるしターンの切り返しもスムーズ。

✅CTとCT-IZの金額の差は2,000円

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こくだん
日常の発見や体験は人それぞれ。 自分の体験したことや新たな発見、少ない滑走日数でも充実している趣味のスノーボード、お出かけや旅行のネタを中心にブログ記事を書いています。

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