WRXSnowboard Ⅿk-Sと言えば、WRXの中で一番柔らかくて初心者にもおススメと位置付けられているモデル。
WRX Mk-Sの乗り味が気になる。
Mk-Sのはカービンがキレるの?
WRXの他のモデルや他のブランドのボードとの比較が気になる。
こんな疑問を解決します。
WRXの中でMk-Sは一番柔らかくてトリックにもカービングにも使える万能なモデル。
そんなMk-Sの乗り味が気になったので実際にホワイトピアたかすで開催された試乗会で試乗してきました。
Mk-Sは短いサイズでもカービングがキレてずらしたり取り回しもしやすいボードでした。
実際に試乗したレビューやカタログからスペックを深掘りしてみたので興味のある方は最後まで読んでみて下さいね。
・WRXSnowboard 24-25モデル Ⅿk-S148.5に試乗
・WRXSnowboard 24-25モデル Ⅿk-Sは初心者にもおススメなボード
・初心者向けモデルWRX Ⅿk-SとOGASAKA TFを比較
身長162cm 体重は53kg
普段使用しているボードは OGASAKA FC 154
ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm
バインはフラックスの XF Sサイズ
WRXSnowboard 24-25モデル Ⅿk-S148.5の試乗レビュー!
・WRXSnowboard 24-25モデル Ⅿk-S148.5に試乗
・WRXS Ⅿk-S148.5の板チェック
・WRXS Ⅿk-Sのカービングは予想以上にキレた
WRXSnowboard 24-25モデル Ⅿk-S148.5に試乗
ホワイトピア高須で開催された試乗会でWRXSnowboard 24-25モデル Ⅿk-Sに試乗しました。
WRXSnowboardでまずは乗っておきたいモデル Mk-S。
人気のWRXSnowboardテントの周りには人だかりができています。
タイミングが合わないと貸し出し中のMk-Sが運よく置いてありました。
ラントリするには取り回しが良い長さを体験したいと思い148.5をチョイス。
148.5はシルバーベースのデザインで私好み☆彡
バインを取り付けたらさっそくリフトで山頂を目指します。
WRXS Ⅿk-S148.5の板チェック
リフトを降りたらまずはフラットバーンで板チェックです。
ボードのノーズやテールに体重をかけたり足元でボードをねじってみると…
フレックスもトーションも(Ⅿk-UやⅯk-Wに比べて)柔らかい。
柔らかさはあるけど粘るような張りはあるので、RICE28のRT-6よりは硬いと感じました。
148.5というサイズでカービングはどのくらい攻められるのだろうかチェックです!
WRXS Ⅿk-Sのカービングは予想以上にキレた
いざ、ドロップイン。
まずはボードの反応を確かめます。
ボードを立てていくと滑らかにエッジが噛んでターンに入っていきます。
ラウンドノーズ形状なだけあってクセのない操作感ですね。
少しずつスピードにも乗せてターンしていくと…
カービングはキレる!
148.5という長さでありながらある程度ボードに頼っていけるし攻められる。
ボードがバタつくこともなくてボードを立てたカービングができる。
この日のゲレンデコンディションは積雪後の柔らかめの雪。
ノーズに頼りすぎるノーズが刺さってバランスを崩してしまうことも(笑)
ツインチップのラウンドボードなので前後の体重移動は意識しないと安定しないですね。
ラントリボードのWRX Mk-S。
グラトリ初心者の私がどのくらい扱えるのかも確認です。
扱いやすいように普段使用するボードよりも短いサイズの148.5を選んだ訳ですしね。
足元で捌いてみたりずらして操作すると…ノーズやテールの引っ掛かりも少なくてスライドさせたり取り回しがしやすい。
ツインチップ形状なのでスイッチランもやりやすい。
フラットバーンで板チェックした時には柔らかく感じたフレックス。
滑っているとセンターフレックスは割としっかりとした感覚に変わります。
フレックスは柔らかいとは言いながらも初心者レベルで簡単なトリックがやりやすいかと言うと難しい。
というか、まずは脚力を鍛えてグラトリ自体を練習してレベルアップしろって話だと悟りました( ;∀;)
148.5という長さでありながらもキレるカービングとスライドさせやすいボードの操作性。カービング中級者でグラトリ初心者の私で非常に乗りやすいボードでした。
その後、ライダーさんがWRX Mk-S148.5で滑るところを見かけました。
自分が乗っていた板と同じなのか…と思えるくらい高回転のスピンとかしていてMk-Sのポテンシャルの高さを再認識しました。
WRXSnowboard 24-25モデル Ⅿk-Sは初心者にもおススメなボード
・WRX Ⅿk-Sは初心者向けのモデル
・初心者向けモデルWRX Ⅿk-SとOGASAKA TFを比較してみた
・WRXSnowboard Ⅿk-S148.5の試乗レビュー!扱いやすくてターンをもキレるボードを総括
WRX Ⅿk-Sは初心者向けのモデル
Ⅿk-SはWRXSnowboardの中では初心者向けのモデルに位置付けられています。
実際にⅯk-S、Ⅿk-U、Ⅿk-Wに試乗した私の感想も同じです。
WRX Ⅿk-Uは24-25から新しくリリースされるモデル。
Ⅿk-Sよりも太めのウエスト幅と硬めのフレックスでガンガンカービングで攻めていけるボードです。
WRX Ⅿk-Wは太いウエスト幅でボードを立てたカービングができるのにダブルキャンバー構造でグラトリまでできてしまう上級者向けのモデル。
ボードの作りが硬くて強さもあるので技術があって脚力自慢の人にはおススメですね。
一番柔らかくてクセもなく、これからスノーボードを上手くなりたいって人にはおススメのボード。
しかも、上級者でも楽しめるパフォーマンスを備えているのだから長く付き合えるボードとも言えそうですね。
初心者向けモデルWRX Ⅿk-SとOGASAKA TFを比較してみた
WRXSnowboardはOGASAKA工場で生産されています。
同じOGASAKA工場で作られているOGASAKAのボードはどうなのだろう?
ということで、初心者向けの位置付けにあるWRXSnowboardMk-SとOGASAKA TFとスペックを比較してみました。
コチラはWRXSnowboardのカタログから引用したⅯk-Sのスペック表
コチラがOGASAKAのカタログから引用したTFのスペック表↓
サイズは154、152が被っていますね。
148と148.5は0.5cm差。
今回は同じサイズの152でスペックを比較してみます。
有効エッジ | 接雪長 | ノーズ幅 | ウエスト幅 | テール幅 | サイドカーブ | セットバック | |
Mk-S | 1210 | 1160 | 289 | 249 | 289 | 8.9 | 10 |
TF | 1200 | 1160 | 287 | 246 | 287 | 8.5-8.2-8.5 | 17 |
スペックを比較してみると、ボードの幅がMk-Sの方が2~3mmほど太いですね。
形状はMk-SもTFもハイブリットキャンバーでノーズ幅もテール幅も同じ。
大きな違いはセットバックとサイドカーブ。
TFの方がセットバックが多く入っており、サイドカーブも小さくカーブ向けな印象。
私は実際にOGASAKA TF152に試乗したことがあるのですが、TFは柔らかい中でも張りががあってターンの安定感もありカーブ向けな印象。
ただMk-Sもターンの安定感はあるしキレる。TFよりもウエスト幅が太い点と、有効エッジが10mm長いという違いがターンの安定感につながっているのではと推測しています。
OGASAKAで一番柔らかいと言われているTFよりもMk-Sの方が柔らかく感じました。
Mk-SもTFも良い板でどちらも初心者にはおススメできるモデル。
WRXSnowboard Ⅿk-S148.5の試乗レビュー!扱いやすくてターンをもキレるボードを総括
WRXSnowboard Ⅿk-S148.5の試乗レビュー!扱いやすくてターンをもキレるボードのまとめ
✅Ⅿk-SはWRXSnowboardの中では初心者向けのモデルに位置付けられている。
✅Ⅿk-Sは柔らかいが粘る張りがあり、クセが無く扱いやすい。
✅Ⅿk-Sのターンは滑らかでカービングもキレる。
✅ボードをずらしたり取り回しもしやすくスイッチランも問題ない。
✅Mk-SはOGASAKA TFと比較するとボードは2~3mm太い。