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【GRAY】DELIGHTの試乗評価レビュー!ハンマーヘッド初心者でも扱える極秘ボード

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GRAY DELIGHTはハンマーヘッド初心者でも扱いやすいようにミディアムソフトフレックスに設計されたボード。

ハンマーヘッドボードに興味はあるけど自分のレべれるで扱えるか不安

コスパが良くてパフォーマンスの高いボードを探している

ハンマーヘッドボードでもグラトリ要素も楽しめるボードが欲しい

こんな人に紹介したいのがGRAY DELIGHT。

私はホワイトピアたかすの試乗会で実際にDELIGHTに試乗しました。

DELIGHTはハンマーヘッドボードなのに硬すぎず中級者レベルの私でも扱いやすく、カービングがキレて安定感もあるのに取り回しが良くて引っかからない不思議なボード。

しかも値段は税込みで8万円台!

これからDELIGHTの試乗レビューとスペック表の深掘りをするので興味のある方は最後まで読んでみて下さいね。

✅ 記事のポイント

・GRAY DELIGHTの試乗レビュー

・スペック表からDELIGHTを再評価

・DELIGHTはキッズモデルよりも安い!?

私のスペックとマテリアル

身長162cm 体重は53kg

普段使用しているボードは OGASAKA FC 154

ブーツは ナイトロ クラウン 24.5cm

バインはフラックスの XF Sサイズ

✅ 記事を書いた人

「こくだん」

・スノーボード歴20年のサンデーボーダー

・ホワイトピアたかすの試乗会でにDELIGHT試乗

・DELIGHTの安定したカービングに感動した人

ハンマーヘッドビギナー向けの評判は本当なのか?GRAY DELIGHTに試乗してみた!

ホワイトピアたかすの試乗会でGRAY DELIGHTを発見!扱いやすいと評判のハンマーヘッドボードが中級者レベルの私でも本当に扱いやすいと感じられるのかを確かめるべく試乗するのでした。

ホワイトピアたかすの試乗会ででGRAY DELIGHTに試乗!

ホワイトピアたかすので開催されたモリスポの試乗会。

この試乗会は「グラトリ向けのボードのみを集めてみました!」という面白い企画の試乗会だったんです。

グラトリに特化したボードのみを集めた試乗会と聞くと、ダブルキャンバーとか可変キャンバー形状のボードが集められてるってイメージを持ちませんか?

そんな中、ハンマーヘッド形状のボードが並んでいたんです。

そのボードがGRAY DELIGHT

GRAY DELIGHTはハンマーヘッド初心者でも扱いやすく柔らかめに設計されたハンマーヘッドボード。

グラトリ向けボードを集めた試乗会でメーカーであるGRAYがDELIGHTをラインナップに加えていると考えると、DELIGHTはハンマーヘッドでありながらもグラトリもできるボードってことですよね。

私がDELIGHTを知ったきっかけはYouTube。

ハンマーヘッドボードって上級者向けで初・中級者レベルでは扱いにくい印象を持っていたのですが、キレたカービングしながらグラトリボードのような滑りをするDELIGHTの動画をトイフィルムさんのチャンネルで発見。

私が見た動画がコレ。

ハンマーヘッドの安定感のあるカービングとグラトリも楽しめる絶妙フレックスのボードってどんな乗り心地なの?

そんなワクワク感いっぱいの中、ホワイトピアたかすで開催された試乗会でGRAY DELIGHTに試乗しました。

私が試乗したのはDELIGHT154

ソールからボードの形状を見ると四角いノーズ・テールが印象的なハンマーヘッド形状。

ハンマー形状はノーズが噛むとガツンとターンに入るから乗り味が独特なんですよね。

果たして、DELIGHT154はどんなフィーリングなのか?

GRAY DELIGHTのカービング

リフトに乗って山頂に着いたらフラットバーンでDELIGHTの感触を確かめます。

バインを装着したら体重をノーズやテールにかけてフレックスを確認。

フレックスは思ったより張りがある。

グラトリボード並みに柔らかいのかと思っていましたが、さすがにグラトリボードのようなフレックスではありませんでした。

脚力弱めの私からすると硬いと感じるくらいのフレックス。

足を捻じってトーションを確認すると程よく捻じれるくらいの硬さ。

メタル入りカービング向けボードのようなガチガチな固さはなく、一般的なラウンドボードのような扱いやすいフレックスとトーション。

DELIGHTの感触を確かめたら、いよいよ滑りの確認です。

この日のコンディションは前日に降った雪がうっすら残って程よく締まったバーン。

まずは緩斜面でボードの反応を確かめながらゆっくりターンしてみます。

ノーズ・テールと体重をかけてターンをしてみると

ハンマーヘッドなのにボードを立ててもガツンとターンに入るようなクセがなく、ターンの入りがラウンド形状のボードのように優しくて滑らか。

ターン中はハンマー形状なだけあって安定感もある。

DELIGHTは扱いやすそうな印象です。

次に、斜度のあるバーンでスピードに乗せてカービングしてみます。

トウサイドターンからの~ヒールサイドターンからの~トウサイドターン。

ターン中の安定感が凄くてズレる気配がない。

カービングってヒールサイドターンでガガガってボードがズレて気持ちよくたターンできなかったりするんですけど、DELIGHTはズレない!

しかもハンドスライドターンができるくらいにボードをガッツリ立てられる!

154というサイズでありながらボードを立ててもズレないターンの安定感に笑っちゃうくらい。

ズレずに気持ちよくカービングできたので次は緩斜面で取り回しを確認。

私はグラトリ初心者なのでグラトリ的な使い方を評価できませんが、スライドさせたりスイッチランは試せるので取り回しを確認すると

ハンマー形状なのにスイッチランは違和感ないし、ノースやテールの変な引っ掛かりもなくてずらしやすい。

これは本当にハンマーヘッド形状のボードなのかって思えてしまう(笑)

今までに感じたことのないDELIGHTのカービング性能と操作性の感触を残して試乗を終えるのでした。

中級者にも優しい遊べるハンマーヘッドDELIGHT。

滑りの幅を広げたい人にはおススメのボードかも。

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試乗したGRAY DELIGHTをスペック表から再評価してみた

試乗では好印象だったGRAY DELIGHT。他のハンマーヘッドボードとはどこが違うのか?スペック表を深掘りしてみました。

GRAY DELIGHTは5サイズ展開!スペックを3種類のハンマーヘッドボードで比較

※画像はGRAY公式サイトから引用しています。

GRAY DELIGHTは5サイズ展開。

私が試乗したのはDELIGHT154。

154という長さでありながらウエスト幅は252mmとワイドな設計。

ターン中の安定感はハンマーヘッド形状の有効エッジの長さとワイドなウエスト幅による安定感だったんですね。

そりゃズレやすいヒールサイドターンでもガガガってズレない訳です(笑)

試乗して特徴的だと感じたのはDELIGHTは優れた操作性。

操作性の秘密は接雪長と有効エッジにあるのではないかと思ったので確認することに。

3種類のハンマーヘッドボードで比較してみます。

比較するのは同じサイズの154cm

GRAY DELIGHT

GRAY DESPERADO Ti TypeR

OGASAKA XC-R

GRAY DELIGHT154の有効エッジは1320mm、接雪長1215mm。

GRAY DESPERADO Ti TypeR154の有効エッジは1390mm、接雪長1220mm。

OGASAKA XC-R154の有効エッジは1350mm、接雪長1180mm。

有効エッジ接雪長
GRAY DELIGHT1541320mm1215mm
GRAY DESPERADO Ti TypeR1541390mm1220mm
OGASAKA XC-R1541350mm1180mm

3種類の比較で差が目立ったのはDELIGHTの有効エッジ。

XC-Rよりも30mm、GRAY DESPERADO Ti TypeRよりも70mm短いことが分かります。

OGASAKA XC-Rは24-25モデルから新しく加わったハンマーヘッドボード。

カービングの印象が強いOGASAKAのハンマーヘッドボードが気になる人はコチラの記事をチェック⇩

【OGASAKA】24-25ニューモデルXC-R試乗評価レビュー!カービングにおススメなモデルXC-Rに試乗してみました。カービングがキレるし安定感もあるカービング専用ボード。そんなXC-Rの試乗評価レビューを記事にしました。使用したバインディングやスペックなどもまとめてあります。...

スペック表を比較した結果、

DELIGHTは有効エッジが他のモデルより短い分ターン中の安定感は劣る可能性もありますが、だからこそターンの入りの滑らかさや操作性が良くなっていると推測しました。

有効エッジが長いとボードを少し立てるだけでもボードが引っかかってしまいますからね…

ノーズの形状も比較してみました。

上がOGASAKA XC-R

下がGRAY DELIGHT

微妙なんですけど、形状の違いがあるの分かりますか?

DELIGHTの方がノーズにかけてフラットな部分があるんですよね。

ノーズ形状の違いも扱いやすさにつながっていると推測しました。

GRAY DELIGHTはキッズ向けモデルのデスぺよりも安い

GRAY DELIGHTで特筆すべきはボードの値段。

ハンマーヘッド形状のボードで税込み86,900円。

この金額は、ハンマーヘッド形状モデルデスペラードのキッズ向けのモデルよりも安いんです。

キッズ向けモデルのデスペラードは税込み108,900円。

10万円を切るハンマーヘッドボードGRAY DELIGHTのコスパの良さが分かります。

そして、キッズモデル デスペラードmicro/minnの完成度の高さが分かりますね。

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GRAY DELIGHTの試乗評価レビュー!ハンマーヘッド初心者でも扱える極秘ボードを総括

GRAY DELIGHTの試乗評価レビュー!ハンマーヘッド初心者でも扱える極秘ボードのまとめ

✅GRAY DELIGHTはハンマーヘッド初心者でも扱いやすく柔らかめに設計されたハンマーヘッドボード

✅DELIGHTはハンマーヘッドボードとしては柔らかめのフレックスだが、グラトリボードほどは柔らかくない。

✅DELIGHTはハンマーヘッド形状特有のクセがなく、ターンの入りが滑らか

✅DELIGHTはウエスト幅252mmとワイド設計でターン中の安定感がある

✅DELIGHTは長すぎない有効エッジでボードをずらすなどの操作性に優れている

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こくだん
日常の発見や体験は人それぞれ。 自分の体験したことや新たな発見、少ない滑走日数でも充実している趣味のスノーボード、お出かけや旅行のネタを中心にブログ記事を書いています。

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