手間暇かけて漬け込んだ梅シロップは市販で購入する梅シロップとは別格の味わい。
いつ頃に飲めるだろうかと漬け込んだ梅を眺めながら完成を待つ期間も楽しめる。
そんな梅シロップに関心はあるけど、酸っぱすぎる味わいは苦手…
リンゴ酢とハチミツを使った梅シロップなら酸味の強すぎないまろやかな甘みになるのかなと興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
梅シロップにリンゴ酢とハチミツを使って漬けてみたい
リンゴ酢と一般的なお酢で味わいは変わるの?
冷凍保存した梅で梅シロップを漬けてみたい
こんな疑問を解決します。
梅シロップは子供からお年寄りまでが飲めるお体に優しい手軽な飲み物。
ただ、酸味が強いと飲みにくかったりするし、もう少し甘めで酸味を抑えてみたいと思う方もいるのではないでしょうか?
私もその一人。
家族で楽しめるように甘味のある梅シロップを作りたいと思い、リンゴ酢とハチミツを使って梅シロップを作ってみました。
リンゴ酢もお酢なので酸味のある味わいにはなりますが、ハチミツを使うことでまろやかな甘みのある梅シロップが完成しました。
私が作った手順や冷凍梅を使った梅シロップの作り方もまとめてみたのでよかったら最後まで読んでみてください。
・梅シロップ作りで必要なものはスーパーでもネットでも手に入る
・梅シロップの作り方とお酢の違いによる味わいの感想
・冷凍保存した梅を使っての梅シロップ作り
ハチミツとリンゴ酢を使って梅シロップを漬けてみよう
・リンゴ酢とハチミツを使った梅シロップの作り方
・梅シロップの作り方!梅を付けていく手順
・梅シロップはいつから飲める?漬けてからの変化を見てみましょう
リンゴ酢とハチミツを使った梅シロップの作り方
まずは梅シロップを漬けるために用意するものを確認してみましょう。
梅 1kg
氷砂糖 1kg
リンゴ酢 1本
ハチミツ500g
梅を漬けるための容器(保存びん)
梅は6月頃からスーパーなどの生鮮食品売り場で手に入ります。
ネットでも購入可能ですね。
氷砂糖はスーパーでもネットでも入手できます。
ネットで見つけたロック中粒国産氷砂糖は気になりますねぇ…
リンゴ酢もスーパーでもネットでも買えますね。
ハチミツは国産なのか海外産なのかで値段も変わります。
海外産のハチミツならスーパーでお手頃価格で手に入りますし,
せっかくの梅シロップだから国産にこだわりたい!って人はネットがおススメ。
私が使っている保存びんは祖母から譲り受けた昭和レトロなデザイン。
保存びんは梅シロップを作りが始まる季節に氷砂糖とセットになってスーパーで売っていますが、デザインがあまりオシャレとは言えないね…
どうせ梅シロップを作るならオシャレな保存密封びんが欲しいって人には取手付密封びんがおススメ!
ネットで手軽に入手できます。
梅シロップの作り方!梅を漬けていく手順
① 梅のヘタと取って洗う。
② 水分をふき取って乾燥させる。
③ 容器に梅と氷砂糖を順番に入れる。
④ 最後にリンゴ酢を入れる。
① 梅のヘタの部分を取って洗っていきます。
梅の中心の黒い部分がヘタです。
つまようじを使ってこのように取っていきます。
ヘタを取った梅はこんな感じ。
ヘタを取って一つずつ丁寧に洗っていきます。
数が多いので根気よく取り組みましょう。
梅の数が多いので気長に作業するのがコツですね(笑)
② 水分をふき取って乾燥させます。
ヘタを取って洗った梅はキッチンペーパーなどで水分をふき取り、ざるなどに移してしっかりと乾燥させます。
水分が残っていると雑菌が繁殖する可能性があるので注意しましょう。
私は1時間ほどは乾燥させました。
洗ってすぐには漬けられないので要注意。
③ 消毒した容器に梅と氷砂糖を順番に入れていきます。
保存びんを消毒してから梅と氷砂糖を層にして入れていきます。
消毒にはキッチン周りにも使えるアルコール除菌スプレーを使用しました。
熱湯での消毒も可能ですが、ガラスの容器が割れる可能性があると聞いたので私はアルコール除菌スプレーを使用しています。
容器が準備できたら梅と氷砂糖を入れます。
梅を入れてから、次に氷砂糖、またその次に梅と層にすることがポイント。
④ 最後にリンゴ酢とハチミツを入れて終了。
梅と氷砂糖を層にして入れたら最後にハチミツとリンゴ酢を入れていきます。
あとは、毎日容器の中の梅に水分がいきわたるように軽く混ぜながら様子を見ていきます。
ちなみに、リンゴ酢の代わりにホワイトリカーや焼酎、ブランデーや日本酒などを入れることで梅シロップではなく、オリジナル梅酒ができ上ります。
私は子供達でも飲めるように梅シロップを選択しています。
梅シロップはいつから飲める?漬けてからの変化を見てみましょう
梅シロップ作りから24時間でここまで梅の水分が出てきます。
氷砂糖が溶けていますね。
さらに48時間後、氷砂糖が溶けて下に残るほどになりました。
梅シロップ作りから一週間。梅の実が浸るほどの水分が出ています。
このまま1か月半~2か月ほど待てば梅シロップを楽しむことができます。
暑い季節は炭酸で割って飲むのが個人的にはおススメです☆彡
氷砂糖が溶けきる前に我慢できず飲んでみましたが、お酢と梅の酸味が強くて飲むにはクセが強かったのでしっかりと氷砂糖が溶けて梅からのエキスが出るまで待った方がよさそうです。
リンゴ酢と一般的なお酢で梅シロップの味は変わるのか?
リンゴ酢と一般的なお酢で梅シロップの酸味は変わるのか?
私の感想は、「大きくは変わらない。」です。
穀物酢やリンゴ酢、黒酢や純米酢など様々な種類のお酢で梅シロップを漬けてきましたが、梅シロップの味わいに大きな違いを感じられなかったというのが正直な感想。
リンゴ酢だと若干酸味が弱いような気がするレベルで違いは分かりませんでした。
甘味を強くしたい人には、氷砂糖の量を増やしたりハチミツの量を増やすなどした方がよいかも。
梅シロップを梅と氷砂糖だけで作ろうとして醗酵してガスが発生した失敗談
お酢の酸味の無い純粋な梅シロップを作ろうとしたことがあります。
使用するのは梅と氷砂糖のみ。
数週間は順調でしたが、とあるころから泡が見えるようになり、梅もパンパンに膨らんでしまいました。
どうやら雑菌の繁殖により醗酵してしまったようです。
アルコール除菌して万全にしたはずが失敗…
お酢を入れて漬けた梅シロップは醗酵していなかったので、お酢の殺菌作用が聞いたのかなと推測しています。
それ以降は、お酢を入れての梅シロップ作りしかしていません(笑)
冷凍保存した梅とリンゴ酢とハチミツで梅シロップを作ってみた
・冷蔵保存した梅を使って梅シロップを作る
・梅シロップで使う梅はジップロックに入れて冷凍保存
・冷凍保存した梅も梅シロップの作り方と同じ
・リンゴ酢とハチミツで漬ける梅シロップはほんのり甘くて酸味も優しい!冷凍保存した梅も使ってみたを総括
冷蔵保存した梅を使って梅シロップを作る
梅シロップを漬ける際、容器に入りきらない梅が余ってしまうことがあります。
そんな時には梅を冷凍保存してから漬けることがおススメです。
冷凍した梅は繊維が壊れやすくて飲み頃になるまでの時間が少なくて済むのもポイント。
風味は多少変化すると思うのでそこは好みが分かれる所ですね。
梅シロップで使う梅はジップロックに入れて冷凍保存
ヘタを取って洗い、乾燥させた梅をジップロックに入れて冷凍庫で保存します。
私は10か月ほど冷凍した梅を使用しました。
冷凍保存した梅も梅シロップの作り方と同じ
容器を消毒したら、梅と氷砂糖を層にして入れていきます。
余った梅を冷凍保存していたので、梅の量は少量でした。
最後にハチミツとお酢を入れて完成。
あとはでき上りを待つだけです。
リンゴ酢とハチミツで漬ける梅シロップはほんのり甘くて酸味も優しい!冷凍保存した梅も使ってみたを総括
リンゴ酢とハチミツで漬ける梅シロップはほんのり甘くて酸味も優しい!冷凍保存した梅も使ってみたのまとめ
✅梅シロップに必要なものは、梅、氷砂糖、リンゴ酢、ハチミツ、保存びん。スーパーでもネットでも手に入る。
✅梅シロップを作る手順は表の通り。
① 梅のヘタと取って洗う。
② 水分をふき取って乾燥させる。
③ 容器に梅と氷砂糖を順番に入れる。
④ 最後にリンゴ酢を入れる。
✅1か月半~2か月ほど待てば梅シロップを楽しむことができる。
✅穀物酢やリンゴ酢、黒酢や純米酢など様々な種類のお酢で梅シロップを漬けるも梅シロップの味わいに大きな違いを感じられなかった。
✅冷凍保存しておいた梅を使って梅シロップが漬けられる。
✅冷凍保存した梅も作り方は通常の梅シロップと同じ。