【25-26】脱初心者へ!おすすめオールラウンドボード12選徹底比較

スノーボードのモデル選びで「高い買い物だから絶対に失敗したくない。でも、店員さんに勧められるがまま買うのも怖い……」と悩んでいませんか?
こんにちは、節約家スノーボーダーのこくだんです。
私はこれまで、気になる板を片っ端から試乗し、その数は累計80モデルを超えました。
「迷ったらCTって言うけど、自分に合うの?」
「人気のDOA、デザインはいいけど扱いきれる?」
レンタルや3点セットを卒業し、ステップアップを目指す時期は、最もボード選びに迷うタイミングです。
せっかく買うなら、上達してもずっと使い続けられる「相棒」を選びたいですよね。
そこで今回は、私が実際に試乗した80モデルの中から、初心者の頃の自分に「これを選べば間違いない」と教えてあげたいオールラウンドボード12モデルを厳選して徹底比較しました。
忖度なし、私の体で感じた「生の声」だけを届けます。
あなたのレベルに合った、最高の一本を見つけるヒントにしてください。
※私が実際に試乗したモデルに特化して解説しています。実際に乗って納得したモデルのみを厳選しているため、紹介するブランドに偏りがあります。初心者向けモデルを網羅している訳ではありませんが、生の声を聞いてボードを選びたいと思う人に向けて書いています。
オールラウンドボードはどのようなボードなのか?
「一本で全部こなしたい」というのは、スノーボーダーなら誰もが抱く願いですよね。 オールラウンドボードを一言で言うと、「圧雪されたバーンでのターン(カービング)から、パウダー、グラトリ、パークまで、どんなシーンでも平均点以上で楽しめる優等生」のことです。
極端に「カービング特化(カチカチに硬い)」や「グラトリ特化(フニャフニャに柔らかい)」ではないため、自分のやりたいことがまだ固まっていない「脱初心者」の時期には、まさに最適な選択肢になります。
※各モデルで硬さには差があるため、各モデルの特徴は確認してくださいね。
形状も確認しておこう!
ボード選びで一番頭を悩ませるのが「形状」です。 ここを理解しておくと、自分に合った相棒を選びやすくなりますよ。
キャンバー形状
ボードを地面に置いた時、真ん中が「アーチ状」に浮いているタイプ。
踏み込むとエッジがしっかり雪を噛むので、「ターンの安定感」と「反発力」が抜群です。王道のCTなどがこのタイプ。
しっかり滑りの基礎を固めたいならこれです。
可変キャンバー形状(ハイブリッドキャンバー)
キャンバーの良さを残しつつ、接地する部分を少し浮かせたりフラットにしたタイプ。
エッジが引っかかりにくいため、「スライド操作」や「グラトリ」がやりやすいのが特徴。DOAやASSASSINなどがこれに当たり、操作の優しさを求める人にピッタリです。
ボードの向き(シェイプ)も重要!
ツインチップ
ノーズ(前)とテール(後ろ)が全く同じ形。
メインの滑りだけでなく、「スイッチ(逆向き)」でも違和感なく滑れるのが魅力。
グラトリやパークで遊びたいDOAやTNTCなどはこの形です。
ディレクショナル
ノーズが少し長く、重心がやや後ろにある形。 前方向に進む力が強く、「ターンの安定性」や「パウダーでの浮力」に優れています。王道のCTはまさにこの設計。
とにかく綺麗に、スムーズに滑りたい人向けです。
ディレクショナルツイン
見た目はツインに近いけれど、中身の設計(重心位置など)がやや後ろ寄りな「いいとこ取り」タイプ。
「フリーランの安定感も欲しいけど、スイッチでも遊びたい」という欲張りな願いを叶えてくれます。
ここからは、私が実際に乗って「これなら間違いない!」と感じた12モデルを具体的に比較していきますね。
今回比較するオールラウンドボード12モデル紹介
私が実際に試乗し、その乗り味を徹底比較するのは、以下の国産ブランドと海外ブランドの12モデルです。
OGASAKA CT

国産オールラウンドの「王道」。
多くのスノーボーダーが迷った末にたどり着く、クセのなさが最大の魅力です。
標準的とも言える程よい柔らかさでありながら、ターンの安定感とキレを味わえる。
滑りの基礎を固めながらレベルアップして長く使えるモデルだと思います。
豊富なサイズラインナップで選べる幅が広がる点も魅力です。
OGASAKA CT-TWIN

フレックスは標準的なOGASAKAで唯一のツインチップモデル。
グラトリ向けなイメージを払拭するくらい、実はカービングターンが気持ちいいモデルなんです。
太めのウエスト幅で、ボードを立てた時にしっかりと雪面にエッジがグリップするしCT同様にターンのキレも感じられます。
OGASAKA特有のソールの走りの良さも感じられてターンの爽快感は抜群です。
CTと比較してサイズラインナップが限られているので体格によっては乗れない人もいるかも。
OGASAKA TF

カービングが色濃いOGASAKAで唯一の可変キャンバーモデル。
フレックスは程よくしなり、柔らかすぎてグニャグニャという訳ではないのでスピードに乗せたカービングターンも楽しめます。
ハイブリットキャンバー特有のスライド操作性能の良さもあり、初心者から上級者までスキルを発揮した滑りを表現できるモデルです。
FNTC TNTC

可変キャンバー形状のソフトフレックスでこれからスノーボードを上達したい人におススメできるモデル。
価格帯も手を出しやすく、しかもターンからグラトリまで様々な滑りに対応できる。
YONEX SMOOTH

カーボン技術の結晶。軽さと高反発が両立しており、ハイスピード時のキレと安定感に優れています。
ハーフパイプ競技で使用するライダーがいるほどポテンシャルを秘めたモデル。
フレックスはハリがあり硬さを感じますが、スイングウエイトが軽くて取り回しはしやすい。
私が試乗した154はあまりの軽快さに「150cmだったか?」と勘違いするほどでした。
NOVEMBER ARTISTE

ツインボードのオールラウンドフラッグシップモデル。グラトリとカービングのバランスが非常に優れており、全てをこなせる万能性が魅力です。
フレックスは標準的か若干硬め。ツインチップ形状でパークで遊びたい人にもチェックしてほしいモデルです。
NOVEMBER KAILA

超軽量ツインでありながら、硬い張りを持つコアなファンしか知らないのでは?と思えてしまうモデル。
ハイスピード時のカービングターンの安定感と走破性が抜群です。
スイングウエイトも軽量でスイッチスタンスへの入れ替えもスムーズ。
しかも、ハーフパイプでも使えるボードの強さも持ち合わせており、オールラウンドに扱いながらも、キッカーのジャンプにチャレンジしたい人にもおススメなモデル。
正直、初めて試乗した時には圧倒的なパフォーマンスに今までにないほど衝撃を受けたボードです。
初心者の方には、扱えるまでに少し慣れが必要な個性派モデルです。
RICE28 RT6

ユーチューバーでもある「いぐっちゃん」が愛用しているRICE28 RT6。
しなやかで柔らかいフレックスはボードの操作性や取り回しを容易にしてくれます。
私が試乗した148cmというサイズ感でもターンの安定感も持ち合わせており、オールラウンドに楽しめるボードです。
CAPiTA DOA

海外で圧倒的な人気を誇るモデル。そのグラフィックのカッコよさと、驚くほどのボードの軽さが魅力です。
これ1本で全てできる!のキャッチコピーは嘘ではないと感じます。
CAPiTA RESORT TWIN

圧倒的な人気を誇るモデルDOAの形状と似ているモデル。
試乗して感じたのはDOAよりも強いエッジグリップ力。
良好なターン性能と、DOAに負けないくらい扱いやすさを持ち合わせたモデル。
CAPiTAのスプリングブレイクシリーズの1本で、SNSでもあまり情報が見当たらずCAPiTA好きなコアなファンしか知らないのでは?と思えるモデル。
DOAは使っている人が多いし、被りたくないと言う人にはチェックしてほしいモデルです。
SALOMON ASSASSIN

ロッカーハイブリッドの万能型。しなやかなフレックスで、遊びやすさとエッジの引っ掛かりにくさが際立ちます。
ターン性能もあり、地形遊びやワイド設計のウエスト幅でパウダーコンディションでも対応するオールマウンテンを楽しめるモデル。
今回私が紹介する12モデルの中で、1位2位を争うと言えるくらい柔らかくてしなやかなモデル。
RIDE ZERO

左右非対称のサイドカーブが特徴的なモデル。
クセがあるのでは?と思いきや、ターンの導入は滑らか。
しかもソフトフレックスで扱いやすい。
ヒールサイドターンが安定しやすい設計となっており、ヒールサイドターンがズレてしまう人には使用感を体感してほしいと思えるおススメモデルです。
しかも型落ちも狙い目なのでコスパを意識する人にはチェックしてもらいたいモデルです。
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Q1. スノーボードで一番やりたいことは?
Q2. カービングの「キレ」や「速度」を重視する?
Q3. とにかく「板の軽さ」が最優先?
Q4. 「迷ったらこれ」という王道を選びたい?
Q4. コスパ(価格の安さ)が一番大事?
OGASAKA CT
迷ったらこれ!自分の滑りを正してくれる「滑りの教科書」です。
NOV. KAILA / YONEX SMOOTH
キレ味重視のあなたへ。圧倒的な反発と安定感で周囲を驚かせましょう。
CAPiTA DOA
軽さ・デザイン・遊びやすさ。すべてをオシャレにこなしたいならこれ一択!
RIDE ZERO / SALOMON ASSASSIN
「優しさ」重視。逆エッジを怖がらず、地形遊びもカービングも欲張りたい人向け。
FNTC TNTC
賢く上達したいあなたへ。浮いたお金で山へ通うのが脱初心者の最短ルートです!
CAPiTA RESORT TWIN
被りたくない玄人派へ。DOA譲りの性能に強烈なキレをプラスした隠れた名機。
【筆者体型と補足】 私(こくだん)の体型は身長162cm、体重53kgです。フレックスや軽さの評価は、この体型で試乗した際のものです。体重や脚力に自信がある方は、体感フレックスが「より柔らかく」感じられることをご留意ください。
比較軸1:誰でも乗れる「操作性の優しさ」
CT vs DOA vs ASSASSIN
ここで言う「操作性の優しさ」とは、「自分のやりたい動きに対して、ボードが変な抵抗をせず、素直に反応してくれるか」を基準にしています。
逆エッジの怖さを消したい初心者から、ミリ単位のコントロールを求める上級者まで納得のTOP3です。
1位:OGASAKA CT(安定の操作性)
「迷ったらCT」は伊達じゃない。ターンの教科書のような一本 トウ(つま先)からヒール(かかと)への切り返しが驚くほどスムーズです。ボードが勝手に曲がりすぎることも、逆に曲がらずに粘ることもない「究極のニュートラル」。
2位:CAPiTA DOA(軽快な操作性)
自分の足裏が延長されたような、驚きのシンクロ感 とにかくボードが軽く、足裏の感覚が雪面にダイレクトに伝わります。可変キャンバーのおかげで、エッジを立てれば噛むし、フラットにすればスッと横にスライドしてくれる。この「オンとオフ」の切り替えやすさが、マイルドな乗り心地の正体です。
3位:SALOMON ASSASSIN(自由な操作性)
「引っかからない」という安心感が、新しい挑戦を後押しする 独自のロッカーハイブリッド形状により、12モデル中もっともしなやかで「逆エッジへの恐怖」を感じさせない板です。それでいて、板を立てればしっかりカービングのキレも出る。低速での「ズラし」が圧倒的に楽なので、地形遊びや狭いコースでも余裕を持って扱えます。
もしあなたが「とにかくカービングの基礎を固めて、綺麗なシュプールを描きたい」なら、迷わずOGASAKA CTです。
逆に「カービングもしたいけど、グラトリや地形でも遊びたい。何より軽い板がいい!」という欲張りな方には、DOAやASSASSINが最高の選択になります。
ちなみに、ASSASSINはロッカー形状の恩恵で、CTよりも「遊び心」に振った設計。自分の今のスタイルが「基礎寄り」か「遊び寄り」かで選ぶと失敗しませんよ!
比較軸2:グラトリの「軽快さ・遊びやすさ・回しやすさ」
RT6 vs NOVEMBER ARTISTE vs ZERO
ボードを回す、弾く、プレスするなど、遊びの操作性のしやすさで評価します。
1位:RICE28 RT6(全体的な軽さ)
「グラトリに挑戦したいなら、まずはこれ」と言える操作感で、とにかくボード自体が軽く、脚力が弱めな人でも「ひょいっ」と板を回せるのが最大の魅力。フレックス(しなり)が非常に素直で、プレスした時の「板が乗ってくる感覚」が掴みやすいです。グラトリ初心者から中級者へステップアップするのに、これ以上頼もしい相棒はいません。
2位:NOVEMBER ARTISTE(回しやすさ抜群)
ツインボードのオールラウンドフラッグシップモデル。RT6に比べると全体的に「ハリ(反発)」がしっかりしています。そのため、低速でねちねち遊ぶよりは、スピードに乗った状態でのスピンや、パークのキッカーでの安定感が光ります。グラトリだけでなく、フリーランの延長で遊びたい人に最適です。
3位:RIDE ZERO(しなやかな操作性)
ツインチップ形状と程よいフレックスで、遊びとカービングのバランスが取れた万能型。左右非対称の設計のおかげで、苦手な人が多いヒールサイドの操作もスムーズ。スイッチ(逆向き)での滑走も違和感が少なく、ゲレンデの壁や地形で遊びながら滑るスタイルに抜群にフィットします。
ここでの選び方のコツは、「どれくらいのスピードで遊びたいか」です。
RT6は「グラトリ特化」と思われがちですが、実は「しなやかなオールラウンドボード」。低中速での操作性が抜群なので、グラトリの基礎を練習したい人に最高です。
ARTISTEは板に強さ(ハリ)がある分、グラトリ専業というよりは「パーク・カービング寄り」。その分、荒れたバーンでもバタつかない安定感があります。
ZEROは「しなやかさ」が売り。ガチガチのグラトリというよりは、地形を使って跳ねたりズラしたりする「フリースタイルな遊び」に最も向いています。
「くるくる回したい」ならRT6、「ジャンプやキレも欲しい」ならARTISTE、「ゆるく地形で遊びたい」ならZERO、という選び方が失敗しませんよ!
比較軸3:カービングの「安定感とキレ」
NOVEMBER KAILA vs SMOOTH vs CT-TWIN
スピードに乗せたときのボードの「安定性」と、エッジが雪面を掴む「キレ」を評価します。
1位:NOVEMBER KAILA(驚異的な走破性と安定感)
ウエストの細さを感じさせないほどの安定性とボードの硬い張りが、荒れたバーンでも雪面を押しつぶすような高い走破性を発揮。ハイスピード時の信頼感はトップクラスです。
2位:YONEX SMOOTH(高反発カービングのキレ)
軽さからは想像できない安定感と、カーボンによる強力な反発でキレのあるターンが可能。キレ味と軽快さのバランスを求めるならこのボード。
3位:OGASAKA CT-TWIN(ドラグ知らずの安定感)
ワイド設計特有のエッジグリップが抜群で、深く板を立ててもドラグの心配がない。安心感が、カービングの上達を後押しします。
ウエスト幅にゆとりがあるお陰で、私の体感では本家CTよりもさらにボードを深く立てた、キレのある爽快なカービングが可能。
ドラグを気にせずエッジを食い込ませる感覚は、一度味わうと病みつきになります。
KAILAはウエストの細さからは想像もつかない安定感と走破性が魅力。SMOOTHはカーボンによる高反発と軽快なキレ。CT-TWINはワイド設計の安定感という、それぞれ異なる質の安定性を提供してくれます。
※カービングならCTじゃないの?と思った方もいるのでは?CTはバランスの取れた万能モデルです。今回のカービングの安定感とキレに関しては、雪面への力強いエッジングによる安定と速度を出した時に雪面にレールのようなラインを描いてズレずにキレていくという視点で選んでいます。私の個人的なフィーリングを基準にしたおススメ順位になります。
比較軸4:コスパ「安さと滑りのパフォーマンス」
TNTC vs ZERO vs DOA
最近のスノーボードは、10万円オーバーのモデルも珍しくなくなりました。
「高い板じゃないと上手くなれないのかな…」と不安になる方も多いはず。
しかし、実際に80本近く乗ってきた私の本音を言わせてください。
「正直、低価格で性能の高いボードはある!」
そんな「安かろう良かろう」を体現する、トータルバランスに優れた3本を紹介します。
1位:FNTC TNTC(とりあえずの1本として最強の門番)
もともとの定価設定が非常に良心的で、これから上達したい人の財布に最も優しいモデルです。
「安いから性能が低い」なんてことはありません。
可変キャンバーの良さを活かしたターンからグラトリまで、上達に必要な要素はすべて詰まっています。
さらに、シーズンオフの型落ちを狙えば驚くような価格で手に入ることも。
「まず自分の板を持って雪山へ行く回数を増やしたい」という人にとって、最高のコスパ機です。
2位:RIDE ZERO(上位モデルを食う、隠れた実力者)
独自の非対称形状と、誰にでも扱える絶妙なフレックス。
これ、滑りの感覚だけで言えば、もっと高価な上位モデルに匹敵するポテンシャルを持っています。(正直、ZEROは私も買いだなと思いました)
RIDEの板は型落ちの割引率が高くなる傾向にあるため、タイミングが合えば「半額近く」で手に入ることも。
この価格でこの滑りができるなら、浮いたお金でゲレンデに行く回数を増やした方が間違いなく上達は早まります。
3位:CAPiTA DOA(「売る時」まで考えた賢い選択)
「10万円以下で買える最強のブランドボード」といえばこれ。
デザインとブランド力は説明不要。
注目すべきは「リセールバリュー(再販価値)」です。
人気モデルゆえに、数年使い込んで中古市場に出しても値崩れしにくい。
「4万で買った無名ボードが売れ残る」のと、「8万で買ったDOAが4万で売れる」のを比べたら、実質的なコストは同じ。
所有欲を満たしつつ、買い替えまで考えた「賢いコスパ」の代表格です。
スノーボードは板だけで終わりません。ウェア、ブーツ、リフト券、遠征費…。 「板に全予算を突っ込んで滑りに行けない」のが一番もったいないです。 ここで紹介したモデルを選んで、浮いたお金で1回でも多くゲレンデに行く。それが「脱初心者」への最短ルートであり、私が提唱するコスパMAX哲学です
比較軸5:レア感「他人と被らないモデル」
CAPiTA RESOT TWIN vs NOVEMBER KAILA vs OGASAKA TF
「性能が良いのはわかっているけど、リフト待ちで隣の人と板が被るのはちょっと…」
「王道すぎる選択は、なんだか初心者っぽくて抵抗がある」
脱ビギナーを意識し始めると、そんな「個性」を求める気持ちが芽生えてくるものです。
ここでは、メジャーブランドの中に隠れた、「実はめちゃくちゃハイパフォーマンスなのに、使っている人が少ない」通好みな3本をピックアップします。
CAPiTA RESORT TWIN(DOAの影に隠れた「真のオールラウンダー」)
CAPiTAといえばDOAが王道ですが、この「RESORT TWIN」はコアなファン向けの『SPRING BREAK』シリーズの1本。
パウダーボードのイメージが強いシリーズですが、中身は驚くほど軽快なツインチップです。
実際に乗ってみて驚いたのは、DOAよりもカービングの「キレ」を感じたこと。
ボードの基本設計はDOAをベースにしているため、操作性と安定感のバランスが絶妙です。「CAPiTAが好き、でもDOAじゃないんだよね」という捻り(ひねり)が欲しい人に最適。
NOVEMBER KAILA(孤高のフリースタイル・モンスター)
KAILAは「軽さ」「カービングのキレ」「高い安定性」という最高の性能を持ちながら、脚光は浴びていないと言えるモデルです。
正直、私は試乗して一番衝撃を受けたモデルです(笑)
硬めのフレックスはクセとも言えますが、個性的なニーズには最高の選択肢です。
ボードの張り(硬さ)を使いこなせるようになれば、驚異的な走破性と軽快なフリースタイルという最高のパフォーマンスが得られます。
OGASAKA TF(カービングの名門が放つ、究極の遊び心)
「OGASAKAといえばCT(キャンバー形状)」というカービング思考が、この板をレアな存在にしています。
どうしてもTFの「可変キャンバー=グラトリ用」というイメージが先行しがちですが、その実態は「OGASAKAクオリティのガチなカービングができるツインチップ」です。
注目すべきは、少しワイド設計のウエスト幅。
ウエスト幅にゆとりがあるお陰で、私の体感では本家CTよりもさらにボードを深く立てた、キレのある爽快なカービングが可能。
ドラグを気にせずエッジを食い込ませる感覚は、一度味わうと病みつきになります。
「スイッチ(逆向き)でも攻められるCT」だと考えれば、その万能性は計り知れません。 王道をあえて外しながら、性能には一切妥協しない。
この「真面目なブランドで、あえて遊ぶ」という選択は、OGASAKAを知り尽くしたボーダーだけが辿り着く、一つの境地と言えます。
「王道」から一歩踏み出すのは勇気がいりますが、これらのモデルを選んでいる人は、間違いなく「板の特性を理解して選んでいる人」という目で見られます。 上達の過程で「自分に何が必要か」が見えてきた時、こうしたニッチなモデルが最高の相棒になるはず。他人と競うのではなく、自分のスタイルを貫きたい。そんなライダーにこそ、この3本を捧げます。
最終結論:タイプ別「あなたを一段上のステージへ導く相棒」
最後に、私が12モデルを乗り倒した結論として、タイプ別に「これを選べば後悔しない」という3本を厳選しました。
① 「正解」が欲しい、失敗したくないあなたへ
→ OGASAKA CT 自分の滑りの「悪い癖」も教えてくれるし、「良い動き」には最高に応えてくれます。10年経っても色褪せない名機です。
② 「遊び」と「カッコよさ」を両立したいあなたへ
→ CAPiTA DOA ゲレンデで目を引くグラフィック、そして持った瞬間にわかる軽さ。パーク、グラトリ、フリーラン、全部を「オシャレに」こなしたいなら、DOAが最高の選択です。
③ 「キレ」を覚えて周りを驚かせたいあなたへ
→ YONEX SMOOTH / NOV. KAILA 「あの人のターン、なんか違うね」と言われたいならこの2枚。圧倒的な反発と安定感が、あなたのスピードの限界値を引き上げてくれます。
あとがき:道具選びは「旅」の始まり
多くのモデルに試乗してきましたが、どの板にも「作り手の想い」があります。
この12モデルは、その中でも私が自信を持って「脱初心者」の背中を押せると確信した精鋭たちです。
今回は紹介しきれなかった個性あふれるボードがまだまだたくさんあります。
モデル、サイズ、滑りのスタイル、自分の筋力や体格といった様々な要素が絡み合うスノーボード選びは、旅に出かけるのと同じような筋書きのないストーリーを生み出してくれます。
あなたが雪山で最高の笑顔になれる一枚に出会えることを、心から願っています!
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