皆さんは自分の人生に満足していますか?
「満足してるなんて言えないなぁ」
「自分の人生、このままでいいのかなぁ」
そのように思っている方も多いのではないでしょうか?
実は私も同じでした。
心の底から「自分の人生は満足している」なんて言えませんでした。
でも今は違います。
マインドセットのお陰で自分らしく挑戦的で満足のいく人生を歩んでいます。
自分の人生を変えたい、自分の人生はこれでいいのだろうか?
この記事はそんな思いを抱える方の人生を豊かにするヒントにつながると思います。
- 自分の人生を変えたいと思っている人
- 自分の人生は良いのだろうかと疑問を感じている人
マインドセットとは
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マインドセットとは分かりやすく言うと「ものの見方」と言えます。
自分の置かれている環境、直面している問題、手に入れたいチャンス、自分の関わったことへの責任。
これらをどう見て、どう捉えるのか。
「う~ん、分かるようで分からない。」
そんな声も聞こえてきそうなので
例を挙げて考えてみます。
同じ仕事場で仕事をするAさんとBさん。
Aさんは仕事に対して意欲的でいつもエネルギーに溢れています。
Bさんは仕事に対して消極的でいつも元気もなく疲れた表情をしています。
同じ職場で同じ仕事とをするAさんとBさん。でも二人の様子は正反対。
なぜでしょう?
それは、仕事に対するものの見方が違うから。
マインドセットが変われば、捉え方も変わります。
この例の場合、捉え方が変われば、仕事に対する姿勢や表情、発する言葉や振る舞いなども全てが変わります。
マインドセットはものの見方。
ものの見方で捉え方が前向きになれば人生も前向きに変わります。
人生を激変させたマインドセット3選
マインドセットは育ってきた環境や人生経験、触れてきた価値観などで作り上げられます。
マインドセットと一言で言っても内容は千差万別で簡単にはまとめられないもの。
そして、学ぼうと思っても絶対的な正解が見つかりにくいもの。
そこで、私が自己啓発書やビジネス書、組織論など様々な書籍を読み漁って自分の人生に劇的な影響を与えたマインドセットを3つ紹介します。
主体的になる
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主体的とは、他に強制されたり、衝動的に行ったりしないで、自分の意志、判断に基づいて行動を選択することです。
私流の表現をすれば、何事も自分の責任と捉えて、自分から率先して行動する。
主体的に考えられるようになるとものごとの捉え方も次のように変わります。
自分が置かれている状況を客観的に見られる。
その状況を解決できるのかを考えられる。
自分から行動できるようになる。
仕事で上司から「○○の資料を1か月後までの作成してほしい」という仕事の依頼を受けた時を例に考えてみましょう。
主体的に考えられれば、自分の置かれた状況を理解し、行動計画を立てて実行に移せます。
- 上司はプレゼンに向けての資料作成を期待している。
- ただ自分はプレゼンの全容を完全には理解できていない。
- 1週目で資料の方向性と大枠を考えて上司に内容の承認をもらう。
- 2週目に資料作成に必要な事例や情報を集めて資料の8割を作成し上司に確認を依頼する。
- 残りの期間で内容を詰めながら完成を目指す。
他にもトラブルが発生した時に主体的に考えられれば、自分ができることに目を向けて行動できます。
主体的に考える習慣がついたことで、私はものごとを自分でコントロールする感覚が養われました。
自分の人生の主役は自分なんだと感じ、行動できるようになりました。
強制的にやらされるのではなく、自分から進んで行動する。そう捉えるだけでも人生は変わるのです。
何事も自分の責任と捉えて、自分から率先して行動する。
自分から進んで行動するだけでも人生は変わる。
課題の分離
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アドラー心理学の考え方の一つの「課題の分離」
課題の分離とは
「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのはだれかを考えること」
これも分かるような、分からないような…
私の好きな例えはこれです。
「馬を水辺に連れていくことはできても、馬に水を飲ませることはできない。」
馬に水を飲ませたいと思っても、自分ができることは馬を水辺に連れていくことだけ。
実際に水を飲むかは馬の課題。
つまり、自分がコントロールできることはどこまでなのかを理解するということ。
実際の例で考えてみましょう。
仕事を頑張っているAさんとBさん。二人とも仕事を頑張りながらも上司からの評価が気になります。
Aさんはこう考えます。
仕事を頑張り成果を出せるのは自分のできる範囲のこと。でもそれを評価するのは上司の手の中にあること。自分では操作できない。だから、評価は気になるけど自分のできる範囲のことに注力しよう。
Bさんはこう考えます。
仕事にこれだけ頑張っているのだから自分は評価されて当然。上司は良い評価を付けてくれるだろう。でもできれば最上級の評価が欲しい。上司の評価を良くするにはどうすればいいのだろうか…
この例では課題の分離で考えられているのはAさん。
Aさんは自分のできることの注力でき、無駄なことは考えず、ストレスも少ない。
反対にBさんは自分でコントロールできない上司の範囲のことに気が向いています。
これでは本当に自分ができることが何なのかを見失い、成果につながらない行動を進める可能性があります。
課題の分離は人生の様々な場面で活用できます。
特に対人関係。人生の悩みの9割は対人関係ともいわれており、自分でコントロールできない相手のことで悩む方も多いのでなないでしょうか?
私は相手の課題になる部分は割り切って考えないようにしています。
自分がコントロールできる範囲はここまで。
そこから先は自分ではコントロールできない相手がどう捉えるのかという課題。
上手くいかないことがあればその時に自分がコントロールできる範囲のことを見つけて行動すればいい。
そう考えれれるようになってからは悩みも驚くように減りました。
今となっては、あの時なんであんなことで悩んでいたんだろうと笑えることもあります。
悩んでいた当初は自分にとって重大な悩みだったんですけどね。
あの時の自分に課題の分離を教えてあげたいと思うことも多々あります。
自分がコントロールできることはどこまでなのかを理解すること。
自分がコントロールできないことは割り切って考える。
結果は選択できないが、行動は選択できる。
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人は誰もが先の見えないことに不安を抱えますよね。
そんな時に助けてくれるのがこのマインドセット。
「結果は選択できないが、行動は選択できる。」
この先、どうなるのだろうか?
その問題に対して自分は行動した方がよいのか、見守った方がよいのか。
ここで言えることは、結果は誰にも分らないということ。
結果が分かっているのならばすぐにでも行動するはずです。
それが分からないから悩むんですよね。
例を挙げて考えてみましょう。
コンビニでスイーツ選びをしているAさん。
今日もお決まりのスイーツに手を伸ばそうとしたその時。
目に飛び込んできた季節限定スイーツ。
季節限定というキーワードに心を奪われますが、ここで悩みが生じます。
「これ本当においしいのかな?」
普段のスイーツを買えば自分がおいしさに満たされることは証明済み。
でも季節限定スイーツも気になる。
今を逃すと季節限定だから買えないかもしれない。
そうなったら後悔する。
でも美味しくなかったらどうしよう…
誰でも日常でこんな答えの出ないループにはまることはあると思います。
こんな時、結果は選択できないが、行動は選択できるに当てはめて考えるとこうなります。
季節限定スイーツは今しか買えない。
美味しいかどうかは食べてみないと分からない。
美味しいという結果は選択できないが、買わなかった後悔をしないために季節限定スイーツを買うという選択は自分でできる。
ここで仮に美味しくなかったとしても、普段のスイーツが自分の中で一番という答えにたどり着きます。
行動しなければわからないことはたくさんあるものです。
この先どうなるかという未来の結果は誰にも分らない。
思考停止で悩むのではなく、自分のできる行動に注目しよう。
まとめ
マインドセットとはものの見方。
私の人生を劇的に変えたマインドセットは次の3つ。
- 主体的になる。
- 課題の分離。
- 結果は選択できないが、行動は選択できる。
マインドセットは学んだ翌日から人生が180度変わる可能性を秘めています。
でも、直ぐに変わるものでもありません。
一つ一つのマインドセットを自分なりに解釈し、咀嚼し、自分のものにして日常に落とし込む。
そんな繰り返しが人生を満足できるものに変えていくのです。
皆さんの人生が豊かなものになりますように。