【26-27】フルモデルチェンジしたYONEX SMOOTHの試乗評価レビュー!カービングもグラトリも思いのまま!

節約家PTスノーボーダーのこくだんです。
26-27モデルからフルモデルチェンジとなるSMOOTH!
オリンピックのハーフパイプで世界的トップアスリートたちがこのボードを操り、圧倒的な高さと迫力あるスタイルを出している姿は「とにかくカッコいい……!」と見入ってしまいました。
そんなSMOOTHの新しいフィーリングが気になる……。
実は、フルモデルチェンジ前の25-26YONEX SMOOTH(旧モデル)に試乗していた私。
あの時の「154cmなのに150cm並みに取り回しやすい」という素直な操作感がずっと印象に残っていました。
あの操作しやすかったSMOOTHがフルモデルチェンジだって~?!
「これは絶対に自分の足で確かめたい!」
そう思い立ち、3月の岐阜県奥美濃のホワイトピアたかすで開催された試乗会へと向かいました。
アウトラインからすべて再設計された26-27モデルのSMOOTHは、操作性も安定感もレベルアップしており、1本で何でもやりたいスノーボーダーにはうってつけのモデルだと感じました。
今回は、メーカーの方から聞いた開発の裏話から、実際に試乗したリアルな体験談まで、余すことなくお届けします!
こくだんスノーボードの全試乗モデルが一覧になったページはコチラをチェック!
自分に合う板を様々なモデルと比較して選びたい方は、こちらの『オールラウンドボード徹底比較』もチェックしてみてください!
【26-27】フルモデルチェンジしたYONEX SMOOTHの試乗評価レビュー!

ホワイトピアたかすで開催された試乗会。ヨネックスはオリンピックの開催もあってか凄い人気ぶり。特にSMOOTHはお目当てのサイズが貸し出し中で一本目は借りられず…。やっと試乗2本目にしてフルモデルチェンジしたSMOOTHが手にできたのでした。
YONEXメーカー直伝の「フルモデルチェンジの真相」とSMOOTHのサイズ選び

朝一番から人であふれ返ったYONEXのテント。
この日、2本目の試乗でやっとSMOOTHに試乗する機会を得られたのでした。
いくつかのサイズ並べられているSMOOTHを目の前に前に立ち、まずはスタッフの方に気になっていたことを聞いてみました。
私: 「SNSでフルモデルチェンジしたと聞いてずっと気になってたんです!オリンピックの影響もあるんですか?」
すると、メーカーの方から非常に納得のいく開発の裏話を教えていただきました。
メーカーの方: 「オリンピックの影響はあるんですが、それよりも、実は以前からユーザーの方々から『ブーツのドラッグ(爪先や踵が雪面に擦れて引っかかる現象)を防ぐために、ウエスト幅を太く(ワイド化)してほしい』という要望が多く寄せられていたんです。」
「そこで今回、ウエストを太くする設計に踏み切りました。」
「ただ、普通に太くするだけだとどうしても操作性がもたついてしまうので、従来の3サイドカットから『5サイドカット(ファイブサイドカット)』に変更したんです。」
「キツめ、緩めの5つの複合カーブを組み合わせることで、カービングでノーズがしっかりと雪面を捉え、緩め、キツめと変わっていくサイドカーブでターンの操作性とキレを良くしているんです。ウエスト幅を太くしても従来の軽快な取り回しをしっかりキープできるように設計しました。」
ドラッグを防ぐためにワイド化し、操作性を担保するために5サイドカットで解消するという開発陣の見事な狙いを知り、アウトラインの変更に納得する私でした。
あえてワンサイズダウンの「SMOOTH 151cm」をチョイス!
1年前に乗った旧モデルは154cm。
今回はウエスト幅が太くなったから154cmならワイドな安定感が感じられる。
151cmでもウエスト幅249mm。
旧モデルの154cmよりも太い……これなら安定性も操作性も感じられる……
ウエストが太いなら、ワンサイズ落としても十分な安定感があるよなぁ。
むしろ151cmにサイズダウンした方が、5サイドカットのクイックな切り返しを極限まで活かせるのでは?
そう考えた私は、あえて151cmを選んで試乗することにしました。
手に取った151cmのSMOOTH。
手にした瞬間に「相変わらずめちゃくちゃ軽い!」とYONEXならではの技術力に思わず笑みがこぼれます。
バインを取り付けたらまずはボードを観察してみます。

まず、ブラックにブルーのグラデーション&差し色のイエローの洗練されたグラフィックがカッコイイ。
丸型ではないノーズ、テールの形状は旧モデル譲りです。
旧モデルも比較のために見てみるとこんな感じ。

25-26モデルのSMOOTHのレビューはコチラで詳しく紹介しています。
【YONEX】25-26 SMOOTH試乗評価レビュー!軽くて操作性抜群のオールラウンドボードだった
パッと見た目は、グラフィックも違うので形状の違いは分かりにくいくらいの変更です。
デッキのスペックシールを確認すると、定価116,600円(税込)、ノーマルキャンバー、セットバック10mm BACKの本格仕様。
気になる定価は、25-26モデル108,900円(税込)よりも7,700円の値上がり。
最近の物価上昇を考えると、良心的な値段設定だと思いますね。

ちゃんとスペックも見てみましょう…。
サイズを確認すると…私は小柄なので操作性に振り切るなら、147cmを使っても面白そうなスペックが見て取れます。
ノーマルキャンバーとなっており、キャンバーはそこまで高くないように見えます。

ソールはシンプルなデザイン。

まずは、リフト乗り場までワンフットスケーティングで感触を確かめます。
滑り出した瞬間から足元が軽い(笑)
やっぱりYONEXは軽いし、軽いから操作しやすいんですよね。
26-27モデルのSMOOTHでカービングとグラトリを確かめる

リフトに乗り込み、SMOOTHの軽さを再認識。
この軽さは、一日中滑ることを考えると、疲労度軽減につながるんでしょうね。
私の旧式FCはとにかく重いですから(笑)
リフトから見下ろす3月のホワイトピアたかす。
まだ早朝の時間帯ということもあり、ゲレンデにまだ圧雪バーンが残りしっかりと締まった絶好のカービングバーンが広がっていました。
「フルモデルチェンジしたSMOOTH。この硬めのバーンでどんな走りを見せてくれるのか……」
高揚感を抑えつつ、ゲレンデ上部を目指します。
SMOOTHのフレックスはしなやかな中にハリがある

まずはバインを締めたらボードの感触を確かめます。
ノーズ、テールに体重をかけると
カーボンらしい強靭な張り(強めのフレックス)を感じますが、ノーズとテールは意外にもしなやかな柔らかさが残っています。
とは言え、YONEXは全体的に硬いので、その中では少し柔らかいとなと感じるほど。グラトリ向けモデルのようなどこまででも乗り続けて点乗りできるようなフレックスではありません。
トーションもほどほどの硬さはありますね。
感触を確かめたら、いよいよスタートです!
SMOOTHの操作性はクセがないから初心者でも扱いやすい
まずは緩斜面で、つま先とかかとへ交互に体重移動をしながらターンをしてみます。
ボード自体が圧倒的に軽いため、狙った通りのラインへスイスイと板が進んでくれます。
エッジが突然かむような変な挙動も無くて、やはり扱いやすさはありますねぇ。
151cmにサイズダウンした効果も抜群で、足元の操作性は極めて軽快。
低速だとウエスト幅によっては切り返しがもたつきますが、考えられたアウトラインで操作のしやすさも感じられます。
SMOOTHの中高速カービング:マイルドな捉えと強烈なグリップ力
続いては、少し斜度のあるバーンへ移動し、速度に乗せて一気にカービングターンへ!
ここで、メーカーの方が語っていた「5サイドカット×ワイドウエスト」の真価を思い知らされることになります。
直前にパーク向けモデルの「STYLAHOLIC(スタイラホリック)」に乗っていたこともあり、その差は歴然でした。
YONEX SMOOTHを始めとするオリンピックモデルを比較して紹介した記事はコチラ
ヨネックス(YONEX)スノーボード「五輪3モデル」徹底比較!中級者が試乗して感じたリアルな乗り味
角付けをしてターンに入るとき、エッジの捉えが非常にマイルドなのです。
急激にエッジがガツン!と噛んで振られるような挙動がなく、ス〜ッと滑らかに反応して雪面を捉えてくれます。
多少ラフに角付けしても雪面を捉える衝撃に弾かれないため、「これなら初心者やカービング練習中の人でも安心して扱えるのでは?」と感じるほどの優しさです。
しかし、そこからターン中盤~後半にかけてグッと踏み込んでいくと、雪面を捉えるエッジグリップ力が恐ろしいほど強力!
151cmという短さにもかかわらず、太くなったウエスト幅のおかげでターン中のどっしりとした安定感が半端なくてズレていかない。
旧モデルの154cmよりも安定感あるんじゃないの?って一人でつぶやいてました(笑)
ターンの入りでは緩~く雪面を捉えているように感じて、ターンの中盤から後半への雪面を噛んでいる安定感は抜群!
複合する5つのサイドカーブが上手く雪面を捉えてずらさないんでしょうねぇ。
切り返しも151cmというサイズと軽さで軽快、ターン中はワイドウエストの圧倒的安定感。
朝一の締まったピステンバーンを切り裂いて滑り降りる感覚は、まさに「超爽快」の一言でした。
SMOOTHの地形遊び&グラトリで感じた万能性
気持ちよくゲレンデを駆け降りたら、SMOOTHの持つ「万能な遊びやすさ」を試すため、コース脇の壁や地形、そしてグラトリの反応も確かめてみました。
ハーフパイプのトップシーンで活躍するボードだけあって、コース脇の壁に進入してスライドさせたり、登ったり降りたりといった立体的な地形遊びでも、ボードの軽さと素直な返りのおかげで自在にラインを描けます。
ドライブスピンもエッジの引っかかりが気にならず、ボードを操作する感触を楽しめます。
さらに、平らなバーンで初心者レベルの練習中グラトリ「ソネ」にも挑戦。
ヒールターン後半、ノーズを意識してしっかり体重を乗せ換えて、プレスの姿勢をキープしながら目線を先行してタイミングを合わせて弾いてみると……
「ポンッ!」とノーズがしなる感触を感じつつ、気持ちよく弾けて回ってくれました!
※まだ初心者レベルなので、かなり私の主観が入っていますが…(笑)
足間の強いフレックスと、ノーズ・テールの絶妙な反発力で、グラトリ初心者レベルの私でもトリックのきっかけが簡単に作れるポテンシャルの高さを感じました。
まとめ:フルモデルチェンジした26-27 SMOOTHに試乗した評価は?
1年前に旧モデルに乗った時には、ワンサイズ小さいボードではないかと勘違いするくらいに切り返しも軽くて小回りが効くなぁという印象でした。
フルモデルチェンジした26-27モデルのSMOOTHは、とにかくバランスが絶妙という印象。
ワイド化と5サイドカットによって「ドラッグの不安解消」「ターン中の安定感向上」「滑らかな操作性」が見事に融合しています。
SMOOTHを選ぶ際のポイント・注意点としては、サイズ選びですね。
ワイド設計になっているので、選ぶサイズで滑りの感触は変わりそうです。
操作性を意識するなら短めのサイズ、ターンの安定性を意識するなら長めのサイズやワイドモデルも面白そうですね。
今回の試乗体験のポイントをまとめます。
- メーカーの狙い通りの進化! ドラッグ対策で太くなったものの、5サイドカットのおかげで取り回しの重さは一切なし。
- サイズ選びは「どんな滑りをしたいか」で選ぶのがおすすめ! ウエストが太いため、普段より短めを選んでも安定感は抜群。「クイックな切り返し」を楽しみたいなら短いサイズの検討もアリ。カービンの安定重視ならワイドモデルもおすすめです。
- こんな人におすすめ! オリンピック選手のような力強い滑りに憧れる人はもちろん、朝一の高速カービングから地形遊び、グラトリの弾きまで、ゲレンデ全体を1本で高次元に遊び尽くしたいスノーボーダーには試してほしいモデルです。
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①【足元の安全】緩んだビスはその場で即解決!携帯用ドライバー
「急にボードが扱いづらくなった…」
と思ったらバインが緩んでグラグラになっていたという経験ありませんか?
私はバインへ負担をかけやすい滑りなのか、ビスの緩みが多いです。
グラグラのバインで滑り降りるのはストレスですよね((+_+))
メンテナンススポットを探すのも、時間と労力を奪われる…
手のひらサイズの携帯用ドライバーがあればその場で解決できちゃいます!
バインの急な緩み対策に、1本持っておくと重宝しますよ!
②【滑走性のベース】滑走面の汚れをガッツリ剥がす!ポケットスクレーパー
「なんか今日、板の走りが悪いな…」
と思ったら、ワックスを塗る前にまずはこれで古いワックスや雪面の汚れ(油分や黄砂)を削ぎ落としましょう。
これだけで板の滑りが劇的に変わります。
14.5cm×6cmのサイズならポケットに入れられる!
③【加速の仕上げ】春の悪雪や湿り雪も恐くない! 簡易ポケットワックス(生塗りタイプ)
フラットバーンでボードが失速する…
春の湿り雪でボードが走らない…
走らないボードは楽しめないだけでなく、地味に体力も削り取ります。
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