【YONEX】REV(レブ)試乗評価レビュー!オリンピック金メダルモデルの気になる操作性に迫る

節約家PTスノーボーダーのこくだんです。
今回は気になっていたモデル「REV(レブ)」の紹介です。
ミラノ・コルティナ五輪ハーフパイプで金メダルを獲得した戸塚優斗選手が愛用するモデルのREV(レブ)。
ハーフパイプのエアの高さを出す強い反発と着地の衝撃にも耐えうるかなり硬めのボードなのではないか?
そんなオリンピアンが使うモデルを私のような一般ユーザーが使えるのだろうか?
という疑問を感じたので実際に自分の足で確かめることにしました。
試乗して感じたのは、私の抱いていたイメージとは全く別物のボードだということ。
REV(レブ)は、しなやかさと安定感を持ち合わせており、実は初心者から上級者までが扱えるモデルなのではないかと思いました。
今回は、「REV(レブ)」について、実際に試乗した様子を盛り込みながら紹介したいと思います。
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ハーフパイプ金メダルの「REV(レブ)」=超ガチガチ?試乗前のメーカー情報と先入観

ホワイトピアたかすで開催された試乗会。
3月上旬の朝一の締まったバーンから、徐々に雪が緩んでいくコンディションの中で、まずはキレのある高反発な「STYLAHOLIC」、そして圧倒的な扱いやすさと完成度を誇る新型「SMOOTH」を試乗しました。
そして、それら2モデルの感触を踏まえた上で選んだモデルが、ハーフパイプで悲願の金メダルを獲得した戸塚優斗選手の愛機「REV(レブ)」です。
私は「ハーフパイプの金メダルモデルなんだから、きっとガチガチに硬くて一般ユーザーには扱いにくいプロスペックなのだろう」という印象がありました。
ちょっと、ハードル高めなモデルかなぁ……と思いながらもメーカーの方にREV(レブ)の特徴を聞いてみることにしました。
スタッフの方から教えてもらったメーカー情報によると、26-27モデルは前年モデルに比べてフレックスを意図的に落としているとのこと。
ヨネックス独自基準でフレックスを「8ポイントダウン」という調整が入っており、これは4ポイント変わると人が乗った瞬間に違いがわかるレベルの変更なのだとか。
今まで、相当に硬い設計だったから、柔らかい方向にシフトしたのだろうか…。
構造面では、フレックスの柔らかさを補うために、インサートホールの下にストロー状のカーボンビームが4本配置されており、しなやかさをキープしたまま強い反発を生み出す設計なのだとか。
注目なのが、REV(レブ)はYONEXのボードの中でもキャンバーアーチが高めに設計されている点。
さすが、反発を得るためキャンバーアーチも高くしているのか…。
ひとしきり説明を聞いて、ボードを手にします。
私が選んだのは、153cm。
150cmとも迷ったのですが、ウエスト幅244mmでカービング性能も体感したいなと思い153cmにしたのでした。

相変わらずなんですが、やはりYONEXのボードは軽い。
YONEXのボードは全体的に軽いと思いますが、特に「REV(レブ)」は軽く感じます。

まずはボードにバインを取り付けたので観察してみましょう。

フレックスは見た目では分からないものの、キャンバーアーチ設計は見えますから観察…。

シャバ雪でもこのようにアーチがしっかりと見えます。
やはり高めのキャンバーアーチですねぇ。

ソールはシンプルデザインでいいですねぇ☆彡
まずはワンフットスケーティングでリフト乗り場まで移動しながら感触を確かめます。
すると、さっそく今までにない感触が…
ワンフットスケーティングでテール側の足で蹴り出してノーズ側の足に体重をかけた瞬間に高いキャンバーアーチが沈んでいくのが分かります。
そしてスケーティングを続けていくと、バイン固定していないテール側の足で雪面を蹴った両足荷重になる一瞬、ノーズ側の足への荷重が抜けてキャンバーアーチが戻る感覚も伝わってきます。
ワンフットスケーティングで蹴り出すたびにボードが「ボヨ~ン、ボヨ~ン」と弾む感覚がある。
高めのキャンバー設計と説明を聞いていたけど、ここまでキャンバーの高さが分かるとは……。
リフト乗り場で並びながら「STYLAHOLIC」、「SMOOTH」と試乗して感じたYONEXボード特有の硬いフレックスを思い出して一抹の不安がよぎります。
高いキャンバー+フレックス強めのボードだと、エッジの掛かりも強くなるはず…
トリックでエッジコントロールを間違えた瞬間に逆エッジで吹っ飛ぶんじゃないのか……。
足元には、片足を乗せただけでも存在感が伝わってくる「高めのキャンバーアーチ」
柔らかくなったとはいえ、高キャンバーと強力なカーボン反発……
一体どんな滑りを見せてくれるのか?吹っ飛んで本日終了とならないといいけど……期待と少しの緊張感を持ちながらリフトに揺られるのでした。
REV(レブ)のカービングはしなやかで安定する

リフトを降りたらまずはボードの感触を確かめます。
驚いたのはノーズとテールのしなやかさでした。
ノーズ側・テール側と体重を乗せてみると思った以上にボードがしなる!
「ハーフパイプ用=固くて難しい」という事前のイメージとは全く違い、今回試乗した3モデル(STYLAHOLIC・SMOOTH・REV)の中で、なんと一番ノーズとテールを柔らかく感じたのです。
これなら扱えるかも…。
まずは低速での操作性を感じながら滑ってみます。
体重をトウ、ヒールと交互にかけるとボードが素直に反応してターンの入りが非常に滑らかで、変なクセやエッジの引っかかりを一切感じません。
ワンフットスケーティングの時の不安はなんだったのかという素直さです(笑)
続いては、広めのバーンで速度を乗せてのカービングの感触を確かめます。
トウサイド・ヒールサイドと速度に乗せていくと、ターンの入りは優しく滑らかで、ノーズで捉えるタイミングでは柔らかいノーズはあまり主張してこない。
ターン中は足間のエッジがしっかりと雪面を捉えて安定している感触。
スタンス間(足と足の間)にはしっかりと剛性感があり、カービング時にはノーズとテールの有効エッジで耐えるというよりは、足間全体で雪面をしっかり捉えて高い安定感を生み出している感触がありました。
これまた、STYLAHOLIC・SMOOTHとは違うREV(レブ)独特の感触による安定感です。
さらに、ウエスト幅が3モデルの中で最も細く設計されているため、エッジの切り返しが非常にスピーディーで素直。
軽くて切り返ししやすい!カービングターンキレるし気持ちいい~!
試乗前の予測とは全く違う「REV(レブ)」の滑りに衝撃を受けるのでした。
REV(レブ)のグラトリとミニキッカーで感じた弾きと浮遊感
カービングで優しい操作性の印象を受けたREV(レブ)で遊びの要素も確認してみると、朝一のハードバーンから雪が緩み始めたこの時間帯、足元の扱いやすさは抜群でした。
スライド操作は足間の入れ替えをするとノーズとテールがスルッと動いてスイッチポジションへの入れ替えもやりやすい。
スイッチランもさすが、ハーフパイプに対応する万能ぶりで違和感なく滑っていけます。
練習中のグラトリも試してみると、ノーズとテールが素直にしなってくれるため、私のように「脚力にあまり自信がない」というタイプでも、ターン後半やトリックの導入で無理なく板をたわませることができます。
しならせて弾くという動きは、今までに試乗したYONEXのボードの中で「REV(レブ)」が一番感じやすく、グラトリ初心者レベルの私でもやりやすいと感じました。
一方で、「ただ柔らかいだけの板」ではないのがREVの真骨頂です。
試乗コースの途中にあるミニキッカーでストレートジャンプを試してみたところ、踏み込んだ瞬間にキャンバーがしなって一気に解放され、今までにない圧倒的な浮遊感を体感。
キッカーはあまり練習もしていないし、思い付きでチャレンジしたのですが、
「うわっ、めちゃくちゃ飛べる!」と思わず心の中で叫んでしまうほど、空中へ飛び出す感覚が爽快でした。
インサートホール下の4本のカーボンビームと高めのキャンバーアーチが「ポヨンッ!」と心地よい強烈な反発力で力強く押し返すことで、ジャンプで圧倒的な力を発揮したのだと推測します。
さらには、ハーフパイプで高いエアを演出できる軽さもREV(レブ)の強みだと思いましたね。
今回の試乗でREV(レブ)の印象は180度変わりました。
しなやかで軽くて高反発で扱いやすい。
初心者レベルから上級者までが楽しめるモデルだと感じました。
実際、翌週に参加しためいほうスキーの試乗会で、多分ビギナーでこれから「マイボード」を買いたいと思っている二人組のボーダーと同じリフトに乗ったんです。
二人の話を聞いていると「やっぱこのボードかなぁ、来期は自分のボード欲しいし、どのモデルか決めきれないしこれでいいかな」
そう話しているボーダーの足元を見ると、試乗していたボードはREV(レブ)!
「硬めなフレックスのYONEXのボードの中では扱いやすいからREV(レブ)なら間違いないから買っちゃっていいと思うよ~」
と心の中で購入をおすすめする私でした(笑)
「REV(レブ)」のスペックを確認して深掘りしてみた
初心者レベルでも扱いやすいと感じたREV(レブ)ですが、スペックを深掘りすると、独特な設計が見て取れます。
| サイズ | 有効エッジ | 接雪長 | ノーズ・テール幅 | ウエスト幅 | サイドカーブ | スタンス幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 150 | 1165 | 1130 | 282 | 241 | 8.05/7.6 | 48-60 |
| 153 | 1195 | 1160 | 285 | 244 | 8.45/8 | 50-62 |
| 156 | 1225 | 1190 | 288 | 247 | 8.9/8.45 | 50-62 |
| 159 | 1245 | 1210 | 292 | 250 | 9/8.55 | 50-62 |
「REV(レブ)」はワイドモデルが増えている最近のボードと比較するとかなりウエストは細く設計されています。
私の試乗した153cmは、ウエストが244mmなので、SMOOTHの147cm(ウエスト幅243mm)とほぼ同じ。
STYLAHOLICで比較すると143cm(ウエスト幅243mm)とほぼ同じという細さ。
有効エッジは他のモデルと比較しても極端に短い訳ではない1195mm。
ノーズやテールの感触がマイルドで扱いやすいモデルの場合、有効エッジが短めの設定のモデルもありますがREV(レブ)は違います。
ターン中のノーズ、テールの噛んでいる感覚はあまり感じ取れなかったものの、雪面を捉えているのに感じにくかっただけではないか思います。
トリックやスライド操作に関しても柔らかめに調整したフレックスバランスがエッジの引っかかりにくさを生み出していたのではないかと推測します。
REV(レブ)はサイズ展開が4サイズのみと選択肢が少ないので、体格からドンピシャに合う人がいたら是非手に取ってほしいモデルですね。
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②【滑走性のベース】滑走面の汚れをガッツリ剥がす!ポケットスクレーパー
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