【26/27】YONEX SPINEBACK試乗評価レビュー!春のめいほうで体感した超ダイレクトな使用感

節約家PTスノーボーダーのこくだんです。
YONEX(ヨネックス)の革新的バインディング『SPINEBACK(スパインバック)』というモデルを知っていますか?。
ハイバックのカーボンシャフトを交換することでフレックスを変えられるという独特なモデルです。
以前から気になっていた『SPINEBACK』を試乗して感触を確かめるチャンスが巡ってきたので、圧倒的な走りを魅せるフラッグシップ・カービングボード『THRUST(スラスト)』とのセットアップで試乗してきました。
3月の春特有の少し柔らかくなった雪質という、エッジが抜けやすく板の挙動がシビアになるコンディションだからこそ見えてきた、『SPINEBACK』の全貌を徹底解説します!
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YONEXのバインディング『SPINEBACK(スパインバック)』の試乗評価レビュー

3月の春を感じる陽気の中、めいほうスキー場で開催された試乗会。今回は一度試してみたかった特徴的なYONEXのバインディングに試乗するのでした。私は、試乗する中で「あのバイン」との違いも確かめたかったのです。
YONEXの独自構造ハイバックのカーボンシャフト
ヨネックスが誇るカーボン技術の結晶である『SPINEBACK』。
「スピンバック」かと思いきや、『スパインバック』と呼ぶそうです。
以前から存在は知っていたのですが、実際に手に取るのは今回が初めて。
特長はなんと言ってもハイバック。
大きく肉抜きされたハイバックには、1本のシャフトが取り付けられている。どんな構造なのか、詳しく見ていきましょう。
『SPINEBACK』の最大の特徴は、ハイバックのセンターに走る1本のカーボンシャフト(SPINE CUSTOMIZE SYSTEM)です。

かかと(ヒールサイド)方向へのレスポンスを、このカーボンシャフトの硬さによってコントロールできる他には無い画期的な構造になっています。
メーカーの方に聞いたところ、試乗会では、標準の「フレックス80」のシャフトのみの試乗となっているのだとか。
シャフトには、色が決められており、標準の80はブラックで数値も「80」と印字されています。
フレックスが上がると「100」、下がると「60」になると説明してくれましたが、試乗会ではさすがに、シャフトを取り替えて硬さを確かめる試乗はできなさそうです。
YONEX SPINEBACK(26/27)の構造とFLUXとの互換性
このバインディング、普段からFLUXを愛用している私としては見逃せないポイントがあるんです。
どうやらベース部分はFLUXのテクノロジーを採用しているらしい。
これは、FLUXの試乗会でメーカーの方から聞いていた情報なんですよね。
どこまで同じなのかも気になっていたので確認してみます。

ローテーション用に5穴のベースプレートの形状にかかと側にはブッシング。
あのモデルと同じではないかと思うそのモデルと比較すると…
FLUXバインディング「XF」と比較すると

ベース部分は、FLUX「XF」のベースと同じ形状ですね。
細かなネジパーツも同じ。
見比べてみると、ブッシュはXFではなくてDSと同じようです。
「DS」のベースプレートはコチラ。

『SPINEBACK』はブッシングの形状からDSと同じベースプレート構造と言えそうです。
「XF」と「DS」は同じ形状のベースプレートを使いつつも、グラスファイバーを調整することで剛性の強さに違いを出しているそうで、この『SPINEBACK』はどのくらいの硬さなのかは気になりますね。
続いて、ストラップ類も比較すると…

上が『SPINEBACK』で下はFLUXの「CV」。

アンクルストラップもトウストラップもFLUXバインディングと全く同じ。
『SPINEBACK』が違うのはハイバックのみと言えそうです。
実際に片足バインを履いてみると…
ストラップを締め付ける感覚が普段と全く同じ(笑)
FLUXユーザーが普段から感じているお馴染みのホールド感で違和感が全くないです!
普段使い慣れているギアの感覚って安心感を感じるものなんですね!(^^)!
信頼のFLUX形状に、ヨネックスのカーボン技術が融合したハイブリッドな仕上がりと言えますね。
【雪上インプレ】柔らかい春雪の「めいほう」でTHRUSTに『SPINEBACK(スパインバック)』を合わせて乗ってみた!

3月のめいほうスキー場といえば、朝一は締まっていても次第にシャバ雪へと変わっていく難しいコンディション。
そんな環境下で『SPINEBACK × THRUST』の組み合わせは、そんな悪条件をものともしない快感を与えてくれました。
① 力の加え方が超ダイレクト!まさに「XF」の感覚
滑り出してすぐに感じるのは、足元からボードへ力を余すことなく伝えられている強烈なダイレクト感。
アンクルストラップの程よい密着感とベースプレートの剛性の強さで、自分の思うようにボードに力が伝わり、エッジの切り替えも即座に反応してくれます。
踏み込んだ力が一切逃げずにボードに伝わるフィーリングは、まさにFLUXのハイエンドモデル「XF」の硬質でシャープなレスポンスに非常に近いです。
旧モデルではあるけど、XFユーザーの私としては、非常に違和感なく操作できるという印象。
② セミハンマー「THRUST」との相乗効果でカービングが気持ちよすぎる!
ボードのTHRUSTは、ヨネックスが誇るセミハンマーヘッドボード。
雪質が柔らかいと、ハンマーヘッド系はエッジが潜りすぎたり失速したりしがちですが、THRUST特有のフラットのあるキャンバーを採用するセミハンマー形状のゆとりと捉えの良さが見事に活きます。
『SPINEBACK』のダイレクトなエッジングがヒールサイドのブレを抑え込んでくれるため、柔らかい春雪を強引に切り裂いて加速していくような、最高に気持ちいいロング〜ミドルカービングを堪能できました。
【本音レビュー】FLUXユーザーから見たハイバックの操作感
ここで、普段からFLUXを使い込んでいる私だからこそ感じた「リアルな本音」をお伝えします。
ぶっちゃけて言ってしまうと、「ハイバックのみの微細なフレックスの違い」については、中級者レベルの滑りではそこまで明確な差としては分かりませんでした。
肉抜きされたハイバックのお陰で、気持ち左右への動きがやりやすいかな…と言うレベル。
私的には、普段から愛用するXFに似ている(ほぼ同じ)という印象が強かったです。
私の感覚が鈍いのかも、ですが……(^_^;)
そして、こんな疑問が残ってしまいました。
「シャフトでフレックスが変えられるハイバックで劇的に滑りが変わるか?」
こればかりは、シャフトを入れ替えて滑ってみないと分からないなと言うのがホンネですね。
あとは、アングルやローテーションのアリ・ナシなど、セッティングでも感触が変わるから滑りにどんな影響が出るのかは分からないですね。
しかし、「左右でレスポンスを変えたい人」には唯一無二の神ギアになります!
ハイバック単体での細かな違いは分かりにくい一方で、このシステムの本当の価値は「左右のバインディングで明確にレスポンスを変更・調整したい」というマニアックな要望に応えられる点にあります。
スノーボードは前足と後足で課せられる役割が全く異なります。
- 前足: ターンの捉えのために、素早い反応(硬さ)が欲しい
- 後足: ターン後半の粘りや強いエッジングのために、ボードの上で動ける自由度(柔かさ)が欲しい
このように、「前足はフレックス100のハードなシャフト、後足はフレックス60のソフトなシャフト」といった左右非対称(アシンメトリー)なセッティングを、ハイバック本体を買い替えることなくシャフト交換だけで実現できるのです。
左右の役割分担を自分好みに細かくチューニングしたいこだわりの強いライダーにとっては、SPINEBACKはこれ以上ない最高の選択肢になります。
コスパMAXの視点で見るメリット・デメリット
◎ ここが最高!(メリット)
- 左右のレスポンスを別々に調整できる唯一無二のカスタマイズ性。
- FLUX譲りの完成度: ストラップの締め心地やパーツの耐久性はFLUXベースならではの安心感があり、長く使えるため費用対効果(コスパ)が高い。
- 春雪でもブレない推進力: THRUSTのトラス構造が生み出すパワーを100%引き出せる。
▲ ここは注意!(デメリット)
- 低速でのルーズさ: ストラップはホールド感が強く、緩斜面でゆっくり滑ったり、ルーズなグラトリをしたりするのには少し窮屈かも。どちらかと言うと「スピードとカービング」に向いたギアですね。
※よりルーズで自由度の高い操作感を求めるなら、新しいストラップのDSの方が合っているかも。
26/27のDSのレビューはコチラ
新型クラウドストラップでDSはどう変わったのかリアルレビュー!
5. まとめ:どんなスノーボーダーにおすすめ?
YONEXの26/27ニューモデル『SPINEBACK』と『THRUST』のセットアップは、以下のようなスノーボーダーに間違いなく刺さる組み合わせです!
- 前足・後足でバインの硬さを変えるなど、セッティングにトコトンこだわりたい方
- FLUXのホールド感が好きで、さらにヨネックスのカーボン技術を体感したい方
春の柔らかい雪ですら最高の快感に変えてくれるこの戦闘力。
自分だけのセッティングを突き詰めたい方は要チェックバインですよ。
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自分に合う板を他のモデルと比較して選びたい方は、こちらの『オールラウンドボード徹底比較』をチェックしてみてください!
スノーボードのギア選びに、万人に共通する『正解』はないと私は考えています。身長や体重、スキル、そして身体の感覚まで、条件は一人ひとり違うからです。だからこそ、私のレビューは鵜呑みにせず『一つの指標』として参考にしてください。スペック表と私の説明を照らし合わせ、あなた自身で判断して選んだ一本こそが、きっとあなたの最高の相棒になるはずです。
ギアの性能を100%引き出すセルフメンテおススメ3選
せっかく手に入れた新しいギアも、日頃のメンテナンス次第でその性能は半減してしまいます。「現場でサクッと最高の状態を作る」ために、車やウェアのポケットに忍ばせておきたい厳選アイテムをまとめました。
①【足元の安全】緩んだビスはその場で即解決!携帯用ドライバー
「急にボードが扱いずらくなった…」
と思ったらバインが緩んでグラグラになっていたという経験ありませんか?
私はバインへ負担をかけやすい滑りなのか、ビスの緩みが多いです。
グラグラのバインで滑り降りるのはストレスですよね((+_+))
メンテナンススポットを探すのも、時間と労力を奪われる…
手のひらサイズの携帯用ドライバーがあればその場で解決できちゃいます!
バインの急な緩み対策に、1本持っておくと重宝しますよ!
②【滑走性のベース】滑走面の汚れをガッツリ剥がす!ポケットスクレーパー
「なんか今日、板の走りが悪いな…」
と思ったら、ワックスを塗る前にまずはこれで古いワックスや雪面の汚れ(油分や黄砂)を削ぎ落としましょう。
これだけで板の滑りが劇的に変わります。
14.5cm×6cmのサイズならポケットに入れられる!
③【加速の仕上げ】春の悪雪や湿り雪も恐くない! 簡易ポケットワックス(生塗りタイプ)
フラットバーンでボードが失速する…
春の湿り雪でボードが走らない…
走らないボードは楽しめないだけでなく、地味に体力も削り取ります。
ワックスはスノーボーダーの必須アイテム!
滑走面にサッと塗って伸ばすだけで、驚くほど走る板に生まれ変わります。
アイロン不要で、塗ったらそのまま滑れる手軽さがおススメポイント!
しっかりメンテナンス派にはホットワックスがおススメです。
私はホットワックスも利用しています。
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【エピローグ(epilogue)】
新しいモデルの感触は最高で試したい…でも、、、
「スノーボードはお金がかかる…」
「財布が追い付かない…」
そう悩んでいる方にこそ、私が実践している『費用生成システム』を知ってほしい。
我慢してスノボを諦めるのではなく、仕組みを作って全力で楽しむ。
私が年間38万円を捻出し、趣味も家族の時間も妥協しなくなった具体的な手順は、こちらのロードマップにまとめています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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