【実録】ママチャリの後輪タイヤ交換をDIY!2回のパンク修理でも直らなかった原因と、ブレーキワイヤーを外さない超効率化のコツ

節約家PTスノーボーダーのこくだんです。
通学や通勤で毎日大活躍してくれるママチャリ。
しかし、ある日突然やってくる「パンク」ほど厄介なものはありません。
実は先日、娘のママチャリ(使用4年目)がパンクし、私が2回目のパッチを貼って修理しました。直した直後はバッチリ空気も入り、「よし、これで大丈夫!」と一安心していたのです。
ところが、世の中そんなに甘くはありませんでした。
平日不規則休みのシフトで動いている私は、ある月曜日の朝、偶然休みで家にいました。
娘が通学に出かける直前、ふと胸騒ぎがして自転車のリアタイヤを見てみると……
「ペコペコやないかい……」
昨日はしっかり入っていた空気が、1日経ったらまた完全に抜けていたのです。
幸い、早めに気づいたため間一髪で娘を送り出し、電車の時間には間に合いましたが、月曜の朝から冷や汗をかきました。
「もうパッチ修理の限界だ。娘は通学であと丸4年は毎日この自転車を使う。……よし、小手先の修理はやめて、いっそ足回りを全交換しよう!」
そう決意し、ネットでママチャリの後輪タイヤ交換の方法を検索。
構造を調べ、「これなら自分でできる」と確信した私は、月曜の午前中から工具を握りしめてDIYをスタートしました。
この記事ではそんな私の、ママチャリ後輪タイヤ交換の方法を素人のタイヤ交換と言うリアルな視点で紹介していきます。
ママチャリの後輪タイヤ交換を自分で!DIYで外す手順と必要な工具
ロードバイクやクロスバイクと違い、ママチャリの後輪交換は「自転車のメンテナンスで最も面倒」と言われます。
なぜなら、チェーンカバー、スタンド、荷台、泥除けステー、内装変速機、そしてブレーキなど、無数のパーツがリアアクスル(車軸)に密集しているからです。
手順を間違えるとパズル状態になりますが、一つひとつ確実にバラしていきます。
自転車のタイヤ交換を自分でやるために必要な工具
私が使用した工具はコチラ。

プラスドライバー、マイナスドライバー(脱着式)
10mmのスパナ
10mmのTレンチ
15mmのラチェット
タイヤ外しレバー(パンク修理キット付属品)
空気入れ
こんな時は、工具セットがあると便利。
後輪タイヤを自分で交換するやり方を紹介
カバー類の取り外し

リアのチェーンカバー、内側変速のカバーを外します。
プラスドライバーでネジを外せばすぐに外れました。

続いてはペダル側。

ペダル付近のカバーも外してギヤを露出させます。

プラスドライバーでネジを1本外して、マイナスドライバーでこじるようにして外します。
外したカバーはペダルにぶら下げたままでも問題ありませんでした。

ブレーキの固定ボルトも緩めます。
10mmのスパナとボルト外しで簡単に外れます。
ここまで来たら、自転車をひっくり返して作業します。
車軸のロックを緩める
15mmのラチェットレンチを使い、リアタイヤを固定している左右のナットを緩めます。
荷台ステー、泥除けステー、スタンドを外す

ナットを取り外したら、荷台ステー、泥除けステー、スタンドを外していきます。
内装変速のステーも外します。
左側はスタンドを固定するパーツもあるのでマイナスドライバーで緩めながら外します。

チェーンを緩める
チェーン引きを緩めて後輪を前にスライドさせ、ドライバーを使って前側のチェーンを緩めるように回して外すと……

チェーンが緩んで見事、後輪タイヤが車体から外れました!
【後輪交換のコツ】ブレーキワイヤーを外さない超効率化の裏技

ここで、ネットで見つけた先人の知恵(動画)を参考に、大きな効率化を試みました。
通常のマニュアル通りだと「ブレーキワイヤーを外す」という工程が入るのですが、今回はあえてブレーキワイヤーを外さずに、ブレーキ本体を後輪に取り付けたまま作業を行いました。
これが大正解。
ワイヤーを外してしまうと、後で組み立てる際にブレーキの引き代(ワイヤーの張り具合)を再調整する手間が発生します。
しかし、ワイヤーを繋いだままブレーキ本体をフリーにしておくだけなら、何ら問題なくタイヤとチューブの脱着作業が可能です。
作業工程が一つ減るだけで、驚くほど効率が良くなりました。
DIYで挑戦される方は、ぜひこの「ワイヤー残し」をおすすめします。
気を付けたのは、ワイヤーを捻じりすぎないこと。
ワイヤーも金属なので柔軟性はあると思いながらも負担をかけないように取り扱いには注意しました。
ブレーキ本体はタイヤとチューブの取り外し作業に影響はなく、パンク修理キットに付属するタイヤ外しを使って、タイヤとチューブを外しました。
後輪が車体から完全に独立していると、ここまで簡単にタイヤが外れるものかと感動しました。
自転車のタイヤ交換中の大惨事!外したチューブをから学ぶパンクの原因
無事に外れた「タイヤ」「チューブ」「リムバンド(リムテープ)」の3点セットがこちらです。

タイヤはまだ溝がそれなりに残っているように見えましたが、やはり3年間の経年劣化でゴム全体のコシがなくなっていました。
そして、今回の「パンク修理しても翌日には抜ける」という謎の原因を突き止めるべく、外した古いチューブに空気を入れて検証しようとした、その時です。
空気を入れていくと、チューブは均一なドーナツ型にはならず、まるで「人間の胃袋」のように一部だけがボコッと異常に歪んで変形しながら膨らんでいきました。
ゴムの厚さが完全に不均一だった証拠です。
よく中国製はゴムの均一性に欠けると聞いたことはありましたがここまでだったとは…。
「そろそろしっかり膨らんだかな?」と思った、次の瞬間。
『バァンッッッ!!!』
という凄まじい爆音とともに、チューブが目の前で大きく裂けるように破裂したのです!

恐ろしいことに、大きく裂けたその場所は、まさに「前日に私が苦労して塞いだパッチの真横(ゴムが一番薄かった部分)」でした。
私のパンク修理方法はコチラで紹介しています。
自転車屋が近くにないから自分でパンク修理!あさひと100均の金額差を計算してみた
格安ノーブランド製チューブの品質のバラつき(厚みの不均一さ)の重要性に気付かされる衝撃的な瞬間でした。
販売価格を抑えているママチャリはどこでコストを削減しているのかと言うと、チューブのように目に見えない部分の品質なのだと実感しましたね。
ベースとなるチューブの品質がこれでは、いくら表面からパッチを貼って修理したところで、薄い部分が圧力に耐えきれずスローパンクを繰り返すわけです。
このチューブ大爆発事件のお陰で、タイヤもチューブもリムバンドも、このタイミングでまとめて交換で間違いないと感じたのでした。
自転車のタイヤ交換はいくらかかる?あさひで後輪パーツを買った値段
さて、無事にバラし終えて原因もスッキリ判明したところで、これからパーツを買い揃えることにします。
自転車のタイヤ交換を自分でやるならタイヤ、チューブはいくらか
サイズ間違いという一番避けたい失敗を防ぐため、今回はこの外した「ボロボロの3点セット」をそのままお店に持って行き、「これと完全に同じサイズの一式をください」とお店の方に相談しました。
サイクルベースあさひでプロの店員さんが「それならこれが一番ですよ」と選んでくれた最強の布陣と、実際のレシートがこちらです。

- 合計金額:4,532円(税込)
私が選んだのは、肉厚なゴムでパンクしにくい「タイパンクタイヤ」と強度のあるスーパーチューブ。
リムバンドは20円という驚きの価格でした。
ここで店員さんから通常仕様のセットとの違いを聞いてみると…
通常セットとの差額はわずか「800円」
店員さんが提示してくれた耐パンク仕様ではないものは、セットで揃えても総額3,700円ほどでした。
強度が増しても差額は800円ほど。
さらに感動したのが、店員さんの神対応です。
並んでいるタイヤを2種類持ってきて並べてくれたと思ったら
なんと、普通のタイヤと耐パンクタイヤの「地面に触れる部分(トレッド面)」を、実際に手で触り比べさせてくれたのです。
直接触ってみて、その違いに驚愕しました。
普通のタイヤは本当に驚くほど「ペラペラ」。
それに対して、今回選んだ耐パンクタイヤは圧倒的に肉厚でコシがあり、「あ、これならチューブを守ってくれるわ」と納得できるレベルでした。
たった800円の差額で、あのペラペラからこの安心感が買えるなら価値ある投資です。
あさひで後輪のタイヤ交換をすると値段はいくらかかる?
店員さんに「ちなみに、もし自転車をそのままお店に持ち込んで、後ろのタイヤ・チューブを丸ごと交換してもらったらいくらになりますか?」と聞いてみました。
返ってきた答えは、工賃込みで総額 約8,800円。
「ご自身で交換できるなら、ご自身で交換された方が良いですよ」とのアドバイス。
自分でネット動画を参考にしながらDIYしたことで、約4,300円節約できたことになります。
節約家PTスノーボーダーと名乗っているだけあって、ちゃんと節約につながるDIYができていると実感できて少しニヤけました(笑)
後輪タイヤを自分で交換するやり方は外した順番とは逆で進めます
必要なパーツが揃ったので、くみ上げていきます。

まずはリムバンドをホイールに装着。

自転車をひっくり返したこの状態、普段はフルカバーに覆われていて触れない「チェーン」や「ギヤ周り」「手の届きにくいホイール軸」にアクセスする絶好のチャンスです。
せっかくなので、長年の走りでドロドロに溜まっていたスラッジ(油汚れと砂の塊)をパーツクリーナーで一気にシューッと洗い流し、ピカピカにした状態で新しくチェーンオイルを注油しました。
お店のタイヤ交換ではスルーされがちなポイントを、自分の手でとことん美しく仕上げられる。これぞDIYの醍醐味です!

ちなみに、タイヤの前後方向が分からない場合は、タイヤの「ロゴ」がチェーン側に来るようにすれば問題ありません。
メンテナンスしながら、チューブ、タイヤと組み込んでいき、外した順番を思い出しながらくみ上げていきます。
外す時に写真も撮っていたので、確認しながらくみ上げていきます。
ほぼ順調に組み上がり、最後に内側変速のパーツだけ順番を間違えるミスをしたものの、これもご愛敬。
最後にしっかり空気を入れ、ブレーキの効きと変速のスムーズさを確認するための試運転をして、すべての作業が完了しました!

新品の後輪タイヤを見ると、作業の苦労も充実感に変わります。
店員さんに手で触らせてもらったあの「ペラペラな通常タイヤ」とは大違いの、圧倒的な肉厚感と安心感です。
あの大爆発した「胃袋チューブ」のトラウマも、これで完全に過去のものになりました(笑)
【実録】ママチャリの後輪タイヤ交換をDIY!2回のパンク修理でも直らなかった原因と、ブレーキワイヤーを外さない超効率化のコツのまとめ
今回のDIYにかかった費用は、パーツ代の4,532円のみ。
お店に頼む半額の値段(約4,300円の浮き!)で安心感が手に入りました。
浮いたお金で、最初に紹介した工具セットの元が余裕で取れてお釣りがくる計算です。
ママチャリの後輪交換は確かに少し手がかかりますが、工具を揃えてネット動画で手順のイメージさえ掴めば、素人でも十分に自分で交換可能です。
何より、やり遂げた後のこの達成感と、娘の通学を足元から守ってやれる安心感はプライスレス。
もし「パンク修理してもすぐ空気が抜ける…」と悩んでいる方がいたら、部分修理を繰り返すより、あさひで頑丈なパーツを買ってきて一気に全交換してしまうことを強くおすすめします!
【エピローグ(epilogue)】
パンクしたタイヤを自分で交換して費用を抑える。こうした小さな最適化の積み重ねが、実は大きなゆとりを生む種になります。
節約家スノーボーダーと名乗っている私の節約術は「出すべきところに出し、削るべきところを削る」という仕組みが支えてくれています。
節約に我慢はいりません。
ワクワクする未来の予算を自動で作ってくれる、自分だけの『費用生成システム』だと思ってみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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