【FLUX】カービングCV MF-11(テリエモデル)を徹底試乗レビュー。THとの比較で分かった「剛性と自由度」の真実

「カービングの圧倒的安定感が手に入る」
節約家PTスノーボーダーのこくだんです。
「CV」と言えば、カービングの神とも言われるラマさんが作ったFLUXのカービング向けモデル。
そんなCⅤをグレードアップしたのが、FLUXのカービング・ハイエンドモデル「CV MF-11(テリエモデル)」
カーボンで剛性を高めたベースプレートに、厚みのあるフットベッド。一体どんな感触なのか気になるところですよね。
そこで今回は、ほおのき平スキー場の試乗会で「CV テリエモデル」をじっくりと乗り込んできました!
ちなみに、私は『XV×CV』を組み合わせたハイブリッドモデル「TH」にも試乗済み。
その時の体感とも比較しながら、「CV テリエモデル」のリアルな実力をレビューしていきます。
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ほおのき平スキー場で開催されたFLUXの試乗会でCV Ⅿ F-11に試乗したレビュー

今回は、岐阜県の「ほおのき平スキー場」で開催されたFLUX(フラックス)の試乗会に参加してきました。「CV ⅯF-11」はカービング向けのモデル。今回はアーバーのボードに合わせて試乗した様子をお話ししていきます。
FLUX 「CV MF-11」はテリエ・ハーコンセンのアイデアが詰まったモデル
「ほおのき平スキー場」で開催されたFLUXの試乗会。
過去に試乗経験のあるCⅤが気になった私は、久々にCⅤに試乗しようとFLUXのテントに足を運びました。
しかし、私のブーツサイズに合うCⅤのSサイズは貸し出し中…
そんな状況でメーカーの方が「これならどうですか?」
と差し出してくれたのが「CV MF-11」でした。
CⅤのテリエモデルとしてSNSでも話題になっていたモデル。
しかも、26-27は厚みのあるフットベッドが『ヒールアップ』としてバージョンアップしているのでした。
私はすでに「CV テリエモデル」と競技向けモデルXVを掛け合わせた「TH」でベースプレートの感触は試乗済み。
ハイバックの形状でどのように感触が変わるのかを確かめるには絶好のチャンスと思い「CV テリエモデル」への試乗を決めたのでした。
FLUX 「CV テリエモデル」に試乗!ベースプレートの進化とは?
「CV テリエモデル」を観察してみましょう。
ボードに圧がかかりやすい四つ角にはブッシュが入っています。
ブッシュがボードの表面への過度な負担を軽減してくれる。

さらに、ローテーションが5穴ではなくて細かく設定できるように変更となっています。
これは前振りにしてローテーションをMAXで入れたい人には嬉しい構造ですね。
ハイバックも見てみましょう。

ハイバックは足首辺りは剛性が強そうに見えますが、ふくらはぎ辺りはスリムなラインで触った感触もしなやかさがあり動きを妨げにくそうな形状です。
アンクルストラップとトウストラップは私が愛用するXFと同じ、ワッフルストラップとFTⅯ ver 5.0。

足元は滑りにくいビブラムソールです。

そして、特徴的な分厚いフットベッド。

一目で厚みが分かりますね。
この厚めのフットベッドは、バインをボードに取り付けるのに少し手間取りました。
まず、フットベッドが簡単に外れない。
THの時にも感じましたが、指の力では外れない…
厚みのあるクッション素材のフットベッドは、指では動かないのでマイナスドライバーが欲しいですね。
さらに、厚めのフットベッドは、持ち上げても跳ね返るようにすぐに降りてきてしまう。
バインディングのビスを締めにくいのが難点です。
ここは、FLUXのメーカーの方も感じているようで今後の改善の課題だとお話ししていました。
CV ⅯF-11のセットアップボードはARBOR「CODA」

今回の試乗ではARBOR(アーバー)のキャンバーモデル「CODA」に「CV テリエモデル」をセットアップして挑みました。
ちなみに、私は最近ダックスタンスに近いセッティングで調子が良いのでCⅤでも極端な前振りにはしていません。
氷点下の気温の中、薄っすら降り積もったパウダーが舞い上がる絶好のコンディション!
まずはリフト乗り場までワンフットスケーティングで感触を確かめると、厚みのあるフットベッドが存在感を主張してきます。
明らかに足下が高い(笑)
この感触はTHと同じですが、やはり独特な感触です。
薄めのフットベッドで雪面の感触を繊細に感じたい人には違和感に感じるかもしれませんが、フットベッドが厚い分、ボコボコバーンでの衝撃吸収性は高そうです。
リフトに乗るまでのワンフットスケーティングでは、フットベッドの厚みを感じたものの、極端に反応が強いといった剛性の強さのクセみたいなものは感じませんでした。
リフトに揺られたゲレンデ上部を目指します。
リフトを降りたらバインを締めてまずは「CV テリエモデル」の感触を確かめます。
重心移動でトウ、ヒールとターンを切っていくと、明らかに力の伝達の良さを感じます。
エッジ際に力を加えて雪面を捉えている感覚がある。
軽く重心移動しているだけでもエッジの掛かりは良いですね。
さすが厚みのあるフットベッドが良い仕事をするCV ⅯF-11。
少し速度を上げてのカービングをしてみると、「CV テリエモデル」が本領を発揮します。
キャンバーボード特有の、角付けした瞬間にエッジが雪面を素早く捉えるクイックさが気持ちいい。
カービングで苦手意識を持ちやすいヒールサイドターンでもボードが「ガガガッ」とズレずに綺麗にラインを描いてくれます。
ヒールサイドターンではヒールカップが高めの設計のCⅤに、厚みのあるフットベッドの合わせ技でドラグも気にならず、更にヒール側のエッジに効率よく力を加えられます。
ボードを角付けしたら雪面を逃さずガッチリと捕まえ続ける力強いエッジング。
そのままエッジがズレることなくターンを切っていきます。
「CV テリエモデル」はカーボン素材のベースプレートで剛性が強い分、足首全体の固定力が高くて動きにくいのではと思いがちですが、足首周りの制限は私的には気になりませんでした。
ハイバックはブーツのふくらはぎ部分と引っかかるようなこともなく、ボード上での動きを妨げません。
なので、程よくボードの上での前後の動き(ピッチング動作)ができます。
ボードの上で動きながら、キャンバーの反応の良さを感じつつ描くカービングが気持ちいいと思いながら試乗を終えるのでした。
「CV テリエモデル」と組み合わせたARBOR「CODA」との相性は…
結論から言うと、この組み合わせはまさに「ベストマッチ」でした。
このCVの高い剛性がエッジへのパワー伝達してCODAのキャンバーが鋭く雪面を捉える。
ボードの特性の良さを「CV テリエモデル」が上手く引き出してくれたなぁと感じました。
そのため、反応の良さを求める板には「CV テリエモデル」は相性が良さそうだと思いました。
THと比較して感じた「CV ⅯF-11」のポテンシャル
「TH」は尖ったモデルとメーカーの方に勧められながら試乗したのですが、そこまで扱いずらい印象はありませんでした。
ただ、XVのハイバックはやはり硬い。
その点、「CV テリエモデル」は硬すぎないけど力の伝達の良いハイバック。
通常のCⅤはベースプレートのサイドウォールで左右の動きを妨げられるような感触を感じますが、「CV テリエモデル」は程よく動けるし、私としては扱いやすい印象です。
- 左右への動きの自由度 通常のCVと比較して、今回試乗したモデルはサイドウォールの干渉を感じさせず、左右への足首の動きが極めてスムーズでした。
- ハイバックの特性 「TH」がXVのハイバックを採用して剛性を極めているのに対し、今回のCVのハイバックは、よりしなやかな動きとレスポンスのバランスが取れています。「TH」と比較しても、足首を動かしたい時の追従性はCVの方が扱いやすい印象です。
THが「圧倒的なパワーと剛性」を追求した進化系だとすれば、CVは「カービングに必要な要素が完璧なバランスで完成された不動のモデル」だと言えます。
まとめ:CV ⅯF-11はこんな人におすすめ!
CV ⅯF-11は改めて「カービングを本気で楽しみたい人」にとっての選択肢だと思いました。
- エッジングの正確さと力強さを追求したい人
- キャンバーボードの反発を最大限に活かしたい人
- 「尖りすぎ」ず、かつ高いレスポンスで自由度も確保したい人
「TH」と「CV ⅯF-11」の間で悩んでいる方がいれば、まずはこの「CV ⅯF-11」の方が扱いやすいのではないかと思います。
ただ、注意点として、厚めのフットベッドはメンテナンスが難しい。
なので、厚めのフットベッドモデルはネットでは販売しないようです。
店舗で、販売員の説明を挟んで、ユーザーに理解して販売する方針だとメーカーの方がお話ししていました。
私は、リリーズ直後の話題沸騰中だった頃に試乗会でCⅤに試乗経験があるのですが、レギュラーモデルのCⅤもカービングの上達したい人にはおススメできるモデルだと感じました。
力の加えにくいヒールサイドターンで、普段通りのターンで力の伝達がここまで変わるのか!
ズレないヒールサイドターンを手に入れるならCⅤだ!と試乗会で衝撃を受けたことを覚えています。
カービングに特化して上達したい人にはレギュラーモデルのCⅤもおススメです。
※今回試乗したテリエモデルの厚めフットベッド(MF-11仕様)は店頭限定ですが、ベースとなるレギュラーモデルのCVはネットでも予約購入可能です!
最後に、今回の試乗中にも改めて感じた「バインディングの性能を現場で100%引き出すための必須アイテム」を合わせてご紹介します。
CⅤの性能を100%引き出すセルフメンテおススメ3選
せっかく手に入れた新しいギアも、日頃のメンテナンス次第でその性能は半減してしまいます。「現場でサクッと最高の状態を作る」ために、車やウェアのポケットに忍ばせておきたい厳選アイテムをまとめました。
①【足元の安全】緩んだビスはその場で即解決!携帯用ドライバー
「急にボードが扱いずらくなった…」
と思ったらバインが緩んでグラグラになっていたという経験ありませんか?
私はバインへ負担をかけやすい滑りなのか、ビスの緩みが多いです。
グラグラのバインで滑り降りるのはストレスですよね((+_+))
メンテナンススポットを探すのも、時間と労力を奪われる…
手のひらサイズの携帯用ドライバーがあればその場で解決できちゃいます!
バインの急な緩み対策に、1本持っておくと重宝しますよ!
②【滑走性のベース】滑走面の汚れをガッツリ剥がす!ポケットスクレーパー
「なんか今日、板の走りが悪いな…」
と思ったら、ワックスを塗る前にまずはこれで古いワックスや雪面の汚れ(油分や黄砂)を削ぎ落としましょう。
これだけで板の滑りが劇的に変わります。
14.5cm×6cmのサイズならポケットに入れられる!
③【加速の仕上げ】春の悪雪や湿り雪も恐くない! 簡易ポケットワックス(生塗りタイプ)
フラットバーンでボードが失速する…
春の湿り雪でボードが走らない…
走らないボードは楽しめないだけでなく、地味に体力も削り取ります。
ワックスはスノーボーダーの必須アイテム!
滑走面にサッと塗って伸ばすだけで、驚くほど走る板に生まれ変わります。
アイロン不要で、塗ったらそのまま滑れる手軽さがおススメポイント!
しっかりメンテナンス派にはホットワックスがおススメです。
私はホットワックスも利用しています。
ほおのき平スキー場のFLUX試乗会ってどんな感じなの?
私の試乗会のリアルな裏側はコチラの記事でこっそり公開中です。
25/26シーズン2日目はほおのき平スキー場で試乗会!&高山観光
【エピローグ(epilogue)】
新しいモデルの感触を手に入れたい!でも…
「スノーボードはお金がかかる…」
「財布が追い付かない…」
そう悩んでいる方にこそ、私が実践している『費用生成システム』を知ってほしい。
我慢してスノボを諦めるのではなく、仕組みを作って全力で楽しむ。
私が年間38万円を捻出し、趣味も家族の時間も妥協しなくなった具体的な手順は、こちらのロードマップにまとめています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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