【サロモン】OVERCAST(オーバーキャスト)の試乗評価レビュー!初心者から遊べる万能ボード!

節約家PTスノーボーダーのこくだんです。
春真っ只中の高鷲スノーパークで開催されたショップ主催の試乗会に行ってきました。
実はこの日、一番の目的は「スノーボード2回目の超ビギナーな娘」にぴったりのボードを探すこと。娘が安全に楽しく上達できる1本を見つけてあげたいな〜という親心全開で足を運んだわけですが……せっかくの試乗会、私も気になるギアをチェックしない手はありませんよね!
そこで今回ピックアップしたのが、個人的に以前から気になっていたSALOMON(サロモン)「OVERCAST(オーバーキャスト)」です。
この「OVERCAST(オーバーキャスト)」、乗ってみると、スライド操作性が抜群!しかもキャンバー形状でターンも安定する。
オールラウンドボードに楽しみたい!ビギナーでも扱いやすい!そんなモデルでした。
娘のサポートもしつつ、自分自身も遊び心満点で乗ってみたリアルなインプレッションをお届けします!
こくだんスノーボードの全試乗モデルが一覧になったページはコチラをチェック!
自分に合う板を様々なモデルと比較して選びたい方は、こちらの『オールラウンドボード徹底比較』もチェックしてみてください!
【サロモン】OVERCAST(オーバーキャスト)の試乗評価レビュー!

試乗会の舞台となったのは、岐阜県の名峰・高鷲スノーパーク。時期は3月下旬。この日は気温がぐんぐん上がり、ゲレンデの雪質は完全な「ザクザクのシャーベット雪」!足を取られやすく、ボードの走りと操作性が如実に試されるコンディションでした。「こんな春の重い雪で、どんな動きを見せてくれるのかな?」と期待と少しの不安を抱えながら試乗したのがオーバーキャストです。
SALOMONスノーボードのOVERCAST(オーバーキャスト)147cmをチョイス

まずは私のスペックと、試乗したサイズのご紹介です。
- 身長:162cm
- 試乗サイズ:147cm(少し短めの取り回し重視サイズ)
162cmの私からすると、147cmは「グラトリや地形遊びをしながら軽快に滑るのにちょうどいい!」という絶妙なサイズ感。
シャバ雪&低速での操作性を確かめるために、あえて147cmを選んだのでした。
ちなみに、セットアップするバインディングはハイランダー。

ハイランダーのレビューはコチラの記事で紹介しています。
【サロモン】試乗会でHIGHLANDER(ハイランダー)を評価レビュー!頼れる縦のレスポンス×自由度のバインディング
OVERCAST(オーバーキャスト)のスペック
まずは、OVERCAST(オーバーキャスト)を詳しく観察します。

キャンバー形状と足元のロッカー形状でエッジの極端な引っ掛かりがなく、キャンバーのハリでターンもしやすいモデルなのではと読み取りました。
フレックスも5段階中で「3.5」と硬めには振っていますね。
とは言え、SALOMONスノーボードは全体的に柔らかめなのでグラトリにも使えるのではないだろうか…。

純粋なキャンバー形状のようにも見えますねぇ。
ノーズとテールのロッカーは横から見るとそこまで強くないようにも見えるけど、実際の操作感はどうなのだろうか…?

ソールはシンプルなグラフィック、シンタードベースとなっていますが、黒い部分はグラファイトではないのか?
だとしたら、滑走性は高いだろうけど、ビギナー向けラインナップだろうし黒いシンタードなのかな?
一通りボードを観察したらさっそく感触を確かめます。
さっそくスケーティング(ワンフット)でリフト乗り場まで滑ってみたのですが……
「ん?すごく素直で癖がない!」
足元で引っかかる感じが一切なく、スムーズにスルスルと進んでくれます。この時点で「あ、扱いやすそうだな」と感じました。
この日の試乗の裏側はコチラの記事でこっそり公開中です。
25/26シーズン5日目は高鷲スノーパーク「ヒマラヤ試乗会」!3世代で楽しむ欲張りスノートリップ
OVERCAST(オーバーキャスト)の実走インプレッション

ゲレンデ前チェック&緩斜面での滑り出し
リフトを降り、娘と一緒に春のザクザクシャバ雪で覆われた緩やかな斜面へ。
バインディングを締め、ヨイショと立ち上がったその瞬間……!
(ん!? これダブキャン……!?)
立った瞬間に、まるで「ダブルキャンバーのボードに乗っているんじゃないか?」と錯覚するほどの旋回性とスライドのしやすさが足裏からビンビン伝わってきたんです!
「これ、絶対にズラしやすいやつだ!」と直感しました。
実際に滑り出してみると、その直感は大正解。
なんと、右足・左足のわずかな体重移動(軸の入れ替え)だけで、ボードがくるくると勝手に回ってくれるレベル!緩斜面を流しながらボードをクルクル回すのが面白くて、ついついニヤけてしまいました。
キャンバー形状でありながらも、ここまでスライドさせやすいのは正直驚きました。グラトリ向けのキャンバーモデルとも変わらないか、それ以上のルーズ感があります。
ターン&カービング・操作感
「ここまでスライドしやすいと、スピードに乗せたときにバタついたりエッジが抜けたりするのかな?」と思いつつ、少し速度を上げてボードを立ててみました。
すると、意外や意外!
スピードに乗せてエッジにしっかり体重をかけてあげると、ターン自体は決して不安定ではなく、想像以上にスーッと切れていってくれます。
エッジが引っかかる怖さがないのに、必要に応じてちゃんとエッジが噛んでくれる安心感がありました。
さらに、フレックス(板の柔らかさ)もしなやか!
ノーズにじわっと乗って弾くように蹴り出したり、テールを煽ってポンッと弾いてみたりすると、ボード全体が素直にしなってくれる感覚が手にとるように分かります。
初心者レベルのグラトリでもボードの柔らかさを体感できて素直に楽しいと思えました(笑)
スライド性能が良いなら地形遊びも楽しめるはず!
シャバ雪&緩斜面なので速度は乗せられないままに地形にも入ってみると、ロッカー形状のノーズのおかげですんなりと地形にも入っていけます。
調子に乗ってザラメ雪の溜まったボコボコした壁に突っ込んでいった時のこと……。「うわっ、さすがに深く入りすぎた!?」と一瞬ヒヤッとしました(笑)。
とは言え、しなやかさのあるオーバーキャストなので何とか転倒は回避。
今回は、シャバ雪&ビギナーの娘との滑りの中での試乗だったので、ハイスピードでキレキレのカービング性能を試すことはできませんでしたが、低速~中速での操作としなやかさを体験して試乗を終えるのでした。
4. カタログスペックから挙動を再評価(答え合わせ)

滑り終えたあと、改めてカタログスペック表を見返してみて「あぁー!だからあの乗り味だったのか!!」と大納得。ちょっと論理的に答え合わせをして見ましょう。
- PROFLIE:Cross Profile(クロスプロファイル)
- カタログを見ると、足元(インサートホール間)がキャンバーで、ノーズとテールにかけてロッカーが入っている形状です。
- 【理由】 立ち上がった瞬間に感じた「ダブルキャンバーのようなスライドしやすさ・回しやすさ」は、このノーズ・テールのロッカー構造のおかげ!エッジの引っかかりを極限まで抑えてくれていたんですね。一方で、足元にはキャンバーがあるため、速度を上げたときにはしっかりエッジが噛んで切れてくれたわけです。
- SHAPE:Tapered Directional / SIDECUT:Quadratic
- ウエスト幅も147/150サイズ付近で24.4cm〜24.7cmと標準的で癖がなく、サイドカット(Quadratic)としなやかなフレックス設計が組み合わさっています。
- 【理由】 147cmという短めサイズも手伝って有効エッジ長が適度で取り回しやすく、左右の体重移動だけで素直にボードが動いてくれた理由がここにありました。
5. 総評・まとめ
サロモンのOVERCAST(オーバーキャスト)は、一言で言えば「逆エッジの恐怖から解放してくれる、とにかくストレスフリーな万能ボード」でした!
良かった点・特徴
- 圧倒的なスライドしやすさと取り回しの軽さ(引っかかり感がほぼナシ!)
- 足元のキャンバーによる、適度な安定感とターンの切れ味
- しなやかなフレックスで、ノーズ・テールのしなりを活かした遊びがしやすい
こんな人・スタイルにおすすめ!
- スノーボードを始めたばかりのビギナー・初心者の方(エッジが引っかかりにくく、ターンのきっかけが掴みやすい!)
- 低速でゆるく遊びたい方や、グラトリ・地形遊び・フリースタイルを楽しみたい方
- 1本でゲレンデ全体をストレスなく流したいスノーボーダー
ガンガンの急斜面をハイスピードで攻め立てるカリカリのカービングマシンというよりは、「滑る楽しさ・操作する楽しさ」を教えてくれるフレンドリーな1本です。
こくだんスノーボードの全試乗モデルが一覧になったページはコチラをチェック!
スノーボードのギア選びに、万人に共通する『正解』はないと私は考えています。身長や体重、スキル、そして身体の感覚まで、条件は一人ひとり違うからです。だからこそ、私のレビューは鵜呑みにせず『一つの指標』として参考にしてください。スペック表と私の説明を照らし合わせ、あなた自身で判断して選んだ一本こそが、きっとあなたの最高の相棒になるはずです。
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①【足元の安全】緩んだビスはその場で即解決!携帯用ドライバー
「急にボードが扱いづらくなった…」
と思ったらバインが緩んでグラグラになっていたという経験ありませんか?
私はバインへ負担をかけやすい滑りなのか、ビスの緩みが多いです。
グラグラのバインで滑り降りるのはストレスですよね((+_+))
メンテナンススポットを探すのも、時間と労力を奪われる…
手のひらサイズの携帯用ドライバーがあればその場で解決できちゃいます!
バインの急な緩み対策に、1本持っておくと重宝しますよ!
②【滑走性のベース】滑走面の汚れをガッツリ剥がす!ポケットスクレーパー
「なんか今日、板の走りが悪いな…」
と思ったら、ワックスを塗る前にまずはこれで古いワックスや雪面の汚れ(油分や黄砂)を削ぎ落としましょう。
これだけで板の滑りが劇的に変わります。
14.5cm×6cmのサイズならポケットに入れられる!
③【加速の仕上げ】春の悪雪や湿り雪も恐くない! 簡易ポケットワックス(生塗りタイプ)
フラットバーンでボードが失速する…
春の湿り雪でボードが走らない…
走らないボードは楽しめないだけでなく、地味に体力も削り取ります。
ワックスはスノーボーダーの必須アイテム!
滑走面にサッと塗って伸ばすだけで、驚くほど走る板に生まれ変わります。
アイロン不要で、塗ったらそのまま滑れる手軽さがおススメポイント!
しっかりメンテナンス派にはホットワックスがおススメです。
私はホットワックスも利用しています。
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【エピローグ(epilogue)】
新しいモデルの感触は最高で試したい…でも、、、
「スノーボードはお金がかかる…」
「財布が追い付かない…」
そう悩んでいる方にこそ、私が実践している『費用生成システム』を知ってほしい。
我慢してスノボを諦めるのではなく、仕組みを作って全力で楽しむ。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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